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<同意表現集の詳細解説>

(11)〜するとすぐに


1) as soon as S V : 〜するとすぐに; 普通の表現でよく使われる。一番使いやすい表現。

2) the moment (or minute, second, instant) S V : 〜するとすぐに ; よく使われる普通の表現で 1) より強意的。instant は同時性が非常に強調される。

3) on doing : 〜するとすぐに、〜すると; やや堅い表現。

4) suddenly (or all of a sudden, all at once) : 突然; suddenly は普通の表現。all of a sudden は強調的で、物語や出来事の描写でよく用いられる。all at once は 前2つの表現ほどは用いられていない。

5) no sooner had S p.p. 〜 than S 過去形 … : 〜するとすぐに...した; 6) の倒置で、強意的な表現であり、意外さを含意する。過去完了を使う他の 6) 〜 8) よりもずっとよく使われている。

6) had no sooner p.p. 〜 than S 過去形 … : 〜するとすぐに...した; 物語や過去の出来事の描写でよく用いられる。一般的に過去完了+過去の形で使われる。2つの出来事の関係については 7) と同じなので、使い方に注意。

7) had scarcely (or hardly) p.p. 〜 than S 過去形 … : 〜するとすぐに...した; やや堅い表現。時制については 6) と同じ。before を使う方がやや強意的。通例、この表現は、後の出来事が驚きや良くない結果をもたらす場合に用いられ、2つの出来事に因果関係のような強い結びつきがある場合に使うと不自然に響く。例えば、×I had scarcely found a public telephone when I phoned home. は不可(「続英誤を診る(進学社または河合出版)」 p.200)。これについては、「英語語法大辞典第4集(大修館書店)」の p.750 にも説明がある。いずれも、scarcely の例で、hardly や 6) の no sooner を使った表現については触れていないが、いろいろな使用例を見る限り、これらについても同様だと思われる(hardly については「アメリカ人語2(読売新聞社)」の p.45 に同様の指摘がある)。

8) hardly (or scarcely) had S p.p. 〜 than S 過去形 … : 〜するとすぐに...した; 堅い表現。7) の倒置で強意的。やや気取った感じの表現で、あまり用いられていない。

9) immediately : 即座に、 at once : すぐに、right away : すぐに; immediately は普通の表現。right away は「すぐに〜しなければならない、する必要がある」という文脈で使うことが多く、at once は「すぐに〜しなさい」という文脈で使うことが多い。後者2つの表現はいずれも、「聞こえる」というような受け身的な事柄にはあまり使わない。特に at once は「同時に」という意味もあるので、after のような前後の出来事を表す表現とは使いにくい。

10) immediately (or directly, instantly) (that) S V : 〜するとすぐに; イギリス英語で口語的。英作文では使わない方が良い。


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