鳥類臨床研究会会報 原稿執筆要領
1.投稿区分
1.1 投稿区分の選択
投稿区分は論文と雑録に大きく分かれます。掲載時はそれぞれ区域をわけて掲載されます。
@論文(総説、原著、短報、記録)
掲載には、審査委員による審査、および編集委員による校閲が必要となります。論文投稿者は投稿の内容から適合する区分を選び、下記のガイドラインに従って執筆を行ってください。ポイントは総説5点、原著4点、短報3点、記録1点となっております。
A雑録(意見、紹介、書評、資料、見聞、情報など)
掲載には、編集委員による校閲が必要となります。原則自由投稿ですが、内容が本誌に適さないと判断された場合には掲載を見送らせていただく場合があります。雑録のポイントは一律1点となっております。
1.2投稿区分のガイドライン
総説
鳥類臨床に関するある特定の分野に関し、投稿者の研究成果を幾つか含め、主要な文献を集め、体系的に整理、論述したもの。原則として編集委員会からの依頼投稿。
表題:和文および英文
要約:和文(500字以内)および英文
キーワード:原則として6語以内
刷上がりページ数:A4の用紙で20枚(28800字)以内
参考文献:30編程度
原著
新知見を含む価値有る事実が客観的に検証され、結論付けられている報告。
表題:和文および英文
要約:和文(500字以内)原則として英文の必要あり
キーワード:原則として6語以内
刷上がりページ数:原則としてA4用紙で15枚(21600字)以内
参考文献:10編程度
短報
新知見を含む価値ある事実が客観的に検証されているが知見が部分的な報告、あるいは十分な結論に至っていないが速報性を重視した報告。一般的な症例報告はこの区分に入る。
表題:和文および英文
要約:和文(500字以内)原則として英文の必要なし
キーワード:原則として6語以内
刷上がりページ数:A4用紙で6枚(8640字)以内
参考文献:10編程度
記録
新知見を含む価値ある報告だが、検証や裏づけが十分にされていない、あるいは結論に至っていない速報性を重視した報告。考察や参考文献が必要のない簡易的な書式形態。
表題:和文のみ
要約:必要なし
キーワード:必要なし
刷上がりページ数:A4用紙で原則1枚(1440字)、6枚(8640字)以内
参考文献:必要なし
雑録
表題:和文のみ
論文形式を問わない。
刷上がりページ数:A4用紙で6枚(8640字)以内
2.原稿の体裁
投稿者は以下の執筆要領に従い原稿の体裁を整えた上で投稿を行う。
2.1 原稿作成の媒体
原稿の執筆は原則としてワープロソフトで行うものとし、ワープロソフトはMS-WORDを使用するものとする。
2.2 ページ設定
@ページ設定のダイアログボックスは、メニューの[ファイル]→[ページ設定]を選択する事で表示される。
A選択後、以下の画面が表示される。
[文字数と行数]のページで以下の設定を行う。
文字数:指定なし
行数:36行
行送り:18pt
B次に[余白]のページで以下の設定を行う。
余白:上35mm下30mm左30mm右30mm
2.3 フォント設定
@フォント設定のダイアログボックスは、メニューの[書式]→[フォント]を選択する事で表示される。
Aダイアログボックスが表示されたら[フォント]のページで以下のように設定する。
日本語フォント:MS明朝
英数字用のフォント:Century
サイズ:10.5
B本文中では太字、アンダーライン等の文字飾りはむやみに使わないこと。
2.4原稿作成
投稿区分によって書式が異なることに留意して執筆を行うこと。
(総説・・・総、原著原…,短報…短,記録…記、雑録…雑)
表題:和(総・原・短・記・雑)
【改行】
【段落1アケル】
著者名:和(総・原・短・記・雑)
*苗字と氏名の間は半角スペース
【改行】
【段落1アケル】
所属:和(総・原・短・記・雑)
【改行】
*氏名の上付き文字・・・著者らが同一所属の場合はなし。異なる場合は1)、2)とする。
例1)
小嶋 篤史、西谷英
鳥と小動物の病院 リトルバード
例2)
小嶋 篤史1)、牧野幾子2)
1)鳥と小動物の病院 リトルバード、2)横浜小鳥の病院
【改行】
連絡責任者:和(総・原・短・記・雑)
*連絡責任者の所属の右横に † (上付き文字)を付ける。
* 連絡可能な著者の連絡先(住所、E-mail)を記載してください。連絡先を公表したくない場合は、「†連絡先:編集事務局」としてください。
例)
小嶋 篤史1)†、牧野幾子2)
† 連絡責任者:小嶋篤史(鳥と小動物の病院リトル・バード)〒154-0021東京都世田谷区豪徳寺1-46-16諏訪ビル202号
E-mail:ccv------@hkg.odn.ne.jp
【段落1アケル】
要約[見出し](中央寄せ)
要約[本文]
和:(総・原・短・記・雑)
*要約には外枠をつける(罫線のツールバーにある)。
キーワード:和:(総・原・短)
【段落1アケル】
本文:(総・原・短・記・雑)
序論(はじめに)は、見出しを必要としない。
それ以外には見出しをつける。
例)材料と方法(あるいは症例)、結果、考察
*記録に考察は原則必要ない。
【段落1アケル】
謝辞:必要であれば記載する。見出しは必要ない。
【段落1アケル】
文献:(総・原・短)
【段落1アケル】
*以下、英語表記についての要領
表題:英(総・原・短)
【改行】
