110827 BUZZライブ「大切な人に逢える場所 vol.5」@飯田SpaceTAMA

二つの台風が日本に接近し湿った空気を前線に送り込んでいた8月27日、前日は東京も記録的な豪雨。天気が心配される中、Aqua車は昼前に東京を出発。中央自動車道はさほどの渋滞もなく、時々雨も降るものの飯田に近づくにつれ天気は回復気味。さすが東郷さん(笑)。

飯田インターを降り、アップルロード沿いのそば処しみずで毎年恒例の鴨汁そばを食べます。食べ終わった頃に、バケツをひっくり返したようなもの凄い雨!時間的には余裕があったもので、店内で止むのを待ちますが、上がるどころか益々激しくなるばかり、どうした東郷さん(爆)。結局、小1時間待って少し弱まって来た頃に出発。この後は激しく降ることはなかったものの、降ったりやんだりをくり返した飯田でした。

SpaceTAMAに到着すると、すでにリハーサルを終えウッドデッキで休憩中の小出さん、東郷さん、融さん。ご挨拶をして、店内で会計をして席を決め、我々もご歓談の輪に加わります。このリラックスした雰囲気が既に飯田ライブの一部ですね。そのうち、次々と到着するお客様。話の輪の中に加わったり、メンバーと写真を取ったり。ゆったりとした楽しい時間が流れていきます。

時間になり、3人が楽屋からステージに下りてきます。小出さんは黒のスーツ、東郷さんは白のスーツ、融さんは上が白で下が黒と(笑)、バランスの取れたコーディネートです。

1部

1.一の橋から

いつもだとどこからか小規模な手拍子が始まって、徐々に広がって、みんなが手拍子をするころには曲が終わるということがBUZZのライブではよくあるのですが(その度に東郷さんに言われますけど)、今日は違います!いきなり全員で手拍子開始(笑)。客席が「やる気」にあふれています。

2.センチメンタル・ブルー

東郷さん「こんばんは、BUZZです!え〜、今日はリハーサルが3時に終わっちゃって、それからやることがなくって(笑)、早く始まらないかなと待ってました。飯田ライブももう6回目になりましたね。我々BUZZがこうして復活できたのは、このSpaceTAMAのおかげと言っても過言ではありません(拍手)。ここでライブをやって、こんなに聴いてくれる人がいるんだったら、また始めようかと言うことでまた曲を作り始めて、「Refrain」という自主制作版のアルバムを作って、まあ500万枚しか作らなかったのでもう売り切れてしまいましたけど(笑)。それでライブもまたやるようになって、「Back to the Beginning」というアルバムも出しましたけど、本当にすべてこのSpaceTAMAから始まった話ですからね。」

ここでスーパーサポート、平野融さんが紹介されます。

3.天翔る心

東郷さん「今日も花火あるんですよね?Tamaさんのゴーサインで上がることになってますんで(笑)。今日は特別にBack to the Beginningも販売しております。今日は何と!特別に3,000で(笑)ご提供いたします!送料手数料はジャパネットがご負担いたします(笑)。」

4.I've got a woman

東郷さん「今日は、あまりしゃべりません!博志から、昌和、今日はあまりしゃべるな、早く済ませて打ち上げで飲んで皆さんと親睦を深めるんだと(爆笑)言われていますので。」

5.飾りじゃないのよ涙は(中森明菜/井上陽水)

「新しい曲をやるのは緊張します」と始まったこの曲。ジャズ風のアレンジでスピード感があります。ベースラインを融さんがアコースティックギターで奏でます。ボーカルは小出さん。サビのハーモニーを下で東郷さん。間奏では小出さんと融さんが交互にリードギターを披露、激しいギターバトルを展開しました。

終わった直後に「暑い!」と東郷さん(笑)。この曲は、明菜さんはDmですが、陽水さんバージョンではCmに落としているところを、小出さんは逆にEmに上げたそうです。サビの「hoo hoo」のところはかなり高い音で、まさに「小出節」とでも言うべき歌い回しです。

ここで融さんのコーナー。東郷さんから、「何たって博志のギターの師匠ですからね、今日はギターで自己紹介をしていただきましょう!」ということで、自作のギターナンバーを披露してくれました。

6.Stardust Dancer(平野融)

