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1965年(昭和38)山人会報18号より
篠原 登
つやつやした血色のいい顔色、19貫。5尺7寸の体格は山人会中の横綱、それでいて丁寧さとやわらかさを持っており、科学技術庁次長の経歴を持つお役人タイプはミジンもない。
逓信省時代27歳で世界的大発明無装荷ケーブルを完成させた。これで日本〜ハルピン間3000キロの長距離ケーブルを敷いて勲章をもらった。そのほか電灯線利用の農村電話とか、16件もの特許を持っている。逓信院時代同志とはかって「早く終戦に持ち込むべきだ」といって回り、憲兵隊ににらまれたことがあり、お役人としては気骨ある正義派、お役人を辞めて民間人になったり、東海大学理事、電気通信協会理事をやったり、東京都中学校PTA協議会副会長の肩書きもある。
退官後は荻窪の自宅で、まだ名残をとどめている武蔵野を散策する時間も出たようだが、人柄をかわれて古巣の科学技術庁顧問やら、まだ自適という具合には参らないといっている。北巨摩郡明野村出身、工学博士、59歳。