日記

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 ウクライナでの暴動がニュースになっていますね。失敗国家になりかけているウクライナに対して、ロシアからの経済援助を受け入れることについて反政府運動が激化しているようです。あまり深く考えないのであれば、こういう暴動は民主主義を否定する許しがたい行為であるという見解になるとは思いますが、近現代史におけるウクライナとロシアとの関係を考えるとこういう反政府運動を真っ向から否定は出来ないだろうなとも思えてしまいます。

 ウクライナの歴史を遡るとすれば、キエフ公国(近年ではキエフルーシという表現が一般的になってきていますね)がそのスタートと言えるでしょう。中世に黒海と北海を挟む地域に成立したこの政権は、現在のロシア、ウクライナ、ベラルーシの母体となったと一般的に説明されています。西欧に当てはめるならば、フランク王国がフランス、ドイツ、イタリアの母体になったという通俗的な説明が類似しているかと思います。気を付けないといけないのは、特に昭和時代(もしかしたら現代でも)の学校教育ではキエフルーシはもとより、ウクライナなどの現代では独立国となっている地域についてもロシア史の一部であるとのソ連・ロシア史観が常識として教えられており、我々も無意識にこういう歴史観を無批判に受け入れてしまっているということです。

 やや乱暴な説明になりますが、ロシア帝国の母体となったのはモスクワ大公国なのですが、これはキエフルーシそのものというより、キエフルーシの地方政権である北方のノヴゴロド公国の後継国家というのが実情に近いでしょう。一方、キエフルーシそのものはモンゴル人の侵略によって解体され、キプチャク・ハン国(ジュチ・ウルス)の属領を経て、現代のウクライナにあたる地域は東欧の覇権国家となったポーランドとロシア帝国に分割支配されてしまいます。この状態はポーランド分割以降もほぼ全域がロシア帝国の支配地域となる形で継続します。ロシア革命の混乱時にウクライナは初めて独立国となる機会を得るのですが、ロシア内戦、ポーランド・ソヴィエト戦争によってウクライナは再びポーランドとソ連に分割支配されます。
 このソ連支配時代がウクライナ史のあるいは人類史における最大の悲劇ともいえる期間となります。正直、数字については眉唾なのですが、ソ連の主導する五か年計画によって、ウクライナの農産物は外貨獲得の手段としてボリシェヴィキによって強奪され1930年代に数百万〜一千万とも言われる餓死者を出したとされています。この経緯はホロドモールと言われ、ソ連崩壊時にはロシアもグラスノスチによって(数字はともかくとして)事実として認めています。
 さらに、第二次世界大戦(大祖国戦争)ではソ連からの解放を目指してウクライナ人はドイツに協力することになるのですが、これにも失敗しています。

 ソ連の崩壊というある意味棚ぼた的な形ではあったものの、1991年のウクライナの独立というのはウクライナ民族の悲願の達成になるわけです。ちなみに、第二次世界大戦中にポーランド領となっていたドニエプル河以西の地域もソ連軍によってウクライナ領として回収されており、これも長い目で見れば棚ぼただったりします。
 この様に、ウクライナにとってロシアの影響力の排除は民族としての永遠のテーマなのですが、ロシアからの視点で見れば、ウクライナとは世界でも有数の穀倉地帯であり、重工業地帯であり、なおかつ核保有国でもあるという旧ソ連を形成していた諸国の中でも何があってもロシアの影響力を保ち続ける必要がある地域といえるでしょう。仮にウクライナで反ロシアを明言するような政権が誕生してEU加盟を本気で検討とかしたら、かつてのプラハの春みたいにロシア軍がキエフに軍事侵攻するとか普通にあり得るでしょう。本当にロシアはおそロシアですよ。

 でも、まあ日本にいたらウクライナの情報なんて本当に耳にすることはないですよね。私がざったした説明も通り一遍のものなわけで、ウクライナという東欧の大国(といっても良いと思います)については、もうちょっとマスコミでも関心を持った報道をしてもいいんじゃないかなと。パリやロンドンが栄える以前には、キエフが世界でも有数の大都市だったというのは意外と知らない事実ではないかと思います。

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 25年ぐらい前にアニメ大好きという読売テレビの番組で放映されていたのをVHSに録画して100回以上は観たはずのドリームハンター麗夢を取り上げたゲームである超ヒロイン戦記を買おうと秋葉原に行ったのですが、確実にこれはクソゲーだなという予感とそのうち値下がりしてからの方がいいのではという心の葛藤の結果、何故か帰宅の時に持っていたのはPS3のDIABLOV日本語版でした。あれれ?
 で、まあさっそくDIABLO初体験(実は初代もUもしたことないんです)したら、これは傑作ですわ!!ダークな雰囲気のロードス島戦記以前のファンタジー世界みたいな舞台で、ひたすら敵キャラを殺して装備を強化していくのが凄く楽しいです。積みゲーばかり増やしているので、どこまでプレイ出来るか分かりませんが、学生時代みたいに時間がいっぱいあったら徹夜でやりそうな出来栄えでした。
 そんな訳で昨年末〜1月に最終回が放送されたアニメの雑感を書いておきます。