ボサノバを基調とした、なんともセクシーな曲です。指の動きをじっと見つめていましたが、追いつけません(泣)。さすがですね〜、繊細な音から激しい音、早弾きからラグタイム奏法、私もこんな風にギターを弾けたらなあと、ただただ魅了されます。

東郷さん「(融さんに)大人ですね〜。」

融さん 「・・・大人ですから(笑)」

東郷さん「ムーディーですね、ムーディーってじじいくさいか(笑)。そう言えば融のところの犬は元気?シーズーだっけ?」

融さん「シーズーです、元気ですよ。5月に18歳になりました。人間で言うと103歳だそうです(笑)。でもついこの間、8月15日に、またパタッと倒れて、触って見ると呼吸してないし心臓も動いてないんですよ。あわててさすってマッサージしてると、どっくん・・・どっくん・・・って動き出しまして、ぴょこんと起き上がって、でまた何事もなかったかのようにご飯をバクバク食べてます(笑)。」

7.サンチャでナイトフィーバー

演奏終了後、しばしの沈黙。そう、小出さんのMCのコーナーです(笑)。「あっ、私が話す番ですね?」と話し始めた小出さん、でも、40周年のことをちょっと話して、すぐに曲に行きます。やはり早く懇親会に持って行きたいのでしょうか(笑)。

8.誰もいない部屋

9.あなたが消えそう

10.秘密

小出さん弾き語り、東郷さんメイン、そして二人のハーモニーの曲と、立て続けに3曲演奏されました。「誰もいない部屋」は、アルバムと違ってジャジーと言うかブルージーと言うか、ゆったりとした弾き語りです。「あな消え」、タバコを止めてもう5年ぐらいになりますかね?東郷さんのボーカルはますます力強く、そしてキーも上がったように思います。そして「Back to the Beginning」から「秘密」、二人が別々の歌詞を歌う最後のパートでは、アルバムで聴くよりもはっきりとそのボーカルアンサンブルのすごさがわかります。BUZZならでは、ですね。

東郷さん「1部は博志の要望で、あまりしゃべらずにお送りしました(笑)。30分ほど休憩をはさみますので、みなさんどんどん飲んで食べてくださいね。」

11.ケンとメリー~愛と風のように~

いつも思うのですが、小出さんのギターの、ケンメリの前奏の響きは最高ですね。「ケンメリ用」のスイッチでもあるかのようです。

休憩に入り外に出てみると、あいにくの小雨。花火はどうなっているかと心配しながら街の方を眺めていると、上がりました!この花火がないと、何となく飯田に来たという気がしません、よかったよかった。しばしみんなテントや傘の下で花火を眺めます。

 

2部

1.学生手帖

出ました、今日のサプライズ!当サイトの「VOTE」コーナーで「BUZZに歌ってもらいたい歌は?」ランキングの2位に入った曲です(ちなみに1位は「新曲」でした(笑))。きっとやってくれると思っていました!東郷さんは以前この曲は「今歌えと言われても、歌詞が若すぎて無理だよ」と言っていましたが、ほら、やっぱりいいじゃないですか!みんな大喜びですよ!

東郷さん「「A NEW DAY A NEW TIME」というアルバムに入っている「学生手帖」という曲を聴いていただきました。昔の曲の中にはなかなか今は歌えないよという曲もありますね。「もしも私が60歳になって〜」という歌もありましたけど、もう実際なっちゃいますからね(笑)。」

2.サマー・ビーチ・ガール

3.夏の空

BUZZの夏の歌と言ったらこれ!という2曲を、連続で演奏されました。客席の手拍子も絶好調。

ここで融さんから告知が。「兄(平野肇さん)からメールが来て、兄が執筆した「僕の音楽物語」という本が発売になり、AMAZONでの予約が始まったそうです(管理人注:「僕の音楽物語 1972-2011 名もなきミュージシャンの手帳が語る日本ポップス興亡史」祥伝社)。日本のポップスの歴史が網羅されていて、もちろんBUZZも載っていて、TAMAさんのことも触れられています(拍手)。みなさんによろしくとのことです(笑)。・・・暑くなっちゃった、ジャケット脱ごう(笑)。」

4.はつかり5号

東郷さん「そういえば九段会館もなくなっちゃいましたね。BUZZの解散コンサートをやったところですけど。」そう、今年3月11日の大地震で、天井が崩落してしまったんですよね。あのニュースのとききっとみんな「BUZZのコンサートをやったところだ」と思ったことでしょう。

