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<同意表現集の詳細解説>

(19)〜しないように


1) for fear of doing : 〜するのを恐れて、〜しないように; やや堅い表現。

2) in order (or so as) not to do : 〜しないために; やや堅い表現。so as not to do の使用頻度は比較的低い。なお、(18) 2) を参照。

3) for fear (that) S will (or may, should) do : 〜するのを恐れて、〜しないように; やや堅い表現。that 節内は will, would, 直説法が普通。may, might はやや堅い表現。should は堅い。

4) so (that) S will (or may) not do : 〜しないように; 普通の表現。(18) の 9) を参照。

5) lest S (should) do : (少しでも)〜しないように、〜するといけないので; 非常に堅い表現。現在ではあまり使われていない。節内は、原形動詞が普通。should, may, might を使うのは主にイギリス英語。

6) in order that S will (or may) not do : 〜しないために; 堅い表現。(18) の 10) を参照。

7) in case S (should) V : 〜する場合に備えて; in case は使いにくい表現。まず、「〜しないために」という意味では通例用いられない(使用する人もいるが避けた方がよい))。これは、主節の内容が従属節の内容に影響を及ぼす場合には通常用いられないからである。つまり、この文のように、「急ぐ」ことによって「遅れる」という状況に影響し、「遅れない可能性が生じる」、といった場合には使えない(「これでいいのか大学入試英語上(大修館書店)」p.192)。「〜する場合に備えて」という意味では英米ともに使われている。「ジーニアス英和辞典(大修館)」を初めとする辞書は、この意味について「主に英」という表示をしているものが多いが、実際にはアメリカでもよく用いられている(「教師のためのロイヤル英文法(旺文社)」p.199)。「〜ならば」という意味では、主にアメリカ英語で用いられているが、次第に使用頻度は下がっており、if を使う方がよいとされている。これは、上記2つのどちらの意味で使っているか分かりにくいからである。


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