トップページへ 目次

<同意表現集の詳細解説>

(2)〜できない


1) cannot do : 〜できない; can't の方がくだけた表現。can not は強意的で普通は使わない。

2) no one (or nobody) can do : 誰も〜できない; 強意的。「誰もいない」ことを強調。

3) there is no doing : 〜できない; やや口語的な表現。doing には telling, knowing, stopping などが使われることが比較的多い。

4) be impossible to do : 〜することはできない; やや堅い表現。原則として人ではなく事柄が主語。例外は He is impossible to please. のように不定詞の意味上の目的語(「彼を」喜ばせる)が主語になっている場合のみ。

5) be unable (or not able, incompetent, not competent) to do : 〜できない、〜する能力がない; 堅い表現。断定的な cannot の代わりに遠回し表現として用いられることが多い。be not able to do の方がくだけた表現。人が主語。be incompetent はさらに堅い表現で人を主語として用い、6) の be incapable of doing と同じく、「(永続的な)能力・資格を持っていない」ことを表す。

6) be incapable of doing : 〜する(永続的な)能力・資格などがない; 特定の状況で「〜することができない」という意味では使えない。これは be capable of も同様。例えば、×Will you be capable of coming tomorrow? は不可。


同意表現集(2)へ