【4月1日=再びサマワ発 その1】

 1日(木)午後、サマワに到着した。

 一ヶ月ぶりにサマワに来たが、到着早々、些細なトラブルが起きて、またも幸先よいスタートだ。

 しかし、ここはバグダッド滞在よりも、おカネが飛んでいくので長居はできない。早めに切り上げて帰るべし。

【4月4日=再びサマワ発 その2】

 
 「みんな、何やらのぞき込む」
道路補修工事をするため、測量計をのぞき込む自衛隊員と、ファインダーをのぞき込む「撮影班」の自衛隊員と、それを脇でのぞき込む地元の子供たち。
 で、僕もまた同じくファインダーをのぞいてこの写真を撮って、いまこの写真を見ている人もパソコンをのぞき込んでいるはずだ。みんなお互い誰かに見られている(4月3日 サマワ郊外ワルカ地区で)


 
 「NO PHOTO!」
道路上で警戒するオランダ軍兵士たち。普段と違って、この日はあちこちで検問を実施していた。「写真を撮るな」と叫ばれたが、言うのが遅い。でも、この後は特にお咎めなし。このあたりが米兵と対応が違う。もしバグダッドの米兵だったら、トラブルになるか、フィルムをその場で没収されていただろうな。バグダッド陥落から1年を前に、サマワでさえも少し「警戒ムード」が漂う(4月3日 サマワ市内で)