著者名:英(総・原・短)
【改行】
所属:英(総・原・短)
【改行】
例1)
Atsushi Kojima, Hide Nishiya
例2)
Atsushi Kojima1), Ikuko Makino2)
【改行】
連絡責任者:英(総・原・短)
例)
Atsushi Kojima1)†, Ikuko Makino2)
【改行】
1)Little Bird, 2)Fujisawa Avian Clinic
【改行】
†Corresponding Author : Atsushi KOJIMA(LITTLE BIRD)1-46-16-202 Goutokuji, Setagaya-ku, Tokyo-to, 154-0021, Japan
【改行】
E-mail:ccv-----@hkg.odn.ne.jp
【段落1アケル】
SUMMARY [見出し](中央寄せ)
【改行】
Summary [本文]
英:(総・原)
【改行】
Keywords:英:(総・原)
2.5図表の決まり
図表は原稿末尾に掲載され、掲載される大きさは編集の都合により縮小される場合があることに留意する。
図表は本文に現れる順に、図1,2,3・・・あるいは表1,2,3と表記する。
表はExcelで作成するものとし、表の罫線は横軸のみとする。
図はJPEG形式で保存し、100KB以上、3M以内のサイズのものとする。
原則として、刷り上りページ数に含める。
2.6単位について
単位と略号は国際単位に準拠する。
2.7動植物の名前
本文中の動植物の和名はカタカナとし、初出においては学名を併記する。
属、種、亜種の学名はイタリック体とし、学名は本文中の初出においては完全表記する。
2.8文献について
文献の順番は第一著者名のアルファベット順、発行年順に並べ、1)、2)、3)・・・と番号を記載する。本文中では、文献を引用した文章の最後等に文献の通し番号を「上付き」で記す。文献の通し番号は、1,2)あるいは、3-6)のように表す。
例1)オカメインコ3例において報告がある1)。
例2)オカメインコ3例1)、セキセイインコ2例2)において報告がある。
孫引きは書かない。実際読んだ書籍を参考文献とする。
書籍の場合、一冊全てを文献としてあげるのではなく、引用した章あるいは項などがわかるように記載する。
薬などの添付書は文献に含まれない。
私信は文中に記載する(私信者名 私信年:私信)。
要約(アブストラクト)のみ参考にした場合は、最後に(abstruct)を記載する。
欧文雑誌名の略はIndex Medicusに従う。和文雑誌名は正式名称を記載する。
2.9文献の記載について
欧文雑誌
文献番号) 著者名 (発表年): 題名. 雑誌略称. 巻(号): ページ.
1)Giddings, R.F., Richter, A.G. (2000): Multiple Exostoses in a Black-Masked Blue Lovebird (Agapornis personata) . J. Avian Med. Surg. 14(1): 48-52.
*学名はイタリック
*雑誌名はイタリック
和文雑誌
文献番号)著者名 (発表年):題名, 雑誌名, 巻(号): ページ.
1)真田 直子,真田 靖幸(2004):鳥クラミジア症,獣医畜産新報,57: 380-386.
欧文書籍
文献番号)著者名 (発表年): 章題名. In:書籍題名(監修者名 ed(s)), ページ, 出版社名, 出版社所在地.
1) Joyner, K.L.(1994):Theriogenology. In: Avian Medicine(Ritchie B.W., Harrison, G.J., Harrison, L.R., eds) ,748-804,
Wingers,
*書籍副題はあれば。
*出版社所在地は州名を記載
和文書籍
文献番号)著者名 (発表年): 章題名. 書籍題名:書籍副題(監修者名 監修), ページ, 出版社名, 出版社所在地.
1) 藤本 胖, 藤原公策, 田島 正典(1984):運動器系, 家畜病理学各論(朝倉邦造監修), 274-301, 朝倉書店, 東京.
訳本の場合
文献番号) 欧文著者名[この章を書いた人]:章題名[日本語].書籍題名[日本語].監訳者名,ページ,出版社名[日本国内](出版年[訳本が出版された年]
著者名
英文雑誌の場合、姓(ファーストネーム)(半角スペース),ラストネーム頭大文字.(ミドルネーム頭大文字). の順となる。
ファーストネームの後にコンマ(,)を入れる。
ミドルネーム、ラストネームは略し頭大文字の後にピリオド(.)を入れる。
二人目の前にコンマ(,)を入れる。
例)Greg J Harrison とAlan M Fuge の共著の場合
Harrison, G.J., Fuge, A.M.
著者が3名より多い場合、第一著者名のみを記載し、et al. と付記する。
例)Greg J Harrison とAlan M Fuge とJaime SamourとIkuko Makinoの共著の場合
和文雑誌の場合、
例)海老沢和荘と牧野幾子の共著の場合
海老沢 和荘, 牧野 幾子
3名より多い場合は、最初の著者名のみ記載し、ほかと付記する。
例)海老沢和荘と牧野幾子と小嶋篤史と
海老沢 和荘 ほか