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<英訳>

(7)「突然〜し始める」





(7)本当のことを言うと、彼女は突然大声で笑い始めたんだ。

◆「本当のことを言うと」:"to tell (you) the truth"、"to be honest (with you)"、"honestly (speaking)"(→ 同意表現集 (33) 詳細解説
"tell (人) the truth" の "人" は省略可能。

◆「笑い」:"laugh"、"laughter"
"laugh" は可算名詞。"laughter" は不可算名詞で、通例、"laugh" よりも連続的な大きな笑いであることが強調される。

◆「大声で」:"loud"、"loudly"、"in a loud (or big) voice"
loud:1)(形容詞)「大声の、大きな音の」 2)(副詞)「大声で、大きな音で」
loudly:(副詞)「大声で、うるさく」(loud より堅い語)
aloud:(副詞)「声に出して、聞こえるように」

◆「…の声で」:"in … voice"(表現手段を表す in)


【英訳例1】
To tell (you) the truth, she burst out laughing loud (or loudly, in a loud (or big) voice).
【英訳例2】
To be honest (with you), she burst into loud laughter (or a loud laugh).
【英訳例3】
Honestly (or Frankly) (speaking), she suddenly began (or started) to laugh loud.


◆ "tell 人" の "人" が省略できる主な表現
tell (人) a story (or a lie, a joke, the truth):「話をする(うそをつく、冗談を言う、本当のことを言う)」などの決まった表現。
無生物主語 tell (人) that S V …:「(物・事が)…ということを(人に)教える、示す」
tell (人) about O:「(人に) O について話す、知らせる」

◆「表現手段・形式」の "in"
「表現手段」や「形式」を表す場合は通例 "in" を使う。「…を使って、用いて」という「単なる道具・手段」および「…を伴って、…を持って」という「付帯的な要素」は "with" を使うのが原則。
表現手段・形式:
in Japanese(日本語で)、in ink(インクで)、in pencil(鉛筆で)、in cash (= by cash)(現金で)
道具・手段:
with a check (= by check)(小切手で)、with ink(インクで)、with a pencil(鉛筆で)
【例文】
○ Please write your name in pen (or with a pen).(名前をペンで書いてください)
× Please write your name in a pen.(pen や pencil のように通例具体的な物を表す名詞をこの in と使うときに冠詞を付けると、「具体的な物」を表し、例えば「ペンの中に書く」のように響く。不可算名詞の ink を in the ink のように使う場合も同様で「そのインクの中に」に聞こえる)
○ I stabbed the orange with a pen.(そのオレンジをペンで刺した)
× I stabbed the orange in pen.
○ She spoke in Japanese.(日本語で話した)
× She spoke with Japanese.
○ She spoke with (or in) a Japanese accent.(日本語訛りで話した)
○ She spoke English with a Japanese accent.(日本語訛りの英語を話した)
○ She spoke English in a Japanese accent.(英語を日本語訛りで話した)(特に表現の仕方を強調的に述べるときに使う)

◆ "by"
"by" は通例「媒介的・仲介的手段」を想起させる。例えば、交通手段や伝達手段は「A という場所・人物と B という場所・人物との媒介手段」。"by check" や "by cash" は品物などが「A という人から B という人へ移る媒介手段」である。また "by mistake(間違って)" や "by error(間違って;in error の方が普通)" といった表現に用いられる "by" は、動作主を表す用法に幾分近くなり、"by misfortune(不運にも)"、"by misadventure(運悪く)"、"by mischance(運悪く)"、"by (good) luck(幸運にも)"、"by good fortune(幸運にも)"、"by chance(偶然)"、"by accident(偶然)" などと同じく、何か「神(あるいは自然の摂理)」のような「個人を超えた意志・意図」を感じさせるかのように表現する場合に用いられることが多い(現在では完全に熟語化しているので、そんなニュアンスはほとんど全く感じられないが)。"by nature(本来、生まれつき)"、"by rights(本来なら、当然)" "by necessity(必然的に)" などもこれらの同類と考えて差し支えないであろう(この by は "by birth(生まれながらの;生まれは)" などから "by profession(職業は)"、"by name(名前は)" といった「見地」を表す用法、さらには「判断基準」を表す用法などにつながると考えられる)。

◆ "through"
"through" も「媒介的・仲介的手段」を表すが、これは動作主の意志というよりも、結果を引き起こすに至った原因として表現する。"through" は、目的語がいかにも「媒介・仲介」であるという印象を与えるが、"by O" はむしろ O 自体が「動作主」でもあるかのような印象を与える場合か、あるいは動作主の目的を達成するための手段として表現する場合に用いることが多い。


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