誰ひとり 〜 常世の里 〜

十六夜(いざよい)れんか

(誰ひとり)
(C)2002 千歳  ※ DVD Players Game作品です。

(十六夜れんか)
(C)2003 千世  ※パソコン用ゲーム作品です。
関連シリーズ:Mage: The Ascension   シンクロ度 ☆☆☆
ゲームの概要: 「誰ひとり」はパソコンゲームからの移植がメインだったDVD PG業界初のオリジナル作品です。 昭和初期の山村を舞台としたアドベンチャー。 里帰りした主人公は、故郷で出会う人物と交流を深めていきますが、 この世にあらざるものを見てしまう能力を持ってしまっているために、怪奇な事件に関わってしまうことになります。
なお、この作品は2003年に改訂版が「十六夜れんか」の名でパソコン用ゲームソフトとして発売されました。
in World of Darkness: 「誰ひとり」の物語の裏は完全にWorld of Darknessの世界観で 貫かれています。社会の裏に潜む超常の者達。精霊界。 意志を具象化する魔法。ベイン(Bane)を操り、フォモーリ(Fomori)を作りだす穢れの民(Nephandi)。 霊的な知覚を持つ人狼(これは実際に登場はしませんが)。
物語は比較的短いものの、その中にはWorld of Darknessの要素がぎっしりと詰め込まれています。
コメント:

DVD-PGという形態ゆえに、ゲームとしての要素はなきに等しく(選択肢はあってもフラグは存在しない)、 テキスト分量は限られてしまっています(最大でも10000メッセージウィンドウ分しかディスク1枚に収められない)。
シナリオがアニメに近い流儀で描かれており、 複雑な設定の割にきわめて単純に描かれています。選択肢のあるアニメ、 というのが最も近く、のんびりと気楽に鑑賞するのに向いています。
そのため、パソコンゲームの複雑なシナリオに慣れているユーザーには物足りなく なってしまっています。CG・音楽などの鑑賞モードが存在しない(できない)点も 残念なところです。

リメイク版となる「十六夜れんか」については、筆者未プレイであるためコメントできませんが、追加要素も多いそうであり、一般的にパソコンソフトの方がDVD-PGより表現メディアとしては優れているので、プレイするならおそらく「十六夜れんか」だと思います。

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Written by S.N.; Updated: 2002/8/8; Revised: 2002/11/4; Revised: 2003/4/29