日記

4月30日(火)
 先日の名古屋出張の際に日記に書こうと思って忘れていたことがあります。名古屋ドームでの阪神の惨敗を見て、ご機嫌斜めになりながら、ホテルで寝酒をしながらTVを見てるとたまたま天使な小生意気が放映されてました。
 別段、興味があったわけでもなかったのですが、何となく見てると、これがもうヒロインの恵ちゃんが可愛くて仕方ありません。メグ姉こと林原めぐみの演技も抜群です。でも、どうしても納得できないのが、この恵ちゃんは男の子が性転換したという設定。
 何で、そんな
無意味な艱難辛苦を視聴者に与えるんでしょうか?素直に恵ちゃんの愛らしさを受け入れることを許して欲しいです。そもそも、その設定にどんな意味があるんでしょうか?原作を読んでても私には作者の意図が理解できません。世間は男の子同士の恋愛を求めてるんでしょうか?私にとっては大いなる謎です。

4月29日(月)
 小林よしのり、総編集の雑誌わしズムを読了。この日記を見てれば分かるでしょうが、私はどっちかといえば(というか明らかにか?)右向きの考えの持ち主です。彼の問題作(と世間で言われている)戦争論はすんなり読めました。ゴーマニズム宣言の愛読者として、この小林よしのりの言いたい放題が読めるというわしズムは必読です。
 誤解がないように断っておきますが、私自身は小林よしのりの主張にそれほど共感を持っている訳ではありません。しかし、オウム事件での暗殺の危機や、市民団体の圧力に屈することなく、自身の主張を貫徹する意志の強さと作品に対するエネルギッシュさは尊敬に値します。
 最近では、アメリカの同時多発テロに対する自身の見解が受け入れられなくなったため(というか、議論そのものが成立してないような・・・)、保守派に対しても噛み付き始めるなど、彼から目を離すことが出来ません。

4月28日(日)
 

4月27日(土)
 GW突入です。休みっていいなあ。まあ、私の会社にはメイデー何ていう労働者の為の休みの日なんてないんで、10連休なんてパラダイスな状況ではありません。中小企業だから、そんなことしてちゃ会社が成り立たないんでしょうがないんですけどね。
 ナニワ金融道の作者の青木雄二が、散々労働組合のない会社は悪い会社だと述べてるんですが、私から見れば労働組合のある会社は恵まれた会社という風に思えてしまいますね。
 この人、共産主義の支持者なんですが、日本は民主主義ではないがソ連は民主主義であると当たり前のように述べてあって、心底驚きました。
 まだ、建前『だけ』はという限定を付けるならともかく、ソ連のどこが民主主義なんでしょうか?圧倒的多数派のロシア人ではなく、ユダヤ人のレーニンやグルジア人のスターリンが独裁権力を握ることの出来るシステムを民主主義と言うのは事実を無視しすぎです。社会主義国家の民主主義は共産主義を運営していくことを前提にしているので、反共主義者の存在を認めていません。そういった意味で、日本やアメリカの様な民主主義とは元々違っています。そもそも、スターリン以降のソ連なんか、この社会主義国家の民主主義自体を守ってませんでしたが。
 青木氏の考えはともかく、かつてアメリカ大統領のレーガンが『悪の帝国』と呼んだソ連に住みたいとは微塵も思わないですね。

4月26日(金)
 ファミンコン通信700号達成。
 週刊少年ジャンプと並んで、小学生の頃から愛読してる雑誌です。元々は、徳間書店の今は亡きファミマガ(知ってます?)の方がお気に入りだったんですが、時がたつのは早いものです。

4月25日(木)
 GW目前ということもあり、今週は吐きそうなぐらい仕事が忙しいです。でも、毎日残業帰りに一杯飲んでから、地下鉄の駅に向かうんで無駄な疲労がたまってしまうんですよね。
 ちなみに、今年度初めての給料が本日支給されました。不景気な折りで、昇給額には全く期待してなかったんですが、思いの外UPしててビックリ。いや、まあ
一万円にさえ遠く及ばない昇給を多いと感じる私がそもそも間違ってるんでしょうか?