 境界の彼方
 天下の京都アニメーションの新作でしたが、不可ではないけど可と良の間ぐらいかなという評価な作品でした。終盤は妙にシリアスな展開になっていましたが、萌えアニメな日常パートの方が良かったですね。萌えアニメなら、ちゃんと萌えアニメ作る方がいいと思うんですけどねー。いい加減、けいおん!とからき☆すたの続編作ったらいいのに。

 てさぐれ!部活もの
 何故か、2期があることに驚きな手抜き声優ラジオみたいな作品。ボイストームよりはこっちの方が100倍はマシではありました。最終回で謎の感動で涙ぐんでしまったことはここだけの秘密です。

 声優戦隊ボイストーム7
 これをアニメと呼んでいいのか若干疑問を感じますが、まあ目パチ口パクはしていたのでアニメの仲間ではあるのでしょう。目パチ、口パク以外は全然動いてませんでしたが。Bパートの実写部分がメインな、完全にニッチな男性声優の宣伝番組でした。

 WHITE ALBUMU2
 出来自体は凄くいい作品なのですが、ツッコミどころ満載のトンデモアニメでした。主人公である春希のクズ人間ぶりがピカピカに輝いていました。まあ、前作の無印WAの主人公のクズっぷりに比べたら大したことないんですけどね。一応、春希はイケメンでマメでモテ要素満載なんで、モテモテということは別にいいのですが、高校生の分際でヒロイン2人を連れて一泊10万以上はしそうな温泉旅館で豪遊旅行したりするシーンとかを眺めていると、自然にリア充爆発しろというフレーズが口をついてしまいます。
 春希と三角関係を構成するヒロイン2人も程よいクズっぷりが描かれていて、ある意味お似合いな3人で、まあドロドロ恋愛は勝手にやっていればいいと普通に思いますが、これだけは心から許せないとマジで思っているのがメインキャラ三人が所属する軽音楽部の部長の扱い。高校時代の3年を過ごした部活を3年の学園祭の直前に入部した連中に乗っ取られて、部長さんは舞台に上がることすら出来ないとか、これはマジで酷いわ。作中では平気な顔をした部長さんも、自宅では涙で枕を濡らしていると確信しています。後、モブキャラや不細工顔の男子教師が悪人みたいな扱いでヒロインの片割れのかずさの悪口を言ったりしてるシーンありましたが、モブキャラや先生の言い分が100%正しいと思いますよ。ラストはかずさ大勝利でしたが、くずヒロインっぷりもかずさに軍配があがりますね。
 さらに3年後が舞台の2期に続くそうですので、次も毎回ツッコミを入れつつ視聴予定です。

 おちゃめなふたごクレア学院物語
 作品そのものより、日高のりこさんが本作のパット役を演じていることに今は亡き月刊少年キャプテンで連載されていたマンガで浪人が萌え萌えしている(当時は萌えという言葉はなかったですが)ことの方が記憶に残っておりました。20年ぶりぐらいに見直したのですが、今どきの作品と違って全寮制の女子高という萌え要素満載な舞台がそういう方向に全く活かされておりません。(←当たり前だろ)百合キャラが登場しない(←これも当たり前)どころか、メインヒロインのパットやイザベルがイケメンのサーカス団員にラブレターを書いたりするという話もあったり、現代の萌えアニメとのあまりの違い歴史の長さを感じまくりでした。まあ、マジメな評価としては、パット、イザベルの双子ちゃんを初めとした未熟な生徒たちが失敗を繰り返しながら少しづつ成長していくという姿には素直にエールを送りたくなってきます。また、恩師となる教師陣もいいキャラばかりです。大学教授の道を捨てて離島の教師の道を選ぶケネディ先生みたいな先生には私も教えを請いたかったです。あんまり有名な作品ではないと思いますが、90年代の隠れた名作だとの再認識が出来ました。

 ガンバの冒険
 はるか昔に放映されていた名作アニメが再放送されていたので、最終回まで観ていました。ただ、昔の作品だけあって、展開が遅く退屈な回がいっぱいでした。ラストのガンバたちネズミ軍団とノロイとのバトルは過去の記憶よりも随分とあっけなかったなという印象でした。ラストでネズミたちが移住した島にもうイタチはいないようですが、食物連鎖が破綻してこの島でネズミが増えまくってまた悲劇が起こるのではとか考えるのは無粋なんでしょうね。

 ドキドキ!プリキュア
 プリキュアもマンネリと子供だましの展開がいかんなと思っていましたが、この2〜3年のプリキュアのちゃんとしたストーリーがありますね。ドキプリもヒロイン達の出会いから、敵キャラヒロインのレジーナとの交流もちゃんと伏線をつけて描かれていて非常に好感が持てました。レジーナはケロロ軍曹の声優さんと同じなのですが、最後までゲーロゲロゲロと叫ぶとかのケロロのメタネタがなかったのは残念。(←当たり前だろ)それはそれとして、ドキプリはやたらとユリユリしてましたね。主人公のキュアハート=マナがレジーナに愛してるとマジ告白して、レジーナが真っ赤な顔になって私も愛してると返事してしまうとか、女の子同士の友情というにはいかがなものかというシーンが連発されていて、大きなお友達が大喜びしていました。まあ、私もその大友の一人なのですが。プリキュアも10年続くとは時が経つのは早いものですが、確か初代プリキュアの始まる前の時間に放映されいたマリみての2期を録画するのに、初めてHDレコーダーを買ったんだなと思い出したりしていました。

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