イ・ビョンホン・・ キム・インハ (小さい頃からばくち打ちの叔父に育てられる・・) ソン・へギョ・・ ミン・スヨン (インハと同じく孤児で修道院やカジノで働く事に・・) チソン・・ チェ・ジョンウォン (やくざの父の元に生まれ、インハと親友になるが最後は対立する事に・・) パク・ソルミ・・ ソ・ビンヒ (ジョンウォンの父と対立する、親の娘に産まれる) |
小さい頃に孤児となったインハ(イ・ビョンホン)は、おじのギャンブラーのもとで育つ。 或る時列車の中で同じく孤児で、身内を訪ねてきたスヨン(ソン・へギョ)と運命の出逢いをはたす。 学校でやくざの父を持つジョンウォンと知り合った、インハはちょっとした不運とジョンウオンの父の陰謀により、少年院で少年時代を過ごすことに・・・ 少年院を出た後も、常にやくざに狙われ果ては人殺しの濡れ衣を着せられ、アメリカに逃亡する。 アメリカでポーカー学の教授に出逢い、めきめきと腕を上げ、世界ポーカー選手権に優勝するまでになった彼は帰国して、今度はジョンウオンの前に立ちはだかることに・・・ 経営にも手腕を発揮して、向かうところ敵無しの彼が最後に握った札は・・・ |
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私がイ・ビョンホンに韓国ドラマでお目に掛かったのは、美しき日々以来2作目であった。 美しき日々で最初に出逢った時は、なんと冷たく無愛想な人だろうと感じた記憶があるが、それが完璧なまでにそのドラマに出てくる人物像を描きあげる、彼一流の役者ポリシーだと気づかされたのは、このドラマを見てからだった。 オールインでも前半は、悲しくつらい役柄を演じてはいるが、後半に入って彼の地である茶目っ気のある、見るものをワクワクさせるような演技も随所に飛び出してくる。 とにかく、見るものを引き付ける役者というのは、彼のことだろうと感ぜずにはいられない、これからも目を離せない一人である。 |
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このドラマの中で見逃せないのは脇役の演技である。 傷ついた、スヨンが心を癒す場所が海辺の孤児院で、そこで常に子供達の世話をしているのがマリアと呼ばれる、気高くいつも冷静で明晰な女性。 ソン・チェファンという俳優が扮しているが、この俳優じつは初恋のドラマに出てくる、ソン・チャノク役の俳優で、少し頭が弱くおっちょこちょいで、常に失敗をやらかすお姉さん役で出演している、この演技のギャップが凄い! ぼんやり見ていたら、同一人物だとは全く気づかない、韓国ドラマは奥が深いねぇ〜〜 |
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初恋のソン・チャノク役 |