まじかる☆アンティーク でのWorld of Darkness的イベント

Mists

Mists――妖精に関わった人間は、そのときの記憶を失うという、妖精と人間を分かつ秘密の覆い。スフィーとリアン以外のストーリーでは、妖精でありEnchanted Worldを支えていたスフィーとリアンが二人ともReal Worldを離れることになります。そうなると、Enchantを受けていた健太郎たちは夢が覚め、Mistsによりそのときの記憶を失うことになるでしょう。スフィーとリアンはそれが分かっていますが、記憶を失って欲しくないとも感じています。自分の心を押さえ、Mistsにより忘れ去られるか、それとも、Mistsを何らかの方法で破るか、これらのストーリーのクライマックスはMistsを軸に展開します。

「何だか、頭の中に靄がかかったみたいだ」
  ―― 宮田 健太郎; Affected by Mists

Dreaming

この物語は基本的にReal World内で展開されますが、なつみストーリーでは健太郎がDreamingに閉じこめられるイベントもあります。

肉体年齢と精神年齢

妖精は、実年齢と肉体年齢は一致するとは限りません。長年ずっと子供のままであるのはよくあることです(逆にあっと言う間に年を取るというのは珍しいですが)。しかし、肉体年齢と精神年齢は完全にリンクしています。子供の姿の妖精は実年齢に関わらず子供っぽいのです。
作中において、スフィーは肉体年齢が子供に戻ってしまいますが、それにより精神年齢も引きずられ子供っぽくなってしまいます。とはいっても、もともとスフィーはWilderの中でも子供っぽい人物だったので、あまり変わらないですが。

Nocker's Birthright

Nockerは物品(Prop)の取り扱いに長け、特に修理の技で知られる妖精です。現実世界にとどまったNockerの長瀬 源乃助は、その特長を存分に発揮し、骨董品の修理を請け負っています。

「ああ、凄いなんてもんじゃないぜ。魔法でも使ってるんじゃないかって噂もあるくらいだからな」
  ―― 長瀬の修理の腕に対する宮田 健太郎のコメント

Freehold "五月雨堂"

現実世界の中で、夢の魔法の力 Glamour が集まる場所、そこはFreeholdと呼ばれ、Changelingにとって貴重な拠点です。作中でのFreehold「五月雨堂」は、魔法を使いすぎたスフィーの魔力を供給してくれる場所として、Banalityにより妖精としての自我を失いかけたなつみを癒す場所として、重要な役割を果たしています。

「うん。けっこう、あたしたちの世界と空気の感じが似てる」
  ―― スフィー のコメント
「理由はわかんないけど、ここの骨董見てるとなんとなく元気になるの。
 疲れが癒えてく感じがして」
  ―― 牧部 なつみ のコメント

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