ビッグベン
ビッグ・ベン
 1986年のホラー映画『ガバリン』(『House』)に登場するベトナム帰りの兵士のゾンビ(?)、ビッグ・ベン。『ガバリン』という邦題もどうかと思うのですが、その内容もタイトルに輪をかけてトホホなシロモノではありました。脚本のイーサン・ワイリーは元SFXマンとして『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』や『グレムリン』に参加し、これがシナリオ・ライターとしての初仕事だったらしいし、製作はあの『13金』のショーン・S・カニンガムなので、無理もなかったとは思うけれど。
 しかしながらジェームス・カミンズによるモンスターの造型には大いに見るべきものがあり、特にボスキャラ格のこのビッグ・ベンは、造型もさることながら、終始怒りまくっている風情がなかなか迫力があってカッコ良かったです。

 写真のマスクはジェームス・カミンズのオリジナル・モールドから映画スタッフがプレゼント用に数個だけ素抜きしてペイントしたもの。撮影に使用されたものは、口の部分にメカニカルが仕込まれて可動するようになっていたため、その部分はちょっとモールドが異なるけれど、ご覧の通りまさにモノホン。塗装は茶系の上にグリーンを吹いただけの比較的簡易なものですが、さすがにプロは手際が良く、大いに塗装の参考になりました。中田商店にこれにぴったりのヘルメットを売っていたので、そのうち買って被らせてみたいと思っとります。

MASKS
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