声優演技研究所
≪ レッスンの進め方 ≫

ファーストクラス午後1時ごろ開始。 ハイクラス午後6時ごろより開始。
  • どちらのクラスも生徒の希望に応じて、アフレコ・立ち稽古・殺陣・発音・滑舌・ナレーションのレッスンを行います。
  • あなたの伸ばしたい分野を重点的にレッスンします。あなたがやってみたい練習を講師に申し出てください。演技の基礎から応用までしっかりとレクチャーいたします。
  • <基礎練習メニュー>
≪リラックス≫
緊張して体がこわばっていては、声がうわずったり、かすれたりして、伸びのある艶やかな声を出すことが難しくなります。緊張の原因は、肉体的なものと精神的なものの2種類が考えられます。『ストレッチ(柔軟体操)』と『メンタルトレーニング』で、心と体の緊張をほぐします。(※)「メンタルトレーニング」(心理トレーニング・演技に対する考え方のトレーニング)は、緊張を解きほぐすだけでなく、日常の観察や、読解力、洞察力、日々の練習方法の効率化などにも役立ちますので、演技レッスンの合い間など、あらゆる所に取り入れています。
≪ノドを開く≫
いきなり大きな声を出して声帯を痛めてしまっては大変です。始めはノドを開いて声の通りをスムーズにする練習を行います。
≪発声練習≫
口を大きく開いて「はっ・はっ・はっ・・・」と発声します。口の中でモゴモゴしゃべっていては声は聞き取れません。“声は前に出す”ことを意識させるため「呼びかけ」のレッスンも行います。
≪滑舌・発音練習≫
滑舌の良くない人は、「舌の筋力不足」と「口を正しく開けていない」ことが原因として考えられます。舌の動きを滑らかにするため「舌の体操」と、口を正しく開きながら「母音の発音練習」を行います。また腹式呼吸を意識しながら「50音・発音練習」も行います。他にも「外郎売」や、歯切れの良いセリフをしゃべる訓練として「割り箸を使ったトレーニング」を行います。
≪共鳴練習≫
口の中で音を共鳴させることで、よく響き、深みのある魅力的な声を創造します。
≪声の幅を広げる練習≫
高い声から低い声、そして裏声までも自由に使いこなせるよう練習します。
≪感情発散≫
大笑い、大泣きといった感情発散の練習を行います。
【注意事項】
  • 本当に大切なのは、「生徒たちの演技力が向上すること」です。
    時間割を厳守することではありません。
    常により良いレッスンを目指しております関係上、時間割の内容が多少変動することもありますのでご了承ください。
毎週のレッスンの有無は「レッスン予定表」をご覧下さい。
「声優養成所日記」には、毎週のレッスン内容が記載されています。

「どのようなときに、どのような指導を行えば効果的なのか」
そのときの状況に合わせて、いろいろな教え方が出来るように準備しておくことは大切だと思います。
【リラックスさせる】
緊張して普段の実力が120%発揮できないような生徒には、冗談を言うなどして緊張をほぐしてやるのが効果的です。
ただ、気持ちの緩みが原因で実力がでない者を、更にリラックスさせてもあまり効果は見込めません。
【励ます、叱る】
いつもと比べて気が緩んでいる、なんとなく気分が乗らない、それが原因で演技がうまくいかないときは、叱咤激励(しったげきれい)をするなどして気持ちをシャキッと引き締めてやるとパフォーマンスが良くなることがあります。

ただ、【リラックス】【励ます、叱る】といった指導法は、
「ふだんの演技はすごいのに、緊張や気の緩みが原因でいつもの調子が出せない」という生徒に実力を発揮させるやり方です。シャキッとさせても、実力がなければパフォーマンスは向上しません。
まだ実力があまり備わっていない生徒には、叱るのではなく「根気よく指導する」ほうが効果が表れやすくなります。
【問題点を探る】
演技の初心者で、あまり演技の経験がない生徒は、問題点は1つや2つじゃなくたくさんあるのが普通です。
そのたくさんある出来ないことの中から、「言葉をはっきりしゃべってごらん」「大きな声を出してごらん」など、なにかひとつを生徒にやらせてみます。
出来れば次の段階に進みます。
出来なければ、どういう練習をすれば言葉をはっきりしゃべったり大きな声が出せるようになるのか、といった具体的な方法を生徒に伝授します。
【技術論】
「発声、滑舌を向上させたいが、その練習方法が分からない」という生徒には、技術論を教えます。
【精神論】
技術的な練習方法は分かっているのに「三日坊主」で練習が長続きしない生徒には、精神論を語ることも有効です。
【黙って見守る】
また人間には、いろいろと口出しされるのをイヤがる心理があります。こちらからは何も言わず、生徒のやりたいことを見守るという指導方法も、時には必要になってくると思います。
【まとめ】
「生徒ひとりひとりに合わせた指導を心掛ける」と、よく言われますが、正にその通りだと思います。
緊張している生徒はリラックスさせ、
気の緩んでいる生徒は引きしめ、
「言葉をはっきりしゃべる」といった初歩的なことから少しずつ順を追って高度な課題に進んでいくことを意識するのは、指導者にとって大切ですね。
ひとつの方法に偏らず、あらゆる状況に対応した指導を心掛けながら、なにごとも「臨機応変」に対処することを忘れてはいけないと肝に銘じ、生徒たちと共に歩んでいこうと思っています。

