悪魔の植物人間

悪魔の植物人間(1973)

 ノルター教授(ドナルド・プレザンス)は人間と植物を融合させた新種の生命体を創造する禁断の研究のため、助手のリンチ(トム・ベーカー)を使って実験用の人間を次々と誘拐していた。リンチは、もし実験が成功すれば自分の醜い顔を手術で直してもらえるという約束で協力していたのだ。そして実験に失敗した奇形人間は、リンチの経営する見世物小屋で見世物として公開していたのである。そしてまた、一人の若者が新たな犠牲者として選ばれるのだが・・・。

 ストーリーはマッド・サイエンティスト物としてはよくあるパターンですが、TVではちょっと放送されにくい映画。というのも、例のT・ブロウニングの『フリークス』と同じく実際の小人や「プレッツェル男」(?)なんて方々が役者として次々画面に登場するから。しかもまんま見世物にしてしまっているのでたまりません。今こういう映画を撮ったら、かなり物議をかもすことでしょうな。まあ、それら本物に比べれば最後の方に登場する怪物はいかにも作り物なので、かえって安心して見ていられるかも。
 監督はアカデミー色彩撮影賞を受賞した名カメラマン、J・カーディフ。ハエトリソウが大きくなったようなモンスターの造型はチャールズ・パーカー。ちなみにこのSFXマン、タイトルにはクレジットされていませんが『スターウォーズ』のカンティナ酒場のシーンなんかも担当してた人です。ちょっとグロですが、結構良い感じに仕上がってます。
 
 ソフトはRCAコロンビアから。中古でもたまーーーには見かけますが、すぐ売れちゃうみたい。世の中にはこういう不謹慎なのが好きな人が多くてホントに困ります(笑)。

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