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問題目次

<英訳>

(22)「〜するのをやめる」





(22)ここでの仕事中に新しい服を着るのはやめた方がいいですよ。すぐに汚れてしまいますから。

◆「ここでの仕事中に」:"at work here"、"while (or when) (you are) working (or at work) here"、"when (or while) you work here"

◆「服」:"clothes"、"suit(s)"
"clothes" は複数扱い。"suit" は「スーツ」の意味。なお clothing は不可算名詞で集合的に「衣料品、衣類」を表すので、この文のような日常的な具体的な文脈では普通使わない。"cloth" は「布(不可算名詞)」または「布切れ(可算名詞)」。(→ 語法集§1(B) )。

◆「着る」→「着ている、身に着けている」:"wear"
"put O on / on O" は「O を着る」という瞬間的動作を表し、"wear O" は「O を着ている」という状態を表す。この問題は、内容から考えて「着る動作」ではなく「着ている状態」のことを述べているので、"wear" を使う必要がある。

◆「…するのがよい」:"should"、"had better"(→ 同意表現集(53)詳細解説同意表現集 (54) 詳細解説
"you" を主語にした "had better" は相当きつい表現なので、目上の人には普通使わない。

◆「汚れる」:"get (or become, be) dirty"


【英訳例1】
You should give up (or stop) wearing new clothes at work here. They will get (or become, be) dirty soon.
【英訳例2】
You had better keep from wearing new suits (or a (or your) new suit) while (or when) working here; you will find them (or it) dirty soon.
【英訳例3】
You should quit wearing a (or your) new suit while at work. It will get (or become, be) dirty soon.


◆ "be, become, get, grow, come, go, turn, run, fall, make"(なる)
be C:「C になる、C である」(C は名詞・形容詞・形容詞化した分詞。be が「なる」と訳せるのは、主に "助動詞 be C"、"to be C"、"Be C(命令文)" など未来の状態を表す場合)
become C:「C の状態になる」(C は名詞・形容詞(句)・分詞。「なる」を表す最も一般的な語であるが、get などに比べるとやや堅い語。単純な現在時制で使うのはまれ)
get C:「(自然に・自分の意志で) C になる」(C は形容詞・形容詞化した分詞であり、名詞は不可。一時的状態を表す場合にのみ用いられ、永続的な状態、特に変化した後の状態を強く意識させる形容詞・分詞、例えば "tall, famous, pretty, independent, important" などは通例不可。ただし、一時的状態を表す進行形の場合は、永続的な状態を表す形容詞とも使える。grow とは対照的に素早く変化するということにやや重点のある語で、主に変化それ自体を述べる場合に使われる。従って、変化した後の状態に意識が向けられ、特にその状態が永続的に続くというニュアンスを伴うような文脈では不自然になると考えられる。"get 名詞" は通例「名詞を得る」という意味に解釈されるので、「名詞になる」と言いたい場合は "become 名詞" や "get to be 名詞" の形で使う。これは "get to be C" の形には「次第に C になる」というニュアンスを生じる傾向があるからであり、この形の場合、名詞や永続的な状態を表す形容詞とも使える。この「次第に、徐々に」というニュアンスは "get to 不定詞" 自体にある)(C には次のような形容詞が可能:angry, happy, nervous, tired, excited, upset, used to, accustomed to, drunk, rich, fat, pregnant, well, old, unpleasant, dark, wet, good, better, worse, colder, warmer, wilder, bigger, narrower, larger, longer など)
grow C:「(徐々に) C (の状態)になる」(C は形容詞。特に長い時間にわたって徐々にある状態になることを表す)(C には次のような形容詞が可能:angry, happy, bored, impatient, tired, fearful, rich, old, famous, popular, cold, faint, fat, dark, loud, calm, independent, thin, tense, thicker, bigger, hotter, wilder, larger, warmer, longer, less friendly など)
come C:「C になる」(主語は事物であり、人や動物は不可。C は、「ほどける、外れる、活発になる、実現する」といったことを表す、主に抑制されていたものが開放・解放された状態に至るというイメージを伴う形容詞・分詞)(C には次のような形容詞が可能:undone, unfastened, unhinged, unbuckled, unstitched, unstuck, untied, true, alive, awake, clear, loose, short などのみ。これ以外の形容詞とは普通使わない。short は開放・解放状態に至ろうとしてそこに届かないというイメージ)
go C:「C (の状態)になる」(通例 C は正常な状態からの逸脱を表す、好ましくない意味の形容詞・分詞であり、何か原因があって短時間に変化する場合に使う)(C には次のような形容詞が可能:wild, mad, crazy, blind, bald, bad, wrong, sour, rusty, right, red, black, yellow, white など)
turn C:「(人・物・事が) C になる」(特に葉や空など複数の色に変化するイメージがあるものや天候・状況などについて用い、変色、変質、腐敗、悪化を表す形容詞とよく使われる。時間の経過による変化を意識させる場合に用いることが多い。C が名詞の場合は無冠詞であり、ある立場から別の立場へ転身したような場合に用いられる。また、「年齢・時刻・金額などになる」という場合にも使われる)(C には次のような形容詞・名詞が可能:red, yellow, brown, grey, bad, cold, windy, sour, dangerous, nasty, unpleasant, informer, linguist, novelist, professional, politician, leftist, twenty, nine o'clock など)
run C:「C になる」(主に事物について使う。C は通例悪い状態を表す形容詞)(C には次のような形容詞が可能:dry, cold, short, high (感情が激する、海が荒れる), low (欠乏する), scared などのみ)
fall C:「(急に) C (の状態)になる、陥る」(C は通例 好ましくない意味の形容詞・名詞で、急な状態の変化を表す)(C には次のような形容詞・名詞が可能:ill, asleep, pregnant, silent, open, prey, victim などのみ。なお "fall dead" は「死んで倒れる、倒れて死ぬ」こと)
make C:「C になる」(人にも物にも使える。C は名詞。主語が C になる素質・特質・適性を持っているので「C になるだろう」ということを表す場合に使う)(通例 C には次のように "good, excellent" など優れていることを表す形容詞を伴う名詞が入る:a good lawyer, a fine teacher, an excellent team, an excellent extinguisher, a nice office など)


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