URIAH HEEP 1994-2003
URIAH HEEP
『SONIC ORIGAMI』

間もなく結成30周年を迎える、スーパー・ロック・バンド、ユーライア・ヒープ!!
待望のスタジオ録音フル・アルバム遂に登場!!

03/11/22 Updated


URIAH HEEP 『SONIC ORIGAMI』 (CD, Eagle EAGCDO43, UK) 1998/09/14
ユーライア・ヒープ 『ソニック・オリガミ』 (CD, Victor Entertainment VICP-60530, Japan) 1998/11/21

1. Between Two Worlds (M.Box/P.Lanzon) 6:29
アップテンポなロック調の中で中盤に叙情的な曲調の変化を聴かせる非常にドラマティックなナンバー。Bernie Shaw のヴォーカルは健在で、Mick Box もいぶし銀のワウ・ギター・ソロを聴かせてくれる。名曲!

2. I Hear Voices (T.Bolder) 3:55
Lee Kerslake のシャッフル・リズムがグッド。再編成 SPIDERS FROM MARS のツアーで Joe Elliot や Phil Collin と競演したTrevor Bolder だが、この曲、ちょっと DEF LEPPARDっぽい曲調かも。

3. Perfect Little Heart (M.Box/P.Lanzon) 5:17
ミディアム調の曲で、『DIFFERENT WORLD』 収録の "First Touch" に似ている。

4. Heartless Land (M.Box/P.Lanzon/M.Lanzon) 4:44
Mick Box のアコギがいい味だしているバラード。ハーモニーがHEEPらしさを演出している佳曲。

5. Only The Young (T.Bolder) 4:43
これまたミディアム調の曲。LITTLE RIVER BANDっぽい感じ。ハモりは最高!

6. In The Moment (M.Box/P.Lanzon) 6:23
ミディアム・ロック。サビのハモりは最高! アウトロの Mick Box のギター・ソロはカッコイイ。

7. Question (M.Box/P.Lanzon) 5:26
Mick Box のアコギがいい味だしているバラード。ちょいと 『SEA OF LIGHT』 収録の "Dream On"に似ている。

8. Chance (M.Box/P.Lanzon) 6:02
一転してアップ・テンポの爽快ナンバー。"Question" からの流れは、"Paradise"〜"The Spell"の流れを思い出させる。後半に "Question" に戻って劇的に終わる。

9. Shelter From The Rain (T.Bolder) 6:10
Mick Box のギター・ソロからスタートする、ロンドンの都会的な匂いが漂う洒落たミディアム・バラード。

10. Everything In Life (M.Box/P.Lanzon/T.Bolder/L.Kerslake) 3:15
アップ・テンポのロック・ナンバー。『HEAD FIRST』 収録の "Weekend Warriors" にちょっとだけ似ている。1992年には出来上がっていた曲。

11. Across The Miles (J.Peterick/F.Sullivan) 5:13
SURVIVOR の1988年のアルバム 『今夜は眠れない (TOO HOT TO SLEEP)』 収録曲のカヴァー・チューン。良い曲だがアルバムの中では浮いているかも。

12. Feels Like (M.Box/P.Lanzon) 4:37
Lee Kerslake の気だるそうなドラムから始まるロック・ナンバー (前作にもそんなような曲があったが...)。

13. The Golden Palace (M.Box/P.Lanzon) 8:29
大仰なオーケストレションが印象的な大曲。Mick Box のアコギと Bernie Shaw のヴォーカルが和やか。

14. Sweet Pretender (T.Bolder) 4:50 Japanese Bonus Track
この曲がボーナストラックだなんてもったいない。アップ・テンポのロック・ナンバー。ミディアム調が多い本作には、本編の中盤あたりに収録した方が正解だったかも。

Produced by Pip Williams
Recorded at Chipping Norton Recording Studios, Oxfordshire, England February 3rd - April 27th / May 12th - May 18th, 1998

Member are ; Mick Box (guitars, vocals), Lee Kerslake (drums, vocals), Trevor Bolder (bass guitar, vocals), Phil Lanzon (keyboards, vocals), Bernie Shaw (lead vocals)

URIAH HEEP #14 の第4弾スタジオ盤。MOODY BLUES, BARCLAY JAMES HARVEST, STATUS QUO, Graham Bonnett等のアルバムを手掛けてきた Pip Williams のプロデュースにより 1998年2月3日〜4月27日にかけて Chipping Norton Recording Studio にてレコーディングされ、5月12日〜18日にかけてミキシングされて完成した。イギリスでは 1998年9月14日に Eagle Records からリリース。日本では 1998年11月21日に ビクター・エンターテインメント からリリースされた。日本盤はボートラ1曲追加である(ドイツ盤などにもボートラ収録されておりボートラとは言えないかも)が、本作に要したレコーディング曲はボートラを含めて全曲収録されていることになり、これ以上のアウトテイクはないと思われる。

本作を聴いた最初の印象で、「あっ、またやってしまった」と思った人は多かったであろう。かくいう筆者もその1人であり、今はなき某H誌でおよそレビューとは言えない掲載をされてしまったことは残念ながらリスナーの直感として事実なのであることを認めざるを得ない。しかしながら、その後に多発されるライヴ盤で本作からの演奏曲を聴くにつれ、改めて本作品の価値や素晴らしさを実感できるようになってくる不思議なアルバムである。良く言えば"聴けば聴くほどに味わいが出てくるアルバム"ではある...が、多くのリスナーは"聴き込む前に離脱"してしまうのが残念である。HEEPのサウンド自体に変化はなく、単純に音質や音圧(?)の問題であるような気もする。当たり前のことだが、本作を前作のプロデューサー Kalle Trappが担当していればまた違ったサウンドになっていたことだろう (BLIND GUARDIANとMOODY BLUESでは全然違うように...)。本作を"ロック的に聴きたい"場合に、3・11・12曲目を除いて聴くことをおススメしたい。


Single variation from "Sonic Origami" sessions
- UNDER CONSTRUCTION -
更に深みに(笑) → (工事中)


URIAH HEEP 1994-2003

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