5.明日(平原綾香)

東郷さん「(小出さんが歌うこの曲は)平原綾香と同じキーですからね。ヒヒヒ〜、ハハハ〜(小出さんの高音のマネ)で40年です(笑)。」

小出さん「(「明日」は)仲間内で評判が良くて、よく「歌ってくれ」って言われるんです。次の歌も、ぜひ歌ってくれと言われた曲です。」

6.I just can't stop loving you(Michael Jackson)

小出さん「この曲は3度目(の演奏)ですけど、今だに緊張しますね。元がうますぎるんで。繊細でパワーがあって・・・。恥ずかしながら歌わせていただきました。次の曲は、南魚沼で歌ってとても気持ちよかった曲をお送りします。」

7.紅葉だより

この曲は詞もメロディーがドラマティックだし、サビに向かうスピード感とハーモニーのうねりがハンパなく、SpaceTAMAの音響で聴くといつにも増して迫力があります。

東郷さん「今日も残念ながら雨ですけど、最近雨になるとみんな僕に、東郷さん、どうなってるんですか、って訊いてくるんですけど・・・僕のせいじゃないっての(笑)。」

8.君の未来、僕の過去へと続く~青空

東郷さん「この曲は(高橋)幸宏の詞に僕が曲をつけました。僕は、博志に曲を書くのが本当に好きなんです。他人の曲を歌うのも好きですけどね。」

9.拝啓きみに

東郷さん「BUZZは、アルバムとライブが違うとよく言われます。それから、東京ばっかりでなくぜひ地方にも来て下さいと言われるんですが、ぜひ、皆さんの力で呼んで欲しいと思います。機会があればどんどん進出していきたいと考えています。今日はどうもありがとうございました(拍手)。」

10.Vision

何かが合わなかったのか、前奏の途中で小出さんが「ごめん、もう1回やらせて!」と中断。最初からやり直します。ライブですね〜。この「Vision」は、「Back to the Beginning」バージョンではなく、最初から変わらない、イントロから小出さんのギターストロークがリズムを刻むライブバージョンです。私はこっちのがお気に入りです。

11.君に捧げるメッセージ

2部最後の曲です。演奏が終了して3人がステージ上で深くお辞儀をして、ステージを下りますが、その下りるか下りないかのうちにすでに万雷の拍手がアンコールを求める手拍子に変わっています(笑)。なんてせっかちなんでしょう今日の客は(爆)。

アンコール

東郷さん「いつも言ってるけど、アンコールの拍手ってのは本当にうれしいものです。この一瞬のために生きていると感じます。」

1.モーニングフライト

2.君を迎えに来たよ

BUZZが「やる曲」「やらない曲」が今もありますが、「モーニングフライト」は「やる曲」になってくれましたね、好きな曲なので嬉しいです。そして、「我々の気持ちです」と前置きして「君を迎えに来たよ」。東郷さんのピアノで小出さんが語るように歌う導入部、そして二人のハーモニーで「き〜み〜を〜」その瞬間、鳥肌が立ち血が逆流します。この響き!やっぱりBUZZっていいですね!そしてこの曲も、間違いなくBUZZを代表する曲だと思います。小出さんと東郷さんの初めての共作ですもんね!

ダブルアンコール

ダブルアンコールを求める手拍子の中、お三方はカウンターでビールを受け取ります。SpaceTAMA恒例となった、ビールを持ってステージへ(笑)。それぞれのどを潤して、東郷さんビールを片手に「訂正します、この1杯のために生きています(笑)」

1.想い出の中へ

やはりこの曲をやらなくちゃ!飯田でこれを演奏する時は東郷さんも小出さんもとても嬉しそうなんです。イントロが始まった瞬間に、客席の手拍子も弾けます!しかもみんな歌ってます!

最高の盛り上がりの中、ライブも終了を迎えました。しばしサイン会、撮影会が続きます。そして小出さんが待ちに待った(笑)打ち上げ(懇親会)に突入!

おいしい料理に舌鼓、お酒も回って宴もたけなわの頃、東郷さんと小出さんに「そろそろじゃないの?」と促され、会場を爆笑の渦に叩き込んだ謎のグループとは?

(Aqua)