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<英訳>

(84)「まるで〜のように」





(84)彼はまるで何週間も病気であったかのように見えた。

◆「何週間も」:"for weeks"
時や数量の区切りとなる単位を表す語を数詞を伴わずに複数形で用いると、通例、漠然と多数であることを表す。

◆「病気の」:"sick"、"ill"
通例、米語では "sick" を用い、イギリス英語では、名詞の前では "sick"、補語には "ill" を用いる。

◆「S は…であったかのように見えた」:"looked as if (or though) S had been …"
主節の時制(look の時制)と "as if" 内の事柄とが同じ時制の事柄であれば仮定法過去、主節の時制(look の時制)よりも "as if" 内の事柄が前の時制の事柄であれば仮定法過去完了を使う。つまり「見えた」(look の時制は過去)よりも「病気であった」のが前の期間なので仮定法過去完了を使う。すなわち、
He looks as if he were 〜:「見える(looks=現在)」と「病気である(現在)」のが同じ時制の事柄なので仮定法過去(were)。つまり「(現在)病気であるように(現在)見える」。
He looked as if he were 〜:「見えた(looked=過去)」と「病気であった(過去)」のが同じ時制なので仮定法過去(were)。つまり「(過去に)病気であるように(過去に)見えた」。
He looks as if he had been 〜:「見える(looks=現在)」と「病気であった(過去)」のが別の時制なので仮定法過去完了(had been)。つまり「(過去に)病気であったように(現在)見える」。
He looked as if he had been 〜:「見えた(looked=過去)」と「病気であった(過去よりも過去または過去の一点までの継続)」のが別の時制なので仮定法過去完了(had been)。つまり「(過去よりも前に、または過去の時点までの間)病気であったように(過去に)見えた」。


【英訳例1】
He looked as if he had been sick for weeks.
【英訳例2】
He looked as though he had been ill for weeks.


◆「多数を表す複数形」
時や数量の区切りとなる単位を表す語を数詞を伴わずに複数形で用いると、通例、漠然と多数であることを表す。
【類例】
for hours:「何時間も」
for days:「何日も」
for weeks:「何週間も」
for months:「何ヶ月も」
for years:「何年も」
for generations:「何世代もの間」
for centuries:「何世紀も」
for ages:「とても長い間」
tens of …:「何十もの…」
dozens of …:「何ダースもの…、何十もの…」
hundreds of …:「何百もの…」
thousands of …:「何千もの…」
millions of …:「何百万もの…」

◆ "sick, ill"
一般的な傾向は次の通り:


用法イギリス英語アメリカ英語
病気の人限定用法a sick persona sick person
病気である叙述用法be illbe sick / be ill
重病の人副詞+限定用法a seriously ill person / a very sick person a seriously ill person / a very sick person
重病である副詞+叙述用法be seriously ill / be very illbe seriously ill / be very ill (or sick)
気分が悪い叙述用法feel ill / don't feel wellfeel ill / don't feel well
吐き気がする叙述用法feel (or be) sick (to one's (or the) stomach) feel (or be) sick to one's stomach


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