2005年07月15日、ある本の発売が決定した・・・
この本が予約を開始すると同時に
amazonのランキングで1位に
しかしこの後、このamazonのランキングを巡って
大きな波紋を呼ぶことを誰も予想していなかった・・・
「た、大変です!」
「ん?どうした?」
「こ、こんな文章が出回っています・・・」
「・・・」
「索敵班を出せ!情報部に連絡を取れ!!」
「どったの?」
「見ろ!アサヒでまた捏造だ!」
「・・・」
「すぐ攻撃に移る、準備を急げ!」
「ちょ、ちょっと待って」
「ん?どうした?」
「ほら?よく見てみて7月11日〜7月17日のランキングになってるわ」
「それがどうした?」
「マンガ嫌韓流の発売は7月26日でしょ?予約分は考慮されてないみたいよ」
「・・・」
「民間防衛もマンガ嫌韓流の予約が始まってから上がってきたから再来週のランキングに入るんじゃないかしら?」
「・・・情報部から産経のランキングと同じとの連絡が・・・」
※日頃の行いのせいです(笑)
「ん?(なんか聞こえたような・・・)」
「・・・」
「ま、これは誤報ね」
「ネタをネタと見抜けぬものにインターネットは使えないと言うことですね」
「いいか!これからお前達を殴る!」
「(゚Д゚ )ハァ?」
「殴られた痛みは3日で消える。だがな、今日の悔しさは一生忘れるな!!」
「いやいや・・・おかしいから・・・」
「えぇぇぇい!黙れ!」
「きっと振り上げた拳のやり場に困ってんだよ」
「そ、そこ!うるさい!もういい!今日は解散だ!!」
そう、終わるはず だ っ た のだ・・・
「あれ?いつの間にかアサヒコムのランキングに・・・
「そうね・・・まあ前のランキングを見るとコミックがランキングに入ってないのは最初からみたいよ?」
「そうなんですか?」
「だってこの月は鋼の錬金術師 11巻とかハンター×ハンター22巻とかデスノート7巻が発売されてるのよ、さすがにランキングに入らないのはおかしいでしょ?」
「でも入っているランキングもあるみたいですよ?」
「それamazonのランキングじゃないでしょ?たぶん例の文章を見た人から抗議が殺到したからコメントつけたんじゃないかしら?」
「新情報が来たぞ」
ビジネス書ベストセラーの常連、神田昌典の1年ぶりの新刊『人生の旋律』が第1位。
スイス政府編『民間防衛』が英国同時多発テロ、地震などの影響で3位に。
9位の『フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり?』は若者に人気のライトノベル。
TVアニメ化の影響で幅広く読者を増やし、トップ10にランクインした。
「英国同時多発テロ、地震などの影響とは苦しい言い訳ね・・・」
「民間防衛読んだことない人がコメントつけたんでしょうね」
「しかもマンガ嫌韓流の下にある”この本を買った人はこんな本も買っています”見てみなさい」
「さらに紹介されてるのが軒並みランキングが上がってるのよ」
「まさか”マンガ嫌韓流影響で・・・”なんて言えないわけですよね」
「asahi.comはいつまで無視するかしらね〜」
「
韓流ブームに便乗しての姑息な企画本です。
国と国との友好を深めようという大事な年なのに・・・。
はずかしい限りです、日本人として。
ほんとうに考えて欲しい、作者と出版社は。
ろこつに韓国に嫉妬し友好関係を毀損するなんて。
ぶじに友好年が終わるよう、韓国の人々の寛容さに期待したいですね」
「な、なにいきなりデンパ飛ばしてるのよ・・・」
「だってほらマンガ嫌韓流のカスタムレビューのところに書いてありますよ」
「・・・」
「やはりアジアの国々との友好を考えてる人はいるのです」
「盛り上がってるところ悪いけど・・・」
「は?」
「これ縦に読むのが正解よ・・・」
「・・・」
「韓国はほろぶ ね」
「アイゴー!!チョッパリは謝罪しる賠償しる!!」
「来週はマンガ嫌韓流の発売日だからさすがに無視出来ないでしょ〜楽しみね〜」
平和もねぇ 秩序もねぇ お巡り悪党グルグル
朝起きて 働くが 儒教の教えでお昼まで