【読解力が深まれば、演技がうまくなる!】
  • 「読解力の勉強なんて、アニメ声優になるには必要ないよ」と考えるのは大間違い。
    それだと、機動戦士ガンダムのシャア・アズナブルを理解することは出来ません。
  • シャアは、機動戦士ガンダムではライバル側。
  • 次回作の、機動戦士Zガンダムでは主人公側として描かれていますが、「シャアの立ち位置【ポリシー】は変わっていない」ことにお気づきでしょうか。

    機動戦士ガンダムでは、地球連邦にスポットが当たっています。
    機動戦士Zガンダムでは、地球連邦に反乱する人たちにスポットが当たっています。
    そして、シャアは元々、地球連邦とは逆の立場にいる人ですからシャアの立ち位置は両作品とも変わっていないんです。

    つまり、機動戦士ガンダムのシャアは「悪者」で、機動戦士Zガンダムでは「正義の味方」として演じてしまっては、シャアを理解していないということになってしまいます。

    もちろんシャア役の池田秀一さんは、どちらの作品でも変わりなくシャアを演じています。すごいですね。
    お分かりになりましたか。
  • ちなみに読解力が深まれば、「宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統は、物語が進むにつれて地球人よりに考え方を変えていったので、シャア少佐とは演じ方を変える必要がある」 ことにも気がつきます。
    アニメ声優めざして頑張りましょう。
読解力が声優に必要ないものでしたら、そもそも教えません。
声優の演技が本当に、カッコつけたり、ぶりっこするだけで良いならば、発声などの、「いい声が出る方法」しか教えません。
声優にとってなにが必要か。演技がうまくなるにはどうすればいいのか。一緒に学んでいきましょう。
  • 読解力について、もう少し教えてください。
    かんたんに言えば、「読書感想文」みたいなものだよ。
    小さいころ分からなかった本や映画が、大きくなると分かったりするだろう。それは考え方が深まったからなんだね。
    考え方が深まれば、読解力も深まって、登場人物の繊細な気持ちも分かるようになり、演技も深まる。つまり演技力がアップするんだ。
    たしかに人物の気持ちがよく分からなければ、深みのある演技は出来ませんからね。
    お話は変わりますが、声優の「ルックス」については、どう思われますか。
    最近は、イベントやコンサートなども増えたから、演技や読解力に加えて、ルックスなどの見た目も重要になってきたことはあるだろうね。
    だからルックスは大切だと思うよ。
    だけど、実力がないと、声優として長く頑張るのは難しいだろうね。
    ルックスがいいに越したことはない。
    だけど、演技力がなければ長続きはしない。
    だからこそ、演技や読解力を磨いて、実力を伸ばしていくことが大切なんですね。
    長く活躍できているアイドル声優は、演技力があるからこそなんだね。
    アイドル声優をめざすにしても、演技派声優をめざすにしても、いい演技が出来る、息の長い声優になれるようがんばろうね。

自分に合った練習方法を見つけて成長してください。
声優演技研究所では、発声の練習方法を1つではなく数種類。滑舌(かつぜつ)の練習方法も数種類お教えしています。
もちろん
生徒の皆さんは、「全ての練習をしなければ・・・」と考えるのではなく
たくさんある練習方法の中から、自分が好きになれるものだけを選んで練習してくださればOKです。

それには理由があります。

練習方法をたくさん知っているということは
「声優になるための武器」を、たくさん持っていることに繋がります。
そして、練習方法を知らなければ使う事は出来ませんが、知っていれば、使う事も、使わないことも可能になります。

だからこそ、数種類の練習方法を知っておくことが大切なのです。
頑張りましょう。応援しています。

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