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<英訳>

(60)「まず第1に」





(60)まず第一にその部屋は広すぎ、第二に家賃が高すぎる。最後に私の給料が安すぎる。

◆「広い」:"large"、"big"
「部屋」のような「面積」が「広い、狭い」は "large, small"。"wide, narrow" は「道」のような「細長いもの」に使う。(→ 語法集§29 (D) を参照)

◆「家賃」:"(house) rent"

◆「高い」:"high"
「価格、賃貸料、給料」などが「高い、安い」は "high, low"。「物」が「高い、安い」は "expensive, cheap"。(→ 語法集§29 (C) を参照)

◆「最後に」:"finally"、"lastly"
"lastly" は主にイギリス英語で使われ、列挙する最後のものについて述べる場合や、話の締めくくりに用いる。(「結局・ついに」に関しては → (20) の解説を参照)

◆「給料」:"salary"、"pay"

◆ 原則として2つの文をコンマだけでつなぐのは不可
"A, B." のように2つの文をコンマだけでつなぐことはしない。例えば、"X is Y, P is Q." は原則不可であり、"X is Y, and P is Q." のように接続詞が必要。ただし "A, B, and C" =「A と B と C」のように3つ以上の文を並べる場合には可能(下記英訳例の場合)。つまり "A, B, and C" の "A, B" の部分のように "and" の代わりにコンマを使った場合は、形式上、2つの文がコンマだけでつながれることになる。


【英訳例1】
First, the room is too large, second, the rent is too high, and finally (or third), my salary is too low.
【英訳例2】
Firstly, the room is too large, secondly, the house rent is too high, and lastly (or thirdly), my pay is too low.


◆ "salary, pay, wages, wage, fee, earnings, income"(給料)
salary:「給料」(高度な教育を必要とする主に知的な職業・専門職や事務的な職に就いている人に対する固定給で、主に銀行口座に振り込まれる月給というイメージ)
pay:「給料」("salary" や "wages" よりもくだけた語で、定職に対する給料を表す)
wages:「賃金・労賃」(主に肉体的な労働に対する時間給・日給・週給。単数形の "wage" は「"wages" の金額」を指すことが多い)
fee:「謝礼・報酬」(法律家・医師・教師など高度な教育を必要とする主に知的な職業・専門職に就いている人に対して、各仕事に支払われるお金)
earnings:「所得」(何らかの仕事から得られるお金の総計)
income:「収入・所得」(一定の期間にわたる所得全体のことであり、投資、家賃収入、利子などによる収入も含む)

◆ "at first, in the beginning, first, firstly, for the first time"(最初)((56)の再掲)
at first:「最初のうちは」(「最初のうちは…だが、しかし後にはそうでなかった」という文脈で使う)
in the beginning:「最初のうち、最初に」("at first" と同じように後の時点との対比に使えるが、対比の程度は "at first" ほど強くはない)
first
1)「まず最初に」(列挙する際に「そして第2に、そして第3に」といったことを伴う文脈で使う)
2)「初めて」("for the first time" と同じ意味だが、より軽い)
firstly:「まず最初に」(列挙する際に使う。"first" よりも堅苦しい語で、米語よりもイギリス英語でよく用いられている)
for the first time:「初めて」


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