ゴースト!

センチネル

 70年代ホラー映画の隠れた秀作として知られる『センチネル』(1977年)に登場する怖〜い怖〜いゴーストのダミーヘッド。
 映画は、ニューヨークでトップモデルとして活躍していた主人公の女性が引っ越したアパートが、実は悪魔を封じ込めておくための見張番(センチネル)の家だった、という内容で、『ローズマリーの赤ちゃん』『エクソシスト』などと並ぶオカルト映画の佳作でした。とりわけ大ヒットした『エクソシスト』を念頭においた作であることは間違いなく、それは特殊メイクにディック・スミス氏が起用されていることからも明らか。その期待に応えるべく、スミス大先生、眼球がナイフで二つに割れたり、手首がぱっくり切れたりと、そのスジの人が狂喜しそうなショッキング・シーンを大盤振る舞いして下さります(笑)。特殊メイクアーティストを目指す方、血が見たい方、必見の名作といえるでしょうな。^^
 映画は興行的にコケたとはいえ、マーティン・バルサム、ジョン・キャラダイン、ホセ・フェラー、エバ・ガードナー等々、ホラー映画にしてはかなり出演料のかさみそうな豪華キャストなので、せめてビデオくらい出ていても良さそうなものなのですが、国内では現在も未発売。映画の後半、身体障害の方々が多数登場するのがその原因だという説もありますが、『フリークス』だってソフト化されてるんですから、どこからか出してくれないもんでしょうかねー。(←ひょっとして新しい映画だから生々し過ぎてダメなのかしら?)

 写真のマスクは特殊メイク界のゴッド・ファーザー、ディック・スミス氏のモールドを使用したプロップ・レプリカ。半開きの口、真っ二つに割れた眼球、カットされた鼻、したたり落ちる血糊等、どれをとってもナイスな出来です。若干、フォルムが変わってるところもあるので、間に何ステップか経ているのかもしれませんが、オリジナルの素晴らしさを彷彿とさせる逸品です。夜中に見たらかなりコワ〜イですヨ(笑)。

MASKS
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