立体イリュージョンの利用法へ

--- イリュージョン立体の利用例 ---

遊園地などのための遊具として

図形計算コンサルタント 杉原 厚吉


 遊園地に、向きの不ぞろいな2台の滑り台を設置します。その滑り台で遊ぶ子供に とっては、通常の滑り台にしか見えません。

 でも、特別なスポットからそれを見ると、2台の滑り台は平行で、一方は上から下へ、 もう一方は下から上へ子供が滑っているように見えます。つまり、斜面を滑りながら登る というあり得ない現象が起こっているような錯覚が生じます。

 滑り台で滑る子供も、それを見ている親も、どちらも楽しむことができる新しい 遊具となるでしょう。


 紙で作った滑り台の模型です。これは一般の位置から見た滑り台です。

 次は、同じ滑り台を、錯覚の生じる視点から見たものです。玉が、転がりながら スロープを上っていくように見えます。


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