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三国志大戦DS(DS・セガ)

 大ヒットした業務用カードゲームの移植作。
 タイトルの通り三国志をモチーフにしたゲームで、アーケード版では大量のカードを収集して、それを使ってプレイするという方式が採られていました。
 移植に際して、手でカードそのもを動かしてゲームをプレイするという独特の操作方法を、DS本体を縦向きにしてタッチペンで画面上の武将カートを操作するという方法によって再現。本作が他のゲーム機ではなく、DSに移植されたのは、ひとえにこの独自の操作方法によるものでしょう。

 このゲームの進め方としては、戦闘をする⇒武将カードを入手ということをひたすら繰り返すことになります。アーケード版でも一緒ですが、戦闘には勝っても負けても武将カードの入手は可能です。で、その集めた武将カードでデッキを構築して、また戦闘に挑むということになります。
 三国志大戦で楽しいのは、この戦闘での駆け引きにあります。各武将には能力値・コスト・兵種・計略・特技といった特性があって、戦略によってどの武将カードでデッキを組むのか試行錯誤しつつ、戦闘に挑むのが楽しいです。
 武力の高い武将カードを集めてガンガン突撃するのもいいですし、弓兵と防柵や伏兵の特技を持つ武将カードを集めて待ちの戦法を選択したりとか、水計や火計といって強力な計略を持つ武将カードで一発逆転の遠距離攻撃を狙ったりと、遊ぶ人によってデッキの組み方は無限です。優秀な武将カードは総じてコストが高く、一見するといまいちな武将カードでも使いようによってはレアカードに匹敵する活躍をさせることも可能です。

 遊べるモードとしては、三国志のストーリーを各勢力事に追いつつそれに即した戦闘を行う三国英傑伝、CPUを相手に連戦する鍛錬ノ章、通信対戦や武将カードのトレードが出来る通信の章、集めた武将カードを確認したりデッキを構築したりする軍議、プレイ方法を解説してくれるチュートリアルといったものがあります。
 とりあえずは、三国英傑伝を一通りクリアーして武将カードをある程度収集してから、通信対戦に挑むというのが普通のパターンになるかと思います。
 それにしても、通信対戦の相手になる全国の猛者達は、私のようなぬるプレイヤーにとっては、誰も彼もがえげつなく強すぎな気が…。後、鍛錬の章の難易度が最高になると、コストの上限を無視したCPUのデッキを相手にしないといけなくて、最後の方が辛いです。

 何と言っても、アーケード版と違って、いくら遊んでいてもお金が減らないというのがとにかく嬉しい移植です。
 ゲームセンターでカードゲームをするのは敷居が高いかと思いますが、これならソフトさえ買えば、タッチペンを寝ころんで操作しててもOKというユーザーフレンドリーぶり。
 三国志が好きな人には、普通にお薦めな作品ではないかと思います。
 ただ、ここ最近の風潮というか、元になっている三国志(演義)だと、目立つ女性キャラって貂蝉ぐらいなのですが、本作では名前ぐらいしか見た記憶のない大橋・小橋とか各勢力の皇后や側室が軒並みカード化されていたり、何故か朱治や周瑜や呂布が女性化したカードがあったりとかしますので、あまり寛容な気持ちが持てない三国志マニアな人にはちょっと難易度が高いかもしれませんね。

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