半万年 言ってみた も少し増やそう9000年
ウリこんなナラ嫌だ ウリこんなナラ嫌だ イルボンへ出るニダ
イルボンへ出たなら銭(じぇに)ば貯めて
イルボンで犬食うニダ 「文化もねぇ モラルもねぇ 歴史に証拠が揃ってねぇ
「・・・なんだその歌は・・・」
「ん?マンガ嫌韓流がアニメ化されたときのテーマソングよん♪」
「・・・」
「あれ?みんなどうしたの?」
「これを見てくれ」
※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。
「わたしが聞きたい!!」
「結局マンガだからコミックに入れられたんですかね?」
「いえ、それはおかしいわ・・・amazonマンガ嫌韓流のエディションのところ見てもらえばわかるんだけど、ジャンルはムックになってるのよ」
「おや?ムックって・・・」
「いや、それムック違い・・・(がちゃぴん(´・ω・`)テラカワイソス)」
「じゃあムックもランキングに入ってないんじゃないか?」
「そんなこと無いわよたとえば・・・
「きっと韓国ものだから入ったんですよ」
「んなバカな・・・」
「総員第一種警戒態勢。繰り返す、これは訓練ではない。総員第一種警戒態勢。援軍を頼め!攻撃を開始するぞ!」
「メル凸攻撃隊の第一派攻撃しましたが反応ありません!」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ、結論出すの早過・・・」
「産経から情報が・・・」
・
・
産経 | 朝日 |
(1)マンガ嫌韓流←コレキタ! | アレ?('A`) |
(2)ラヴァーズ・ガイド | 1.ラヴァーズ・ガイド |
(3)アラシゴト | 2.アラシゴト |
(4)細野真宏の世界一わかりやすい株の本」 | 3.細野真宏の世界一わかりやすい株の本 |
(5)マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究←コレキタ! | アレ?('A`) |
(6)人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか? | 4.人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか? |
(7)さおだけ屋はなぜ潰れないのか? | 5.さおだけ屋はなぜ潰れないのか? |
(8)民間防衛 ←コレキタ! | 6.民間防衛 |
(9)頭脳の果て | 7.頭脳の果て |
(10)なぜか日本人が知らなかった新しい株の本 | 8.なぜか日本人が知らなかった新しい株の本 |
オヤ?('A`) | 9.成功の女神に好かれる人嫌われる人 |
オヤ?('A`) | 10.星の商人 |
「・・・」
「┐(゚〜゚)┌コリャダメダ」
「メル凸、電凸部隊に出動を要請しろ!他の部隊にも支援要請だ!」
「メル凸、電凸部隊が攻撃開始、しかしasahi.comから反応ありません!!」
「攻撃を続けろ!!」
「電凸部隊から一部突破との報告が!」
もしもし、ムラサキさんでしょうか?
そうですが。
こちら朝日新聞のブックランキング担当の○○です。
お忙しいところ申し訳ありません。では早速ですがよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
先ほど申し上げましたとおり、今回同じAmazonさんの和書総合ランキングで同じ期間のデータで何故順位が違うのか。
担当の方という事ですから事の顛末は充分ご存知でしょうから納得のゆくご返事をいただきたいのですが。
わかりました、ご説明いたします。まず私どものランキングは8月6日の発表ですね。対して産経さんのランキングは8月13日発表です。発表日が違うのですからランキング内容が違っていても当たり前ではないでしょうか。
あのー、本当にご覧になられましたか?
どちらのランキングも7月25日〜7月31日の 同 じ 期 間 のランキングですよ。>何誤魔化そうとしとるんじゃゴルァ!
