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<同意表現集の詳細解説>

(31)〜なので


1) because of O : O なので; 普通の表現。よく用いられる。副詞的に用いるのが普通。1) 〜 5) のすべてに言えることだが、動名詞と使うと不自然になることが多い。

2) due to O : O なので; 1) より堅い表現。叙述的に be due to の形で用いるのが良いとされるが、くだけた表現として副詞的にもよく用いられている。

3) on account of O : O なので; 普通の表現であるが、特に困難、問題など良くないことの理由に用いられることが多い。副詞的に用いるのが普通。

4) owing to O : O なので; やや堅い表現で、be 動詞の直後には用いられない。イギリス英語で主に正式文書に用いられる一方、アメリカ英語ではあまり用いられていない。

5) on (the) ground(s) of O : O なので、O を根拠に; 堅い表現。「人の行動・判断の根拠」述べる場合に使うのが普通なので、この文で使うと不自然。使用頻度はあまり高くない。法律関係で用いられることが多い。

6) on (the) ground(s) that S V : 〜するので; 5) と同じ。



7) prevent (or stop) O from doing : O が〜するのを妨げる、O に〜させない ; stop の方が prevent よりくだけた表現。doing が、これから起こることがらではなく、すでに始まっている事柄である場合、通例、from は省略され、直接妨害したという含みがある。イギリス英語ではこれからの事柄についても from が省略されることがある。

8) keep O from doing : O に〜させない; prevent よりくだけた表現。「一定の期間〜させない」という意味で使われることが多い。

9) make it impossible to do : 〜することを不可能にする; やや堅い表現。



10) because S V : 〜するので; 普通の表現。2) よりも普通。論理的な理由を表し、相手がまだ知らない事実や事柄を原因・理由として表現する場合に用いる。必然的な避けがたい因果関係を強調する。主節の後に置く方が多い。

11) since S V : 〜するので; 通例文頭で用いる。事実を前提としたり、すでに自明の理由をあげる場合に好まれる。アメリカ英語では as の代わりに好んでよく用いられる。because と違って just, simply, partly, only などで通例修飾しない。because ほどは必然的な因果関係を強調しない。主節の前に置く方が多い。

12) as S V : 〜するので; as は多義なので原因・理由の意を明確に述べるには because、特にアメリカ英語では since が好まれる。通例 as 節は主節より前に置く。since 節と同様、as 節は because 節と違って強調構文の強調部分や選択疑問の選択部分にならず、ごく軽い理由を表す。アメリカ英語では堅い語なので改まった文脈でのみ使うのがよい。



13) so 〜 that S V : とても〜なので...する: 普通の表現。

14) too 〜 to do : あまりに〜なので...できない、...するにはあまりに〜: 普通の表現。for O が付くとやや硬い表現。

15) such a 形容詞 名詞 that S V : とても〜な名詞なので、...; 普通の表現。a のない such 形容詞 名詞 の形も、さらに形容詞のない such 名詞 の形も可。

16) too 形容詞 a 名詞 to do : あまりに〜な名詞なので...できない; 堅い表現。a のない形は不可(つまり、不可算名詞や複数名詞とは使わない)

17) so 形容詞 a 名詞 that S V : とても〜な名詞なので、...; 堅い表現。a のない形は不可(つまり、不可算名詞や複数名詞とは使わない)



18) (and) so S V : だから〜; and のない方が普通の表現。and がある場合、やや悠長な表現になる。

19) , so that S V : その結果〜 ; やや堅い表現で、強調的。

20) therefore : それゆえに、従って(やや堅い語)、 thus : 従って(堅い語)、 hence : それゆえに(堅い語)、 consequently : その結果(and consequently の形で使うことが多い)、 as a result : その結果、 as a consequence ≒ in consequence : その結果(悪い結果に使われることが多い); therefore はやや堅い語で、論理関係を強調する。thus は so の堅い語で、「このようにして」というニュアンスが入ることが多い。hence は堅い語で、商業文、法律文、契約書などに主に用いられ、「こうすることによって」というよりも「こういう状態であるので、論理的帰結として当然」というニュアンスがある。as a result は「ある状態の結果として当然〜になる」という意味で、結果を強調した普通の表現。consequently と as a result とほぼ同じ意味だが、堅い語で主に文頭で用いる。as a consequence も consequently と同じ意味で、堅い表現。なお、accordingly は「ある状態に合わせて〜する、それに応じて」という場合に用いられることが多い。

21) that's why S V : だから〜、そういう理由で〜; 理由を強調した表現。that の代わりに this も可能。

22) for S V : というのは〜だからである; 文語体。

23) 分詞構文。文語。特に独立分詞構文は非常に堅い表現(熟語は除く)。


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