半泊教会  聖パトリック
住 所
〒853-0054
五島市戸岐町半泊1223
主日ミサ
第2、第4日曜日
午後1時00分
司 祭
パウロ三木  岩崎 晋吾師
主任教会 浦頭教会
沿 革
 1920年(大正9年)から聖堂建築が具体化し、信者たちは貪しい生活の中で、間伏や、鮨網代の山から建築資材を伐り出して奉仕作業に精出した。司教様の配慮により、アイルランドからの浄財が半泊教会の建設基金にあてられた。柱やタルキにあてる杉材が中五島の神之浦から運ばれた。郷船をしたてた信者たちは、持ち寄りの食糧を積み込み、神之浦に向かい、伐採作業に五日間を要した。
 大工は細石流聖堂の建築を終えたばかりの鉄川与助で、1922年(大正11年)、工期三ケ年を要して遂に完成した。用地は半泊要助氏の畑が買収された。
 献堂式はコンパス司教様を迎えて盛大に挙行され、基金をおくってくれたアイルランド国の守護の聖人である聖パトリックに献げられた。
 外国人司教様を迎えるというので、ごちそうの肉の入手に困った信者たちは、峰栄七氏所有の赤牛の子を買って屠殺した。聖堂新築を祝って崎浜仁蔵氏が十字架の道行の14額を寄贈した。
 五年後、信徒たちは聖堂を台風の被害から護るため、半泊海岸の石を集め、聖堂正面に防風石垣を築いた。
 その後は、昭和13年、ヨロイ戸の取り替え工事が行われ、30年、浜辺三次郎総代のとき瓦ふき替えとシックイ堅め、板全面張り替え、窓ガラス入れ替えなど、大がかりな修復工事がほどこされた。45年、敷地の境にブロック壁が設置された。
 教会が出来たときの主任司祭、出口一太郎神父様から歴代の主任司祭は、年に一回、黙想会のために巡回した。松下神父様は、そのほか、年四回の大祝日と、半泊教会の守護の聖人・聖パトリックの祝日にあたる3月10日、巡回してミサを献げ、信徒たちもミサの後、祝いの盃を共にくみ交わして帰った。
 昭和45年5月、野下千年神父様が浦頭教会初代主任司祭に着任され、それ以来、毎月二回(第一週と第三週の土曜日)巡回ミサが行われるようになった。昭和46年、聖堂の内陣の床張り替え、対面祭壇や説教台が設置された。昭和47年7月、聖堂内に長椅子を設置した。