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問題目次

<英訳>

(67)「〜よりもむしろ」





(67)人はその人の考えよりもむしろ行動によって判断されるべきである。

◆「人」:"you"、"people"、"one"

◆「考え」:"what S think"、"thoughts"

◆「行動」:"what S do"、"actions"

◆「A を B によって判断する」:"judge A by B"
"judge A from B" は、一般論よりもむしろ、具体的な場面で具体的な判断材料をもとに判断するような場合に使うことが多く、また、時に表面的な判断という印象を伴うので、この問題では使わないほうがよい。また "judge A by B" の "by" は判断の「基準」を示し、"from" の場合のような「具体的で表面的」というニュアンスを伴わないので広く使える。迷ったなら "by" を使っておけばよい。


【英訳例1】
You should be judged by what you do rather than (by) what you think.
【英訳例2】
People should be judged more by their actions than (by) their thoughts.
【英訳例3】
One should not be judged (or be judged not) by his thoughts but (by) his actions.


◆ "act, action, thing to do, activity, behavior, deed, conduct"(行為)
act:「行為」(可算名詞として一回限りの行為を表し、特に「どんな行為」であるかを述べる場合によく用いられる)
○ a courageous (or stupid) act(勇敢(愚か)な行為)
○ an act of courage (or stupidity)(同上)
action:「行為、行動(全体)・活動」(可算名詞としての行為、不可算名詞としての行動(全体)・活動を表し、ある期間にわたる複数の "act" を意味する場合に用いられることが多い。単数形でも用いられるが、形容詞の代わりに "of …" による修飾は不可)
○ a courageous (or stupid) action(勇敢(愚か)な行動)
× an action of courage (or stupidity)
thing to do:「行為、こと」("a 形容詞 thing to do" の形で、補語として使うことが多い)
○ a stupid (or courageous) thing to do(愚か(勇敢)な行為)
activity:「活動」(複数形で用いられることが多く、興味や楽しみのための活動、あるいは何らかの目的のための活動を表す。また、犯罪などを集団的・組織的に行うことも意味する。不可算名詞としても用いられるが、その場合は、複数の事柄があわただしく起こっている状況を表す)
behavior:「振る舞い、行動の仕方」(主に不可算名詞として用い、特に他の人に対してどのように振る舞うかを表す)
deed:「行為」(可算名詞。何らかの行為について、特に道徳的な観点から良い、悪い、勇敢な、素晴らしいなどといったことを述べる場合に使う)
conduct:「(道徳上の)行為、品行」(不可算名詞で、堅苦しい語。職場や公的な場所など、特に道徳的な振る舞いが意識されるような場面での振る舞い方を意味する)

◆ "idea, thought, notion, conception, concept"(考え)
通例 "idea, conception, concept" の順に後ほど抽象度は高い。
idea:「考え、意見、見解;着想、思いつき;観念、思想;理解」(特に特定の状況において何をすべきかについての考え、特定の対象について心に浮かぶ印象や姿あるいは意見や思いを表す。また、突然の思いつきや着想を意味する)
thought:「考え、思いつき、意見、思考」("idea" よりも理性的で、明確にまとまった考えを意味する)
notion:「観念、概念、考え;意見、見解;理解」("thought" や "idea" よりも漠然としており、多少陳腐な印象を与える考え)
concept:「概念、観念、(抽象的な)着想、(広告などの)基本理念」(可算名詞。概念・観念を意味する非常に抽象的で漠然とした語。ある概念がどんな概念であるかを一般的に述べるような場合に使うことが多い)
conception:「構想、概念、観念」(可算・不可算名詞。概念の形成を意味するか、あるいは特定の対象についての考え方を意味する。"concept" の方が抽象度は高い)

◆ "one, you, we, they, people, man"(人)((24)の再掲)
one:「人」(通例主語に用い、堅苦しい語。話し手も含む)
you:「人」(聞き手・読者を含む一般の人を表す。また話し手を含んでもかまわない。相手に話しかけるような調子になるので、親しみのこもった表現になりやすく、非常によく用いられる)
we:「人、我々」(話し手を含む一般の人を表し、やや堅苦しい表現)
they:「人々」(話し手と聞き手は含まない一般の人を表す。やや略式。代わりに "people" を用いることが多い。ただし、ある地域・場所の人々一般のことを、そこに属していることを意識しながら述べる場合は "they" を使うのが普通。例えば、店の人を指すときの "they" )
They sell delicious sweets at that store.(あの店はおいしいお菓子を売っている)
(以下の例文は『ジーニアス英和大辞典』からの引用)
○ In Australia they celebrate Christmas in summer.(オーストラリアでは夏にクリスマスを祝う)
× In Australia people celebrate Christmas in summer.
people:「人々」(世の中の一般の人々を表し、話し手を含んでもかまわない。時に動物に対する「人間」を表す)
man:「人類、人間」(無冠詞単数形で使う。「男性」の意味もあるため、現在では使用頻度は減少傾向にある)


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