Portrait でのWorld of Darkness的イベント

fall into a dream...
fall into a doze...
fall in your heart...
dive into the mind
    ―― Theme

化身(Avatar)

化身(Avatar)は、メイジの心の中に住み着いた存在で、メイジの魔法の源となっている存在です。 特に強力な化身は独立した人格を持ち、メイジ本人の心と干渉しあうこともあります。 メイジ本人と化身は互いに互いを導いて成長していく(求道(Seeking)と呼ばれます)わけですが、 覚醒直後は化身に導かれる部分が大きくなるのは当然です。

Portraitの主人公の化身は人格を持つほどには強くはないですが、 独立した姿(天使の姿)を保っている程度には強力です。 覚醒したての主人公は天使の姿をした無言の化身に導かれ、物語を歩んでいきます。

夢歩き――Dreamwalk (《精神(Mind)》 3)

覚醒したての主人公は、化身の導きのもと、魔法を使って夢の世界に侵入します。メイジ達から夢幻界(Dream Realm)、マヤ(Maya)などと呼ばれ、 妖精からはDreamingと呼ばれる、この夢の世界で主人公は美術部の人と接触していきます。

夢の世界をホームグラウンドとする妖精達とは違い、 メイジにとって夢幻界は謎だらけの場所です。特に、覚醒したての主人公はとりわけ不案内です。 夢幻界に入り込んだ主人公は夢の持ち主により行動が封じられてしまうことも多く、「クローズエンド」になると、主人公は現実世界に帰れなくなってしまいます。

もう一人

Portraitにはもう一人メイジがいます。天野 美由です。彼女はメイジとしては主人公の先輩格なはずですが、 孤児(Orphan)であり他のメイジからの手助けがなく、しかも主人公と違って化身(Avatar)が弱いこともあり、導き手となる存在がありませんでした。

彼女以外のメイジである主人公と出会うことは、彼女にとって進歩のチャンスです。多くの場合、 彼女は世界を知るのに魔法を使った乱暴な手段に訴えなくても済むようになります。 ですが、主人公との出会いが不幸なことになる美由ワーストエンドでは、 彼女は世界を知ることよりも世界を破壊することを選び、穢れてしまいます。

そして人の気持ちが入らなくなった今…。
みゆは色んな人の事が知りたくなりました。
これから色々冒険しちゃうんだ。
    ―― Happy End

…そうか…そうだね…
…みんなお人形さん…
…お人形さんになればいいんだ…
    ―― Worst End


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