4月24日(水)
 辻本議員の辞職に続いて、前外務大臣の田中議員も秘書給与横領の疑惑で政治生命の危機に断たされています。別段、この罪状がとてつもなく重いとは私は思わないのですが、田中議員が正義派の議員であるとの虚構が暴かれたのは素朴に嬉しいです。
 私は平議員の頃から首尾一貫して、田中議員が嫌いで仕方なかったし、彼女の実際の政治活動の酷さに憤りを感じまくっていました。それだけに、田中議員の国会議員辞職と脱税による追徴課税の支払い、そして彼女が永遠に国会議員に復帰しないことを切に願っています。
 それにしても、一番槍玉にあがってた筈の鈴木議員が未だに国会議員として、健在なのは凄いですね。

4月23日(火)
 

4月22日(月)
 

4月21日(日)
 

4月20日(土)
 三国志というと、一般的には蜀漢の建国者の劉備が一番人気でしょう。吉川英治の小説にしても、横山光輝のマンガにしても基本的にはこの劉備を主人公=善玉として、ストーリーを展開しています。劉備は前漢の景帝の血筋を引いており、衰えた後漢を立て直す為に尽力するというのが、三国志の基本的なストーリーです。
 とりあえず、初めて吉川英治の小説(と光栄のゲーム)で三国志の洗礼を受けた私も、初めはこの劉備が好きでした。しかし、2回、3回と物語を読み続ける内にこの物語中の劉備の偽善者ぶりが鼻につくようになります。
 例えば、蜀攻めの際には蜀の太守劉障への救援要請を逆用して劉備は軍を蜀へ進めるのですが、いざ戦いをはじめる段になって、この劉備は言を左右にして蜀攻めを渋ります。それはないんじゃない、というぐらいの迷いっぷりを読者に見せつけたあげく、結局蜀攻めを断行して、劉障から蜀を奪い取るのです。こんな具合に、じっくり内容を吟味すれば、劉備の発言と行動に一貫性が見られない例が無数にあって、次第に劉備に対する思い入れはなくなりました。
 しかし、上記の劉備像はフィクションで、史実の劉備とは全く違います。物語上の劉備は漢室に無私の忠誠を誓う理想主義者として描かれていますが、史実の劉備は冷徹なリアリストです。これは、マンガや小説の中で史実である部分のみを抽出するだけでも、理解できると思います。
 張飛といえば劉備の信頼厚い腹心の部下として、物語中では描かれています。史実でも、その通りなのですが、劉備はこの張飛の能力を全く信用していませんでした。徐州で張飛の失敗により呂布に敗れて根拠地を失って以来、劉備は張飛を重要拠点の太守に任命することはありませんでした。張飛は漢中攻めで功績があり、劉備配下の序列では漢中太守は張飛であると見なされていたにも関わらず、実際に太守に任命されたのは新参者の魏延でした。
 また、軍師の代名詞で、物語では後半の主人公となる諸葛亮についても、劉備の評価は必ずしも高かったとは言えません。荊州の太守劉表の死後、諸葛亮は荊州を奪えと劉備に進言します。また、華北の支配者曹操の侵略に怯える難民を軍から切り離して、見捨てるようにとの進言も劉備に行っています。これらの諸葛亮の進言を劉備は受け入れませんでした。
 劉備から見た、諸葛亮は作戦立案能力には優れているが、実際の軍事的、政治的駆け引きの能力には信頼がおけない、というものだったように思えます。劉備の生存中に劉備の軍師として活躍したのは、後の劉禅時代に見られる理想主義者の諸葛亮ではなく。ホウ統
(漢字ないです)、法正といった現実主義者達でした。
 だからといって、劉備はこの張飛や諸葛亮を軽んじていたかというと、そうではありません。劉備は張飛の死を嘆き悲しみ、自身の死の際には諸葛亮に息子劉禅を任せています。しかし、こういった情に流されずに、能力至上主義で配下の人材を活用していたということです。
 物語の虚像にとらわれず、実際の人物がどうだったかを考えるのもまた、楽しいものだと思います。でも、一番凄い劉備像はKOEIのゲーム決戦Uの劉備でしょう。この作品中の劉備は、貂蝉を曹操から奪い返す為だけに、戦乱を巻き起こすはた迷惑な人物として描かれてます。

4月19日(金)
 名古屋からの出張から、職場に帰ってくると仕事が山積みです。あちこちから、呼ばれては用事を言いつけられて大変です。たった、2日居なかっただけなのに〜。

4月18日(木)
 名古屋からの帰りは近鉄特急です。時間はともかく、こっちの方が新幹線よりも値段が安いんですよね。

4月17日(水)
 本日から名古屋に出張です。
 という訳で、夜は名古屋ドームで中日&阪神のナイター観戦です。好調阪神を見れるかと思ったのですが、例年通りに打てない、ミスの連発という情けない姿しか見れませんでした。何の為に名古屋まで行くったんだか。(仕事です!!)

