建築事務所は考えている。

現実をみつめて問い続ける事務所

建築をする前に知っておきたい、設計監理の大切さ。
建築関係者、必読の書

けんちくのうんちく。

●あなたの知らない建築事務所の設計監理。

●生活を愉しむ建築家との出会い。

●天災からガードできるか。阪神大震災の明暗。

●生活の永続は自然の均衡と循環の上に。

●建築を成功するには何をどうすべきか。

株式会社 若城建築事務所
若城光柾 著
高機能循環都市 食景都市「環」 にリンク
株式会社 若城建築事務所のホームページ にリンク
京都のBONのうんちく にリンク

若城建築事務所30周年記念誌を発刊するにあたり

 先日講演会で「マサイ族の男は1日30km歩きその日の糧を得、女は家事や育児をし、又布や日用品を作ります。とにかくよく運動をし、健康そのもので、よく食べ、陽気にはしゃぎ、生活習慣病は皆無でかなり長寿、10才は若く見える。」とのお話を聞きました。
 元気に長生きし自由に自分の生活をエンジョイする。生き様の原点です。 ところが、その原点の欲求の進化?で文化文明が発展?し職業が細分化され、エネルギーの開発が進み、貨幣システムが複雑に迷彩され富が偏ったり賭博化し、強さを求めた組織が考案され、法規で統制し、企業などの集団が個を牛耳り、進化し?成熟した?社会に甘んじる事でしあわせを感じてしまいそうです。
 そうした安易な幸福感の為に、莫大な無駄をし、その無駄を支えるのに常にアクセク稼ぎ、儲けを追い求め、自らの健康を犠牲にして、他人や他国の弱者を踏み台にしているのではないでしょうか。儲ける努力をしてる事は、相手に損をさせる努力と同じです。個人では如何とも成し難い巨大な社会システムに呑み込まれ洗脳され原点を見失ってはいないでしょうか。
 原点に戻り、夫々が成すべき業をもって、他人に好感をもたらし、自分の存在意義の確立が出来たなら、生涯の幸福感に通じると思います。
 空気の様に自然体のなかで、さしたる抵抗も無く、それでいて大いに重要な存在で有りたいと思います。 私の生活の一部としての職業(建築設計事務所)も原点からの積み重ねに基づき、建築の内容と生活や考え方の研鑚に努めた三十年です。急かず慌てず、求められれば私なりの建築事務所の業を主張し展開してきました。
 一般的に未だに建築設計監理の業の理解が乏しい様で、建築事務所は存続に四苦八苦し、建築主は瑕疵に泣かされたり、多くの無駄に気付いておられない様です。この記念誌が建築事務所の存在例として参考になれば、また建築主が有効に建築事務所を活用される参考になればと思い発表致しました。
H11.11.11  株式会社 若城建築事務所 若城 光柾

本書の内容

原点

建築への思い

あの日、建築は脆かった
建築は、これでいいのだろうか
私たちがめざす建築とは
やるだけやれば光が見えてくる
建築事務所は発信する

理念


建築と建築事務所との関わり

未来に残る建築をひとつでも多く
満足度の高い生活空間を創る
信頼されるノウハウの提供
土地建物を良質の資産とするために
建築家が備えるべき条件

姿勢


現実と真摯に向き合う

近隣に与えるインパクトの緩和
 近隣紛争実例
外観の機能と意匠
窓やベランダの隣接地への影響
地域、社会、地球環境との調和