半熟味付け玉子の作り方(家庭用)

後半、塩分の浸透圧を使ったゼリー状の黄身の作り方を公開!


ラーメン店では、味たま、煮玉子、味付け玉子、味玉等と呼ばれている半熟味付け玉子

三条市の元町「龍昇園」さんから「龍昇園」さんの味たまの
茹で時間、タレの漬け込み時間を聞き、家庭で簡単に
出来るようにアレンジしてみました!

プロ仕様でなく、簡単家庭用という事で
ごく一般的な料理番組と同じく
数量は4人前としました。

用意する物・・・まだナイショ! これからおいおいと

とりあえず4人前という事で
玉子L玉4個用意します!
冷蔵庫で冷えたものを。

茹でている時の玉子の破裂と出来上がりの形の良さを考えて、
玉子のお尻(空洞があるところ)に画びょうで1つ穴をあけます
写真映像は分かり難いと思い、省略。

今回用意したのは、15cmの片手鍋
沸騰させ、玉子の投入を待ちます!

沸騰した鍋の中へ冷えた玉子をゆっくりと投入!
時計の針の秒針を見て、茹で時間は
きっちり7分(黄身がほとんどドロドロ
希望の方は6分30秒、黄身が少しだけ
固まった感触を味わいたい人は7分)
黄身が玉子の中心に来る様に箸で
かき混ぜながら茹でます。

ゆで玉子作りの鉄則どおり、茹で時間をちゃんと
守って、直ぐに水で冷す。
殻は冷蔵庫で冷えた玉子を直接お湯の中へ入れたので
新鮮な玉子でも、スルッ!ときれいにむけます。

これより漬け込み!
漬けだれは、家庭で簡単に・・・と言う事で
市販のラーメンスープ(たれ)を用意しました。
それも安価な奴! 玉子4個はふたつ用意!

それともうひとつ、良く目にするアレ!
そう! アイラップを用意!

ラーメンだれのラードが白く固まっていたら
レンジで軽く「チン!」して溶かし
アイラップにラーメンだれを入れ、茹でた玉子を入れて
なるべく空気が入らないようにして縛ります。

ラーメンだれ原液のままで、漬け込み時間30分、
そのままテーブルに置いておくと
テーブルと接する面が白く残りますのでこの様に
吊るして置くのがよいでしょうが、いい色に仕上げたいなら
時々中身をかくはんしながら30分待ちます! 

原液で30分漬け込んだ茹で玉子!
実は、この時ちょっと用事が出来
玉子を持ったまま車で外出したので
実際の漬け込み時間は35分でした。

さあ!出来上がり!(茹で時間7分)
包丁で半分にカット、白身は完全に固まり
黄身は少し固まり、中心はドロドロ!
一番喜ぶのは、子供達です!
いただきま〜す!

今回は茹で時間、沸騰後投入で7分
(先ほども言った様に、黄身がほとんどドロドロ
希望の方は茹で時間6分30秒で)
冷蔵庫で冷えた玉子を直接使用して下さい!(殻もツルッ!と剥けます)
漬けだれは市販のラーメンだれを原液使用で、漬け込み30分(35分)
漬け込み時間30分以上の場合は原液を2倍以上に薄める事を薦めます。
この辺を自分なりにアレンジして
美味しい半熟味付け玉子を作って下さい!


次に作った時、漬けだれをやや薄めに作って
(そばつゆに水を足して))
一日漬けたら、白身に味が染み込んでいて
結構いけました!
ドロドロの黄身もややゼリー状になり
次回は黄身をもっとドロドロにして2日漬けてみようかと


やってみましたって事で・・・
後半は

塩分の浸透圧を使ったゼリー状の黄身の作り方を公開!

前記のやり方で作った半熟茹で玉子を用意して、漬けダレを作ります。

今回は「創味のつゆ」を使用。
水で2倍に薄めて漬け込み開始!

漬け込み前の状態、ドロドロの黄身。
玉子の茹で時間は6分30秒です。

これより先の玉子写真は写真をクリックで拡大表示出来ます。

12時間経過。黄身がゼリー状になり始める。

24時間経過。しょっぱくなって来ました。

36時間経過。しょっぱいです。

48時間経過。殆ど黄身はゼリー状に

60時間経過の味付け玉子

写真の経過を見ながら、お好みの味玉を作ってください!
今回、ちょっとしょっぱかったので、もう少し薄めの漬けダレでもいいのか?


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