4月16日(火)
 昨日はタイ料理を食べに行ってました。普段は、あまり辛いものは食べない方なのですが、特に苦手というわけでもなく、バリバリ唐辛子入りの料理を食べまくってました。
 で、本日の朝のお通じをしたところ、この唐辛子(だと思います)が粘膜を刺激してヒリヒリしてしょうがありません。イタイです。ビッコを引いてしまいます。
 そういえば、韓国旅行でキムチをボリボリ食べてた時もお手洗いが辛かったような記憶がかすかにありますね。
 もっとも、一番つらかったのは学生時代に天理ラーメンを食べる際、怖い先輩に一瓶まるごとの唐辛子タレ+おろしニンニクをラーメンに入れて完食を命じられた時ですけどね。

4月15日(月)
 とある政治系のサイトで、ユダヤ人が国家を失っているにも関わらず、2000年近くに渡って存在を続けている理由は、キリスト処刑を演出した罪ある民族として、カトリック教会が迫害の対象として存在を望んでいたからだ、と述べてあって、なるほどと感心してしまいました。
 普通、国家を失った民族は、特に虐殺などで殺し尽くしたりしなくても、征服した側の民族に同化吸収されて歴史から姿を消すのが普通です。(征服した側が圧倒的な少人数ならその逆もあります。)古代国家のシュメール人、ヒッタイト人、ミタンニ人、アッシリア人といった民族がもはや全く存在しないのは、当然のことでしょう。最近でも日本によって征服された、北海道のアイヌ人や沖縄の琉球人(こっちは日本と言語的には同系統らしいですが)が、民族の独自性を喪失し(少なくとも言語的には)同化されてしまっています。
 もっとも、現在のユダヤ人はハザル汗国
(黒海北岸の民族系統不明の国。キリスト教の東ローマ帝国とイスラム教のサラセン帝国との政治バランスの為に国民全員をユダヤ教に強制改宗させた、と言われている。)の末裔で、古代世界のモーゼやソロモン王とは別系統の民族であるという説もあるようです。

4月14日(日)
 
サクラ大戦4〜恋せよ乙女〜セガ)クリアーしました。エリカ・フォンティーヌ(声:日高のりこ)のエンディングです。いいですねえ。グッと来ます。
 でも、3の時の方が、物語の盛り上がりはずっと良かったかなと思います。今回も、決して悪くはなかったのですが、話があっさりしすぎてて、拍子抜けでした。13通りのエンディングの一パターンということで、納得はしてるんですけどね。
 今回のサクラは、あくまで3までのシリーズをプレイしたユーザー向けの超豪華ファンアイテムという感じです。ユナでこんなの作ってくれたら、涙を流して喜ぶんですが、あり得ない話でしょうね。

4月13日(土)
 阪神の好調もそろそろ途切れてきたようで、春の天変地異も終わりが訪れそうです。矢野のケガの具合によっては、カツノリがスタメンマスクをかぶることになって、元の木阿弥になりそうです。
 それにしても、
優勝から最も遠ざかってるパリーグの某球団が未だに1勝も出来てないことについての驚きは全然感じないですね。数年前に18連敗という記録を達成した時の近藤元監督にまで、『あの頃の方がマシだった』って言われてるし。予定通りですね♪

4月12日(金)
 

4月11日(木)
 

4月10日(水)
 先週に続き、NHKのその時歴史が動いたを観ました。前回は、ローマのカエサルがテーマでしたが、今回は徳川家康の視点から見た三方ヶ原の戦いです。信玄にボロ負けした家康が、ウンチを漏らしたというエピソード(の真偽は知りませんが)を紹介してくれなかったのが、ちょっと残念だったです。

4月9日(火)
 電車での移動時間の暇つぶしに七人のナナのマンガを購入。以前、祝日の出勤中にTVを見ながら書類を作ってた時に、これを見てて仕事が手につかなかったこともあるんで、つい手に取ってしまいました。
 週刊少年チャンピオンで連載してるんですが、立ち読みする時はドカベンプロ野球編(無駄に長すぎ)としゅーまっは(まはちゃんがグー)しか、読んでなかったんで、今回初めてまともに読んだら熱中です。主人公のナナが七人に分裂するという荒唐無稽なストーリーと無意味なパンチラにグイグイ引き込まれます。次からのチャンピオンの立ち読みの際には、読むことに決めました。

