2003禍事報告

つか、取り急ぎ記事だけなので、改変は後回し、っと。
今回は真面目な記事です(多分。

2002年は殆ど問題らしい問題も無く、
購入してから初めて心安らか気は晴れ晴れと乗り回していられたのは
当に!天佑と言わずして何と言おうか!!
ま、そうはいっても
これまでがこれまでなので、
過大な期待は禁物ではあるのだが。

願わくば来年もこんな風であると好いなぁ・・・。
無理だろうな(笑。とかいってみるてすと

などと言っていたわけだが、見事にぶち壊れてくれました。
凍襟様のエンジソ・・・
ま、朝エンジンをかけようとしたら
「ガツンッ!!」とか仰るわけですよ。
んで、一応は掛かったのだけれど、その後が良くない・・・。
なんかいつものエンジン音に被って「バラバラバラ・・・」と、異音がするわけで・・・。
結局トガシさんのところに電話かけて、修理に出すこととにしたのですが、迎えに来たローダーまで走らせただけで、
なんか後ろから白煙が濛々と、それこそ狼煙のよーな見事なのが・・・。

これまで約6年、大概の事には驚かない、免疫とゆーか耐性とゆーか、そーゆうものが出来ている心算だったのだが、
正直、なんかね、もうね・・・っ!カチャ 
   
       
  
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン

って感じかと・・・。
いっそドンガラでも売り払ってしまおうかと(怒。
・・・ま、久しぶりのネタといえばネタなのだけれど(泣笑)、正直辛いわな・・・。
これが6月頭のこと。

その後の調査により、コンロッドがひん曲がっていたのが判明。
所謂「ウォーターハンマー」という現象が発生したことによるものだろう、
との見解が得られたわけで、じゃ、それは何なのかというと、概ね以下の通りと洞守は把握しています。
ま、トガシさんからの受け売りを自分なりに解釈しているので、不正確というか誤解があるかもしれないのだが、
それは専門で機械を扱っている職業ではないので、余り気にしないでもらいたいと(笑。

 ・ガスケット?つーか、エンジンのシール部がオーバーヒートなどにより
  過大な熱が掛かることで劣化、隙間が発生。
 ・隙間から冷却水、または雨水などが燃焼室に進入。ピストンが上死点に
  到達したときに残る隙間の容積を超える。
 ・その状態でエンジンを始動すると、物理的に水は縮まないので、燃焼室の
  容積を超えた分だけピストンを支えるコンロッドに負荷が掛かる。
 ・この時点でコンロッドが付加に負けたため、曲がってしまった。で、曲がった分だけ
  燃焼室の壁面を引っ掻く形になり、燃焼室内部が破損&異音の発生、ということに・・・。

結局ガスケットがお亡くなりになっていた、てぇのが、最大の原因だったわけですが、そのガスケットが逝ってしまった遠因
ってのが後日判明しまして、それが以下の通り・・・

 ・クーラントのリザーバタンクのフタが劣化。
 ・圧を正常に保てなかったため、クーラントが十分に回りきらなかった。
 ・結果、冷却が十分でない状態が続いた。
 ・シール部がオーバーヒートなどにより過大な熱が掛かることで劣(以下略

つまりたかだか数千円するかしないかの部品が、今回の事件の原因だったという罠・・・。

新しくエンジンを購入することも考えたわけだけれど、トガシさんと取引しているところには同型の新品が在庫無しとのこと。
で、パーツ毎の購入は、というと、在庫はあるにはあるけれど、結構高くつきそうなのが判明。
ならトガシさんのところに有る同型エンジン(中古、故障品)と、パーツを喰い合わせて一個組んだ方がマシ、との結論に。

で、組みなおす前に、他のコンロッドやコンロッドに繋がっていたクランクも歪みが無いか調査。
ついでといっては何だけれど、車体後部を全バラシすることになるので、ついでに交換するところは交換することに。
一番大きいのは、掲示板にカキコして頂いているEMUさん,から送っていただいた「マフラー(純正品)」の交換
前の奴は配管一部の劣化がかなり激しく、サビサビ状態で穴あき寸前だった訳で、ま、良い機会であったと言える。
他に
 ・クーラントのパイプ類を全交換。
 ・以前から懸案だったクラッチの熱ダレ対策として、強化部品に交換。
 ・錆びたネジ類の交換。

ま、手の入れられるところは入れられるだけ手を入れた、ということで。
色々やった結果、7月末まで掛かりましたとさ・・・。

さて、これまでに掛かった経費は・・・
72万9千円   ・・・   _| ̄|○ ←打ちのめされる洞守

あ〜、ま、当てがつかない金額じゃないし、100万超えなかったし、色々手を入れたから、ま、これくらいは・・・・゚・(つД`)・゚・  
ぶっちゃけ全額借りたとしても、精々一年分支払いが延びるだけじゃ〜い!!ヽ(`Д´)ノウワァァン!! 

さて、それでは72マソ云々の内訳をば・・・
番号 作業分類および使用部品名 作業内容 指数・工数 数量 部品価格 作業金額
リアカウルassy&エンジンassy 脱着 17 119,000
エンジン&クラッチ O/H 42 294,000
クランクシャフト曲がり検査 点検 8.000
コンロッド曲がり検査&ピストン組み換え一式 交換 35,000
マフラー送料 処理 2,210
USD(多分ユーズドの意)、エンジン分解、各パーツ 交換 50,000
ヘッドガスケット、QED(?原因証明?) 交換 13,500
タイミングベルト 交換 6,200
テンショナー 交換 5,200
10 ガスケット、EXH、マニ 交換 2,000
11 ガスケット、インテーク 交換 2,600
12 ガスケット、ダウンパイプtoキャタ 交換 1,200
13 ガスケット、マニtoダウンパイプ 交換 800
14 バルブステムオイルシール 交換 16 8,000
15 サーモハウジング、Oリング 交換 500
16 サーモスタット  88(?型番?) 交換 1,500
17 カムシャフトオイルシール、フロント 交換 2,400
18 カムシャフトオイルシール、リア 交換 2,000
19 クランクリアオイルシート 交換 5,000
20 ウォーターポンプ 交換 9,000
21 クラッチキット、APレーシング 交換 38,000
22 デフサイドシール 交換 4,000
23 ファンベルト 交換 1,500
24 ディスキャップ 交換 4,000
25 ディスビローター 交換 1,700
26 シリコンホースセット 交換 68,000
27 クーラント 交換 3,000
28 トランクオープニングワイヤー 交換 7,500
小計 282,010 413,000
消費税つか、消耗税か損耗税か、って感じ(#゚Д゚)ゴルァ! 34,751

ま、この結果が
総額 七十二萬九千七百六十壱円
( TДT)唯滂沱・・・
(;゚Д゚)つ
つー
 結 果 を生んだ訳だ。

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