倫敦の人狼

倫敦の人狼

 私にとって狼男役者と言えば、何と言ってもハマー・プロ唯一の狼男物『吸血狼男』(1960)のオリヴァー・リード。体ががっしりしていて、パワフルなイメージが強烈な役者さんでした。
 それより以前のロン・チャニィ・jr.(『狼男の殺人』(1941)辺りだと古すぎてなじみが薄いし、もっと最近の『狼男アメリカン』とか『ハウリング』では、もはや特殊メイクが主役にとって代わり、誰が怪物を演じようとあまり関係なくなってしまいました。
 無作法で知性のかけらも無い若者がキャンプ場でHの最中に殺されるだけの映画が氾濫するようになってしまい、怪奇役者、怪奇スターというジャンルはとっくの昔に消滅してしまったんでしょうね。

 写真は1935年のクラッシック・ホラー映画『倫敦の人狼』をヘンリー・アルヴァーツがモデルアップした特注限定品。映画自体はスチール写真でしか観たことがないんですが、特徴的なヘアスタイルや、顔の表情の捉え方が実に上手く、かなり気に入っております。92年のリリースですでに絶版。
 これに限らず、アチラでは日本ではまず製品化されないようなクラッシックでマイナーなアイテムでもしっかり商品化されているので、思わず嬉しくなってしまいますな。

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