日記

8月31日(水)
 

8月30日(火)
 本日の首班指名選挙で、新しく民主党の代表となった野田財務大臣が、正式に内閣総理大臣に選ばれました。正直、野田議員についての情報に詳しい訳ではないのですが、比較的民主党の中では穏当な思想の持ち主で実務能力もあるとのことらしいので、菅総理よりは多少なりともマシな国家の舵取りを行ってくれることを切に願います。
 民主党が政権与党となってから、2年以上が経過しましたが、それまでは多少なりとも持っていた私の民主党への期待は完全に霧散しました。当時、政権交代によって民主党は現実と折り合いをつけて、それなりに政権を運営するのだろうという、今思えばあまりにも甘過ぎる私の予想にはただただ恥じ入ることしか出来ません。いや、小泉総理の時代以前に遡っても、私は民主党には一回も投票したことないんですけどね。
 とりあえず、菅直人という日本の憲政史上に残る最低最悪な総理大臣が退陣したということだけは、良かったと言えるのではないでしょうか。6月以降も延々と総理の座に固執し続け、どう考えても急いで可決する必要があるとは全く思えない再生エネルギー法案の可決が実行され、立つ鳥が後を濁すかのようにこの期に及んで朝鮮学校の無償化を実現させようとしたりとか、本当に最後までロクなことをしない政治家だったなと。
 菅総理の政治資金に関する報道はおそらく事実に基づいているのでしょうが、これはやばいにも程があるネタでしょう。よど号事件の犯人の係累を地方選挙に出馬させるような政治団体に、菅総理が政党助成金を横流ししていたとか、こんなの菅直人は北朝鮮のスパイだったと断言出来るレベルのスクープですよ。この事実の暴露があった瞬間に、国策捜査で東京地検が菅総理の身柄を拘束しようとしても全然おかしくないと思うのは、私だけではないと思うんですけどねー。ぐだぐだがあったにせよ、菅総理が退陣に追い込まれたのは、間違いなくこの政治資金に関する各種報道と自民党の追求によるものでしょう。現職の総理を起訴などということは現実にはあり得ないでしょうから、菅総理は何らかの形で東京地検と裏取引をしたのかなとかも邪推しています。
 おそらく民主党の議員諸氏は、今選挙があれば確実に惨敗が見込まれるでしょうから、それだけは避けようと解散総選挙は当分ないものと思われます。でも、本当は一刻も早い解散総選挙こそが、日本を良くする第一歩になる筈なんでしょうけど、一体いつになるのやら。
 菅総理という障害が取り除かれたことはプラスですが、まだまだ日本の政治は迷走中ですね。

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8月22日(月)
 先日に続いて、歴史系の心を取り戻すべく古本屋さんで何となく500円で購入した歴史群像の別冊の大唐帝国四海を照らす栄華を誇る王朝を読破しました。
 その中のコラムに宦官について書かれたものがあったのですが、冒頭に

 >宦官と聞いてどのようなイメージを抱くだろうか。二00八年に話題になったアニメ『コードギアス反逆のルルーシュ』の世界では、神聖ブリタニア帝国・
 >EU・中華連邦という三強国が存在するが、中華連邦は、大宦官という集団が幼い天子をロボットにして件世知をふるい、ついに国も国民もブリタニア
 >に売り渡そうとするという設定になっている。

 という記述があって爆笑してしまいました。何故、この本にコードギアスの話題が!?
 別にこの本って、今時はやりのアニメとかマンガに迎合した内容ではなくて、一般の人向けではあるものの極力最新の学説にそった史実を紹介しようとする本なんですよ。当然、現代のアニメの話題なんて、このページ以外には一切ありませんでした。いや、私もコードギアス好きでしたけどね。後、このコラムに該当するのはコードギアスの2期になるので、正確なタイトルは『コードギアス反逆のルルーシュR2』なんですよねー。大学の准教授ともあろう人が、引用した作品のタイトルをちゃんと調べてないのはダメダメですねー。

