トップページへ

問題目次

<英訳>

(80)「〜してから…経つ」





(80)英語を学び始めてどのくらいになりますか。

◆「どのくらい」:"how long"

◆「学ぶ」:"study"、"learn"
基本的に "study" は習得とは無関係に「勉強・研究する」こと、"learn" は「習得し、身に付ける」こと。

◆「…し始める」:"start (or begin) …ing (or to 不定詞)"、→「…し続けている」:"have been …ing (or have 過去分詞)"(現在完了の継続用法)
"start (or begin) …ing (or to 不定詞)" のように "…ing" を使っても "to 不定詞" を使っても意味がほとんど変わらない表現の場合、その動詞の表す事柄が「具体的にすでに起こっている、あるいは起こった」という意識が強いほど "…ing" を使い、その意識が弱いほど "to 不定詞" を使う傾向がある。従って、この問題文のような場合(「あなたがすでに学んでいる」ことを前提にしている場合)には "…ing" を使う方が多い。
"have been …ing"(完了進行形)は動作・事柄が継続していることを表すが、"have 過去分詞"(完了形)は、文脈によって、継続以外に経験や完了・結果の意味に解釈される可能性があるので、継続以外の意味に誤解されたくない場合は "have been …ing" を使う。


【英訳例1】
How long is it (or has it been) since you started (or began) studying (or learning) English?
【英訳例2】
How long have you been studying (or learning) English?
【英訳例3】
How long have you studied English?


◆ "study, learn, master, pick up"(学ぶ)
study:「勉強する、研究する」("learn" するために努力して勉強したり、何かを解明するために研究・勉強すること。従って、"study English" は、英語が使えるようになるかどうかは別にして、「英語を、または英語について勉強・研究する」ことを意味する)
learn:「覚える、習得する、学ぶ」(知識や技術を勉強した結果、習得する、身に付けることを意味し、結果に重点がある。従って、"learn English" は「英語を運用できる状態になる」という含みがある。そのため、【英訳例3】で "learned" を使うと「英語を習得してどのくらいになるか」という意味合いに感じられる。また「少しずつ身に付けつつある」という意味では進行形も可能であり、この場合は "study" の意味に接近する。ただし、積極的な努力を述べる場合には普通用いないので、例えば「とても一生懸命に勉強している」と述べるような場合には "learn" ではなく、"study" を使う)
master:「(完全に)習得する、身に付ける」(技術や知識などを完全に "learn" または "understand" することで、苦労なく運用できる状態になること。例えば、"master English" という表現は、日本語の「英語をマスターする」という表現よりも実現が困難な印象を伴い、従って、この日本語は "learn English" に近いことが多い)
pick O up / up O:「身に付ける」(特に、習慣・外国語などを大した努力もせずに簡単に身に付けること。例えば、日本人が外国で育つことでその国の言語を身に付けるような場合に使う。また、たまたま、あるいは努力せず「(物を)手に入れる、(病気に)かかる、(情報などを)得る」と述べるような場合にも使う)


問題目次 同意表現集解説 上へ 次へ