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<英訳>

(29)「もし〜なら」





(29)もし John がいないなら、我々は彼らに勝つことはできないだろう。

◆「John がいないなら」:"if there were not John" は不自然
"there is S"(S がいる(ある))という表現は、「どこに」、「いつ」、「どんなふうに」、「なぜ」といった副詞的な修飾語句と使うのが普通。それらがない場合は、「この世の中に存在する」という意味に解釈される恐れがあり、例えば "if there were not John" は「John がこの世に存在しないならば」と解釈されかねない。

◆「…なら」:仮定法または直説法
"John" が実際にいる場合は非現実の仮定なので、英訳例のように仮定法を使う必要があるが、実際にいない可能性のある仮定だと考えれば、"Without John, we won't be able to beat them." などでもよい。

◆「相手に勝つ」:"beat (or defeat) 相手"、"win against 相手"
"win 相手" は不可。目的語は試合や戦争。あるいは「勝ち取る」という意味では物が O になる。相手を目的語にするには上記の動詞を使うか、"win against 相手" を使う。
○ beat (or defeat, win against) him(彼に勝つ)
× win him
○ win the game (or the war)(その試合(戦争)に勝つ)


【英訳例1】
Without John, we couldn't beat (or defeat) them.
【英訳例2】
If it were not for John, we couldn't win against them.
【英訳例3】
If we didn't have John, we couldn't beat them.


◆ "win, beat, defeat, get the better of"(勝つ)
win O:「O に勝つ」(O は試合・ゲーム・競技・戦い・戦争など)
beat O:「O を打ち負かす、克服する」(O は人・チーム・問題・病気など。"defeat" よりもくだけた表現)
defeat O:「O を打ち負かす、破る」(O は敵・相手など。"beat" よりも堅い表現)
get the better of O:「O に勝つ、打ち勝つ、勝る、(感情などが) O の気持に勝る、O を打ちのめす」(O は主に人で、他に議論、困難など)


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