 ちなみに、唐代の宦官というのは弊害を大きく喧伝されることが多いのですが、実は宦官が活躍した時代でもあるんですね。この歴史群像の本では宦官の功績については、あまり触れられてないのですが、中唐以降の宦官の役割は無視できないものがあります。
 玄宗(位712〜756)の時代に起こった安史の乱(755〜763)によって、唐の支配体制は事実上崩壊し、日本の戦国時代の様に地方では自立した節度使が藩鎮と呼ばれる独立政権を各地に樹立していました。これに対抗する為に、憲宗(位806〜820)は宦官を監軍として節度使の監視役として派遣し、実際に藩鎮の勢力を大きく削減することに成功しています。但し、このシステムは現場の藩鎮サイドにはめちゃんこ不評だったようで(まあ、当然でしょうね)、唐が滅亡する頃には有名無実化し、五代の後唐で李存勗(荘宗、位923〜926)がこのシステムを復活しようとして総スカンをくらって失敗したりしています。
 現在、再放送されている蒼天航路なんかでも宦官は、皇帝におべっかを使いながらただ権力に群がるだけのどうしようもない人々であるような描き方がなされていたりしますし、一般に知られるような宦官の役割というのはかなり不当なものが多いのですが、実は宦官もちゃんと仕事をしていて、成果を残しているのだという至極当たり前の事実があまりにも知られていないのは、残念なことのように思います。
 宦官というシステムの有用性と弊害はどちらも不可分のものであり、おそらくは有用性の方が大であると当時の宮廷では考えられていたのでしょう。

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 最近忙しさにかまけて、ここが歴史系だということを忘れそうになっていたので、リハビリを兼ねて積読にしていた百年戦争(フィリップ・コンタミーヌ著、坂巻昭二訳)というそのまんまなタイトルのクセジュ文庫を読破しました。
 英仏百年戦争というのは、概略史のかかれた本とかジャンヌ・ダルクの伝記みたいな本は読んだことはあったのですが、こうして開戦の経緯から、イングランドがボルドーを失陥して完璧に負けが確定するまでを順序だって、読み通したのは初めてでした。
 とりあえずある程度は分かっていたことですが、百年戦争でフランス(=ヴァロワ朝)の勝利を確定させたのはジャンヌ・ダルクの活躍ではなくて、ブルゴーニュ公フィリップ3世(善良公、ちなみにジャンヌ・ダルクをイングランドに引き渡したのもこの人)がイングランドを裏切ったことだというのが、結論と呼ぶべきポイントでしょうか。そもそも、アザンクールの戦い→トロワ条約→ヘンリー6世(アンリ1世という表現の方が正しそうだけど)のフランス王即位という、ジャンヌ・ダルク出現前の状況を作り出したのが、ブルゴーニュ公国がイングランドと手を結んだからなんですかねー。
 後、細かいツッコミというか、私はここでイングランドという単語を使っていますが、この本の中ではイングランドではなくイギリスという表記がなされているんですよね。別にこの時代にはイギリスという単語に該当する国がなかったとかイチャモンをつけようとまでは思わないのですが、この本のオリジナルであるフランス語版では確実にイギリスに該当する単語(UKとかグレートブリテン)は使用されておらず、訳者がイギリスと訳した単語は全てイングランドという表記(のフランス語)になっていたであろうことは間違いないでしょう。
 それと、百年戦争末期のドイツ(=神聖ローマ帝国)の君主はジギスムントだったのですが、本作ではジギスムントの称号の表記にかなり気を使っており、ジギスムントがローマ教皇によって戴冠されるまでは皇帝ではないという考えに基づいて記述されているので、ジギスムントに対してはローマ人の王(日本ではドイツ王という表記の方が一般的だと思うけど)という称号を繰り返し使っています。で、多分これは著者のフィリップ氏の手が滑ったんだと思いますが、作中で一か所だけドイツという意味の単語を使ってしまっているんですよね。おそらく、フィリップ氏は当時はドイツは成立しておらず、神聖ローマ帝国とドイツはイコールではないという考えなんだと思われるので、訳者も迷ったんでしょうが、その単語をゲルマニアと訳しちゃってるんですよねー。流石にこれはドイツと訳すのが正解でしょう。中世西欧史について書かれた本でゲルマニアなんて表記を見たのはこれが初めてです。
 今はこの本を読んだばっかりだから、ある程度は百年戦争を把握していると言ってもいいでしょうが、またすぐに忘れそうだなー。パリ市長エティエンヌ・マルセルの野望とかカスティリャの王位争いとか百年戦争から派生する諸々を整理しようと思ったら、もっと勉強しないとダメなんでしょうね。

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