デジカ目 24

ファインダーから覗いたたわいもない感動のひとこま
2018年7月1日 アジサイ園(舞鶴自然文化園)
2018年4月30日 藤 (白毫寺) (大町藤公園)

 舞鶴自然文化園の約2haのアジサイ園は、白や薄い青、紫、赤紫のアジサイが雨に濡れて一層色鮮やかになっています。 舞鶴湾に向かって広がるあじさいの海は、見上げても見下ろしても、右を向いても左を向いてもアジサイ。 満開のアジサイに埋もれます。 アジサイが紡ぐ笑顔の輪が園内に広がり、すっかり心を奪われた一日でした。

2018年5月3日 シャガ群生地 (綾部市老富)
2018年4月1日 ミツマタ群生地 (綾部市老富)

京都府と福井県の境にある綾部市の水源の里 老富では、3月下旬に 低木のミツマタの黄色い花が杉林一面を埋め尽くし 幻想的な光景につつまれます。
ミツマタは、枝が必ず3つに分かれる特徴があるため「ミツマタ」と名付けられ、数十の黄色い花が寄り集まって球状になった花です。 かつて住民らが 和紙の原料として栽培していたそうで 山の斜面1.5haに自生しているとのことです。 一面の黄色の林、見たことのない景色に驚くばかりでした。

ミツマタの シーズンが終わり5月になると シャガが見ごろを迎えます。 黄色の林は一転、見わたす限り白い神秘的な風景に変わりました。 静かな森の中で木漏れ日に照らされてキラキラと輝くその光景は、神秘のベールに包まれた純白の絨毯のようです。 自然がつくり上げた美に驚嘆しました。 奇跡の花園は地域の宝です。 この素晴らしい光景を守っていかないといけませんね。

石清水八幡宮は、日本三大八幡宮の一つで 京都府八幡市男山の山頂にあります。 鎌倉時代の元寇で 境内から打ち放たれた巨大な矢が元軍に襲いかかり撃退したという言い伝えから 厄除け開運の神社として信仰されています。 新春は、朱色がまぶしい御本殿の前に大きな矢が飾られていて初詣の人々の邪気を打ち払ってくれています。 神楽殿で神楽女による 御神矢の清め祓いの儀も見られました。
 一年の厄除け開運を願いました。 ご利益で 正しい方向へ導いてもらえる気がします。

丹後大国では、北近畿最大規模の約100万球のLEDを使用し 光に包まれる天空の世界を展開しています。 夢あふれるロマンティックな光のきらめきを 回遊しながら楽しめました。 凛とした空気の中、美しい光はいっそう輝いていました。

肌を刺す冷たい風が吹いて、木々が秋色に衣替えをする季節になりました。 舞鶴市の金剛院、自然文化園の紅葉が見ごろを迎えています。 黄、オレンジ、赤を基調にしたグラデーションは 奥行きのある絵画のようです。 「紅」の一文字では表せない秋の華やぎに しばし見とれてしまいました。 木枯らしが吹き、次の季節の足音が聞こえてきます。

2017年10月14日 奥大山 木谷沢渓流(鳥取県江府町

奥大山の木谷沢渓流は、宇多田ヒカルさんのサントリー天然水のCM の舞台になっている綺麗で豊かな水が湧き出る場所です。 大山の雪解けの水が地中深くしみこみ、ブナ ミズナラなど水を多く蓄える樹木が群生した栄養価に富んだ土壌で 雨水が濾過され清らかな水を生み出しているのです。 巨木の森の神秘的な風景と、渓流のせせらぎに包まれ、 人間は 水と生きているんだと改めて思いました。

薄紫色の小さな蝶を集めたような花房が、ゆったりと長く垂れて優雅にゆれています。 紫のベールとなって咲く九尺藤は、幽玄な空間を創りだし、風に揺らぐ藤波に酔いしれました。

2018年1月8日 国宝 石清水八幡宮
2017年12月24日 丹後大国イルミネーション
2017年11月25日 紅葉 (金剛院・自然文化園)
2017年10月18日 清住コスモス園 (丹波市氷上町)

丹波市氷上町清住の7haの休耕田に ピンク、紅色、白、オレンジ、黄色といった様々な種類の500万本ものコスモスが咲き競い見ごたえのある風景が広がっています。  空の青と 雲の白があざやかにコスモスのピンクを引き立てて、貼り絵のような美しさの中にいるようです。  パステルの風に吹かれ、のんびり花畑さんぽ・・・秋が始まりました。