あ、そうでしたねw
一日の瞬間データではないんですから順位が大幅に違うとは考えにくいんですが。
えー、私どものサイトには注釈がありますね。ランキングにはコミックは含まれませんと。
これの理由を申し上げますと、人気コミックが発売されるとかなりの売り上げが毎回ありまして、トップ10のランキングがほとんどコミックで占められる場合があるんですね。
それでは私どものブックランキングには好ましくないので対象から外させてもらっている次第です。
私は朝日さんのランキングには入っていない嫌韓流もマンガ中国入門も買って読みましたが、
この本は両方共マンガ表現を使ったオピニオン系の本だと思いましたが、朝日さんはマンガだと判断したと言うことでしょうか?
先ほど外させてもらっていると申し上げましたが、実はAmazonさんとの契約でAmazonさんにランキングからコミックを対象としないデータを配信して下さいとお願いしているんですね。
ですのでAmazonさんがこれをマンガだと判断したという事ではないでしょうか。
なるほど、そういう事もあるかもしれませんね。
では、朝日さんの最新ランキングに今回小林よしのり先生の靖国論が入っているのは何故なんでしょう?
Amazonさんの基準でマンガ表現を使ったオピニオン系の本も外すなら当然この本もランキングから外されてしかるべきだと思われるのですが。
それについては先ほども申し上げた通り、こちらはAmazonさんにお願いしているわけですからAmazonさんに詳細はお聞き下さい。こちらはそれをそのまま載せているだけなんです。
信用できませんね。もうずいぶん古い話ですけど朝日さんは以前にサンゴ事件も起こしましたし、
最近ではNHK vs 朝日事件も起こしてますね。紙面の論調を見ても中国・韓国には異様におもねっていますよね。そういう妙なおもねりが今回も行われたのでしょう。
ハッキリ言えばデータの操作ですね。
そういう事は絶対にありません!この件では他にも同様の電話がかかってきまして、こんな事では困りますとAmazonさんにも伝えました。
都合が悪くなるとAmazonさんに責任を転嫁するということですね。
そんなわけではありません!いっさいデータは変えていません!
Amazonさんにも問い合わせてみます。今後のランキングも引き続き監視させていただきますので心して編集して下さい。
何度も申し上げますが、もう少し朝日新聞を信用してください。
何度も申し上げますが、とても朝日新聞など信用できませんw
■産経
つづいて産経に電凸
↑のような事があったのですが。
あー、これはデータ操作でしょうねー>アッサリw
そうですよねーw
この本かなり話題になってますからランキングに入らないとは考えられないですよ。
一時入手困難でしたからね。私も朝日取ってたんですけどこれに限らず信用できないので産経さんに新聞も変えさせていただいたんです。
ありがとうございます!
これからも不偏不党の紙面作りを期待しています。
よろしくお願いします。
■Amazon
最後にAmazonに電凸
↑のような事があったのですが、Amazonさんのデータ配信は新聞社ごとに違ったデータを送っているのですか?もしそうなら具体的かつ納得できるように説明していただきたいのですが。
早速調べましてメールでご返事させていただきます。
で、帰ってきたメールがコレ↓
「左舷、段幕薄いぞ! 何やってんの!」
「なんで左舷・・・」
「各所から援護攻撃が来ています」
ところが、名古屋・栄の地下街の書店を見ても、そんな本は見当たらない。気になったので、別の本屋にも寄ってみたが、そこにもない。ないとなると、余計に見たくなるのが人間の心理というもので、それから周りの書店を6軒ほどはしごしたが、結局は、どこにもその本は見当たらなかった。
その時は、やはりネットと現実の世界とでは、随分と情報に差があるのかな、くらいに考えて、それほど暇でもない(まあ、考えてみれば書店を6軒も回ること自体が、随分と暇なのだが)ので帰宅することにしたが、家に戻り、今一度、ネットでこの本のことを調べてみることにした。すると、
・Amazon.co.jp トップ1001位(8月23日)
・「紀伊国屋書店」和書全店週間ベスト1位(8月15日〜21日)
・「八重洲ブックセンター」1位(8月14日〜20日)