4月8日(月)
 やっと、サクラ大戦4〜恋せよ乙女〜セガ)のファーストプレイをしました。今回はプレイヤーが1〜3までのストーリーをある程度把握している事を前提にしてるみたいで、初めから帝劇の女の子達が自己紹介もなしに登場しまくります。初心者置いてきぼりです。
 それにしても、大神隊長のモテモテぶりは今までのシリーズとは比較にならないです。まだ、大して進めてないんですが、今回のサクラはラブラブ天国を満喫するゲームなんでしょうか?
 ちなみに今回のサクラ大戦4は、東京とパリの帝劇の女の子をそれぞれ一人ずつメインヒロインとして選ばないといけません。アイリスとコクリコの○学生コンビにしようかと一瞬だけ思いましたが、思いとどまってサクラとエリカを選択しました。

4月7日(日)
 昨日のニュースでイタリアにおいてクローン人間の受胎が成功したと報じられました。
 マンガの中で出てくるようなクローン人間とは違って、名目としては不妊治療の一環としての技術とのことみたいです。
 おそらく、このクローン技術の人間への応用に対して、これからはキリスト教関係者の猛反発があると思われます。神が創造したものが人であって、人が人を作ることは神への冒涜となるからです。また、神が創造したのではないクローン人間を教会が人と認めるか、否か。
 下手をすれば、研究者が暗殺されることもあるんじゃないかなと、注目してます。

4月6日(土)
 阪神開幕7連勝!!
 別に私は阪神ファンではないんですが、何か嬉しい気分です。陰気な野村が退団したのは、彼自身の人生にとってはともかく、阪神にとっては良かったんですね。色々な監督をTVや新聞で見てきたけど、野村監督だけはどんなにマスコミが褒め称えても、全然憧れの対象にはならなかったです。上司にしたくない監督のbPでした。
 まあ、星野監督がいいかどうかは、まだ未知数なんですが、鉄拳制裁に怯えた選手達が逃げ出したりしなければ、いい所まで行きそうです。今は投手陣がいいんで、この調子を夏まで持続出来れば、優勝の可能性も!?

4月5日(金)
 

4月4日(木)
 

4月3日(水)
 NHKの「その時歴史が動いた」でローマの英雄カエサルについて、放送してました。一応、私もローマファンの端くれなんで、要チェックです。ゲストには「ローマ人の物語」でブレークした塩野七生が出演という、豪華メンバー。わざわざローマ在住の塩野女史に出演して貰うためか、海外ロケです。
 私が知らない様な、面白いエピソードの紹介とかは特になかったですが、一般の歴史ファン向けの娯楽番組としては、良かったんじゃないかと思います。カエサル、格好いいです。
 ただ、今回に限らないことなんですが、この番組はテーマにした人物を極端に好意的に解釈する、という傾向があって突っ込みを入れずにはおれません。とりあえず、「これはちょっと・・・」と思ったことを羅列してみます。

カエサルのガリア遠征以降はガリアでの反乱はなかった   例を挙げる必要もないぐらいありました。多分言いたかったのは、カエサルの生存中には反乱がなかったということでしょう。
カエサルは敵対者に寛容だった 間違いではないけど、ローマ人とガリア人、ゲルマン人、エジプト人といった異民族に対する対処の仕方には明白な違いがあります。異民族に対しては、エジプト王を殺害してたりと、かなり過酷です。(他の征服者と比べれば寛容ですが)
属州民にローマ市民権を与え、元老院にも参加させた これも間違いではないけど、あくまで一部の有力者だけ。むしろ、帝政ローマではローマ市民権を持たない属州民が、ローマ市民権を得る為に国境防衛を担うというシステムを活用することになります。(兵士は除隊後ローマ市民権を獲得出来た)

 何でもかんでも、ローマの発展はカエサルの功績というのは言い過ぎです。個人的には、オクタヴィアヌスの方を遙かに高く評価してるんですが、一般的な考え方ではないんでしょうか?

4月2日(火)
 

4月1日(月)
 本日から新年度です。不景気ながら、新入社員も入ってきました。まあ、私の部署には一人も後輩はいないんで、私は未だに下っ端です。
 それにしても、今年の基本給のベースアップってあるのかなあ?ちなみに、不景気を反映しているのか、私の基本給がアップした金額が一番大きかったのは、新入社員→2年目の時。それ以降は、昇級額がどんどん落ちています。(あがるだけマシなんでしょうが)
 小泉総理の構造改革が成功する(としたらですが)のを祈って、精一杯自分の仕事に向かいあうことしか、私には出来ないですからねえ。
 それにしても、イチローやタイガー・ウッズは私の給与の何倍貰ってるんでしょうか?

 

最初に戻る