例として、ポリエチレン管と、塩ビ継ぎ手を、接着してみました。
まず、接着方式を選択する。
加熱圧着ができるなら、
ホットメルトタイプでも良いが、
そうでなければ、
プライマータイプを使う。
スキップ66とスキップ606
この場合は、接合部の構造上
加熱圧着はし難いので、
プライマータイプを選択する。
@・・
SKIP606をしみこませた布で、
接着したい所を拭く。
(勿論、刷毛で塗っても良い)
A・・シンナーがとんだら、
トーチや、ホットガンで、加熱します。
ここがポイント!!
加熱は
瞬時でかまいませんが、
表面を
120℃以上にすることが
強い接着力を出す秘訣です。
500℃以上で短時間でやる方が良い。


加熱用具例 ホットガン 加熱用具例 トーチ

B・・
接着剤を塗る。
写真のエポキシ系接着剤は
アシスト6E(・・弊社製品)です。
C・・
ソケットに差し込み、
接着剤が固まれば、接着完了!
同じ方法で、いろいろな、異なる材質の管とも、接着できます。
上:ポリエチレン管と塩ビのエルボー
下:ポリエチレン管と塩ビのチーズ
(サイズの違う2種類)
(緑色のパイプの右端はパイプを
斜めに切断し、いも継ぎで接着した)
上:ポリエチレン管とEF継ぎ手(チーズ)を
“接着で”つないでみました。
下:左から、塩ビソケット・ポリエチレンパイプ・
ポリエチレンEF継ぎ手・鉄パイプ の順に
全部 “接着で” つないであります。
この様に、SKIP606とエポキシ接着剤を使えば、ポリエチレン管 と異種材質の管を、
自由に接合出来ます。
管の規格が異なって隙間があっても、固形分100%である無溶剤エポキシ接着剤で充填されるので、完全にシールされます。
(SKIP707と無溶剤ウレタン接着剤の組み合わせでも、同じことが出来ます。)