・「e-hon(東販)」総合ランキング1位(8月27日)
・「bk1」2位(8月15日〜21日)
・「楽天ブックス」ベストセラーランキング2位(8月23日)
・「yahoo!ブックス(セブンアンドワイ売り上げランキング)」2位(8月26日)
・「旭屋書店」週間ランキング2位(8月15日〜21日)
・「ManaHouse」ベストセラー・コミックで3位(8月25日)
・「三省堂」5位(8月15日〜21日)
・「本やタウン(日販)」ランク外(8月12日〜14日)
・「yahoo!(日販)」ランク外(8月12日〜18日)
・「大阪屋」ベストセラーランク外(先週)
ここまでで疲れたのでやめにするが、ここで言えるのは、早い話が「マンガ嫌韓流」という本は、ネットのみならず現実世界でも売れているということだ。ただ、不思議なことに大手の取次ぎである日販に関して言えば、「本やタウン(日販)」でも「yahoo!(日販)」でもランク外。東販のランクには「e-hon(東販)」には1位で入っているので、このへんの事情が、この本が書店に流通していないことと関係がありそうだ。
(中略)
この本を巡って、最近、もう1つ話題になったことに、「アサヒコムBOOK」のランキングの問題がある。「アサヒコム」では定期的にベストセラーのランキングを発表しているが、その中の「Amazon.co.jp」の順位に(8月1日〜7日、8月8日〜14日)、当然1位に入るはずの「マンガ嫌韓流」が入っておらず、「アサヒコム」が情報操作をして、故意にそれをランキングから外したのではないかという疑問がインターネットで流れている。
このランキングには「対象書籍にコミックは含まれていません」ということで、別のコミックを含む8月21日発表の東京・八重洲ブックセンターのランキングには「マンガ嫌韓流」が2位で掲載されているが、その真偽はともかくとして、こうしたことがネットで盛んに取り上げられること自体、マスコミ不信が広がっている証拠だろう。
(以下略)
「やりました。攻撃の成果で一部陥落したようです」
『「儲かる仕組み」をつくりなさい』は、組織を強くする「仕組み」作りを
具体的に説くビジネス書。この時期は毎年、歴史書が好調で、靖国問題を
小林よしのりが斬る『靖国論』、4年ぶりに改訂された『新しい歴史教科書
−市販本』がランクインしている。その他、漫画のタイトルでは、『マンガ
嫌韓流』や『マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究』
が継続的に
売上を伸ばしている。
「なんだこれは!肝心のランキングに入ってないではないか!かまわん!攻撃を続けろ!!」
「別部隊が突破しました!」
「とうとう( ━@Д@)陥落しました」
「ようやく載せてわね」
「長い戦いであった・・・だが天は我の手に!」
「隊長・・・asahi.comから電文が・・・」
「降伏文か?どれどれ・・・」
歴史書が多数ランクイン。『新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論』は小林よしのりが
靖国問題を斬る“靖国論”。『成功の女神に好かれる人嫌われる人−努力しなくても
成功する人努力しても成功しない人』は実業家として成功した著者が、自らの経験
から「成功の女神」に好かれるコツを説いている。白洲正子の夫で、GHQと激しく
対峙しながら、日本の早期独立と経済復興に貢献した白洲次郎の評伝『白洲次郎
占領を背負った男』もランクイン。※Amazon.co.jpからのおことわり:これまで
漫画のタイトルにつき除外しておりました
『マンガ嫌韓流』と『マンガ中国
入門 やっかいな隣人の研究』を今回よりランキングに含めております。
※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。
( ゚ Д゚) ・・・
_, ._
( ´ Д⊂ ゴシゴシ
_, ._
( ゚ Д゚) ・・・
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …?!
amazonのせいにしやがった!
「な、なんだこれは!!!すぐに攻撃を再開しろ!!」
「あらら・・・朝日の捏造体質が出てるわけね」
続くかもw