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<同意表現集の詳細解説>

(76)決して〜ない


1) not 〜 at all : 全く〜ない; 普通の表現。よく用いられる。

2) in no way : 少しも〜ない、決して〜ない; 強調的。

3) not 〜 in any way : 少しも〜ない、決して〜ない; 2) の方が強意的。

4) no (形容詞) 名詞 : 〜どころではない; 否定よりもむしろ反対を表す。人について用い、「そんな資質や技能は持ち合わせていない」ということを表す。

5) by no means 〜 (or not 〜 be any means) : 決して〜しない、全く〜ではない; やや堅い表現。特に「他の人々が考えたり、思っているのとは違って」という点を強調する。be no means 〜の方が強意的。

6), 7) far from 〜 : 〜にはほど遠い、決して〜ではない; be far from 〜 のように述部に使うことは少ない。文頭で「〜するどころか」や、Far from it = 「とんでもない」という意味でならよく使われる。〜には名詞・動名詞・形容詞が入る。口語では特に形容詞の場合に、being は省略されることが多いが、名詞の場合には省略しない方が普通。

8) the last 〜 関係詞節 : 最も...したくない〜、最も...しそうにない〜; ややくだけた表現。〜は省略せず、通例、man, person, woman, thing など。普通、want や expect を使って「最も...したくない〜」のように現実的な内容を述べるときは、関係詞節は直説法。「最も...しそうにない〜」という非現実的な内容を含む場合は、関係詞節に仮定法を使う。

9) the last (〜) to do : 最も...しそうにない〜; ややくだけた表現。〜は省略しないことが多く、通例 man, person, woman。「...する一番最後の〜」と間違われないように、V は仮定法にするのが普通。

10) anything but 〜 : 少しも〜でない; ややくだけた表現。〜には形容詞・名詞が入る。また「〜以外なら何でも」という意味にもなる。

11) not (〜) in the least : 全く〜ない、ちっとも〜ない; 普通の表現。動詞・形容詞・分詞・副詞・名詞句を修飾する。特に「驚くべきことだ、普通ではないことだ」ということを強調する。

12) no (or not 〜 any) 名詞 whatsoever (or whatever) : 少しの〜もない; やや堅い表現。

13) not nearly : 決して〜ない; 主に数量の大きさや as 原級 as を修飾する場合に使われ、「決して十分な量ではない」、「決して〜と同じほど…ではない」というような場合に用いられる。

14) on no account : どんな理由があろうと〜しない; 堅い表現。通例「〜すべきでない、してはいけない」と勧告・命令する文脈で用いられる。なお、not 〜 on any account よりもやや強意的。

15) quite other than 〜 : 〜とは全く異なっている; quite different from の堅い表現。使用頻度は低い。


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