WCN60号 発行記念!
世 界 の 祭 典 ま で あ と 55 日
JAPAN & KOREA に与えられた天恵の日々
WORLD CUP NEWS vol.60
2002.04.06
春だよなあ。 桜は散っちゃったけどさ。 で、ワールドカップニュースもとうとう60号発行どえーす。 WCNに歴史あり。 そう言えば『人に歴史あり』って番組が昔あったっけナア。 確か芸能人ゴルフ大会でホールインワンやった八木次郎アナがやってたよなあ。 |
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ところで、なによりも 3ヵ月以上のご無沙汰をまずお詫びしなくてはね。 なんか疲れちゃってて。 MASYASはサッカーどころじゃあなくなっていたのさ。 危険な状態だったのである。 しかし、ここに遂に復活を遂げるのであった。 久々に一席ぶつので、聞いてくだされ。 |
◇日韓大会のメリット
言うまでもない。ケミストリーを見よ。
韓国で、遂に、日本文化規制政策が緩和され始めた。
闇ではない。公式にである。
日本政府が教科書問題でどんなに釈明をしても開かなかった扉を、
いま私たちのサッカーが開けようとしている。
■思えば、FIFAが規約を自ら破って、アベランジェとヨハンソンが争う
会長選の影が落ちた理事会で決まった、規約にもない違法な共同開催。
その過程で韓国がヒュンダイ自動車の御曹司チョン・モン・ジュンの力で
強引に日本単独開催を阻止した誤った国家主義的W杯への関わり。
■大会名がアルファベット順のJAPANーKOREAでなく、KOREAーJAPANとなったこと。
スタジアム整備が進んでいないにも拘わらず、韓国が、日本と同じ数の会場数に
こだわったがために、各会場でのゲーム数が3〜4ゲームと減ってしまったこと。
韓国の政治意図が色濃く反映されてしまった数々の決定には、正直言って、
MASYASは今でも憤りを禁じ得ない。
□しかしである。
ワールドカップ史上最悪のこうした過ちがなかったなら。
ドーハで日本がイラクに勝ち、94年大会に韓国が出場していなかったら。
98年フランス大会アジア予選/日韓第二戦のソウルで、韓国が日本に
Let's go to France together! と呼びかけなかったら。
日韓関係はこれほどまで近づいてはいなかっただろう。
□それまで誰も成し遂げられなかったこと 誰にも予測できなかったこと。
可能にしてくれる人間の歴史とは、なんと不可思議なことだろう。
□今度は、われわれが、考え方を変えよう。
韓国を近くて遠い国から、近くて愛着を感じる国にしよう。
ワールドカップが終わってからも、韓国と日本は隣りどおしだ。
日韓定期戦もずっと続くだろう。
敵意むきだしの遺恨試合から脱しよう。
これからは、楽しくお互いを讃え合う交流のゲームにしよう。
たとえ、これからも、韓国から、猜疑心と敵意で見られたとしても、
僕たちは、あの日、ソウルで受けた歓待を忘れてはならないのだ。