ローマ帝国史略


拳闘暗黒伝セスタスG巻の感想

 ローマファン必読のマンガ拳闘暗黒伝セスタスGを購入。私、一押しのオクタヴィア様の魅力を余すところなく伝えてくれる傑作です。
 が、しかし、その可憐なオクタヴィア様と主人公セスタスのライバル・ルスカが微妙な恋愛関係に!!

 失礼致しましたオクタヴィア様。刺客は毒矢を使っております。万が一、御体かすり傷でもあれば、解毒処置は一刻を争いますゆえ・・・

 などと、都合のいい口実をつけて、オクタヴィア様の体を触りまくってるルスカを見てると殺意を覚えます、マジで。しかも、そのルスカにドキドキしてるオクタヴィア様を見てると、悲しみの涙が・・・ってのはまあ本気なんですが(←おい)、このルスカ折角オクタヴィア様といいムードになっているにも関わらず、父親のデミトリアスに

 おおかた女どもに感けた末の悩みだろうが。それしきで出足が鈍るようでは、貴様は一生二流止まりだぞ!

 と、理不尽な叱責を受けて

 くだらない雑念だと!?

 と、ブチ切れるまではいいのですが、ルスカが思い浮かべている女性陣の絵を見ると、肝心なオクタヴィア様の姿がナッシングです。Why!?
 とりあえず、精神障害を患っている母親ルクレティア、拳奴の反乱で命を失った婚約者ヴァレリア、母親に対して母親役を演じ続ける同名の薄幸の妹ルクレティア、というところまではまあ分かるのですが、最後の4人目が
策謀渦巻く国に咲く可憐な一輪の花ことオクタヴィア様でなく、大人の色気で誘惑してくるネロ帝の実母アグリッピーナっていうのは何故なんですか!?
 このセスタスG巻は、ルスカとオクタヴィア様との、すれ違いの恋愛がテーマだとばかり思っていたのですが、もしかしてルスカはオクタヴィア様のことなんてどうでもよくて、大人の色気たっぷりのアグリッピーナにベタ惚れという、本編にはどこにも書いてないイヤな裏設定でもあるんでしょうか?
 さっきとは別の意味で悲しみの涙があふれてきそうです。ルスカ、その道は間違ってるぞーー!!

 

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