川上さん夫妻の行政訴訟へのご支援ありがとうございました

2007年5月18日川上敏行さん・カズエさん夫妻は、水俣病の認定申請をしてから34年間、何の処分もしてこなかった熊本県を被告として次の訴え(請求の趣旨)を熊本地裁に起こしました。

  1. 熊本県知事は,原告らの公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法(昭和44年12月15日法律第90号)3条1項に基づく熊本県知事に対する昭和48年5月4日付け申請に係る原告らの疾病が同法2条2項及び同法施行令(昭和44年12月27日政令第319号)1条に規定する水俣病であり,かつ,当該疾病が水俣市及び葦北郡の地域に係る水質の汚濁の影響によるものである旨を認定せよ。
  2. 原告らの前項の申請につき熊本県知事が未だ処分をしないことが違法であることを確認する。

以来、裁判を続けてきましたが、川上さん夫妻に対し熊本県から2度目の受診勧告があり棄却処分が予想される中、訴訟上も受診に応じることが得策と判断し受診されました。6月29日、県認定審査会は、夫妻とも「認定相当」と答申、熊本県知事は7月6日付で認定処分を行いました。これに伴い原告側は7月25日の口頭弁論で、夫妻が認定されたことを理由に本訴訟を取り下げ、訴訟は終結しました。
これまでの訴訟へのご支援・ご協力に深く感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

Topics

2011.10.03
第20回口頭弁論 熊本地裁101号法廷 2011年7月25日(月)午後1時30分
弁論内容及び川上敏行さんの『取下げ弁論に際してのご挨拶』をアップいたしました<NEW>
2011.10.03
第19回口頭弁論 熊本地裁101号法廷 2011年5月16日(月)午後1時30分
内容をアップいたしました。<NEW>
2011.10.03
第18回口頭弁論 熊本地裁501号法廷 2011年2月14日(月)午後1時30分
内容をアップいたしました。<NEW>
2011.02.02
原告川上敏行さんに対する証人尋問 大阪地裁2010年11月4日(木)午後1時30分
内容をアップいたしました。
2011.02.02
第17回口頭弁論 熊本地裁501号法廷 2010年9月29日(水)午後1時30分
弁論内容をアップいたしました。
2010.07.25
第16回口頭弁論 熊本地裁501号法廷 2010年5月24日(月)午後1時30分
弁論内容をアップいたしました。
2010.07.25
第15回口頭弁論 熊本地裁501号法廷 2010年3月1日(月)午後 1時30分
弁論内容をアップいたしました。
2010.02.22
第14回口頭弁論 熊本地裁501号法廷 2009年12月21日(月)午後1時30分
弁論内容をアップいたしました。
2010.01.19
第13回口頭弁論 熊本地裁501号法廷 2009年10月26日(月)午後1時30分
弁論内容をアップいたしました。
2009.10.01
第12回口頭弁論 熊本地裁401号法廷 2009年7月29日(水)午後1時30分
弁論内容をアップいたしました。
2009.06.22
第11回口頭弁論 熊本地裁501号法廷 2009年5月25日(月)午後1時30分
弁論内容をアップいたしました。
2009.05.16
第10回口頭弁論 熊本地裁401号法廷 2009年3月26日(木)午後1時30分
弁論内容をアップいたしました。
2009.05.06
=川上さん訴訟の弁護団 中島 光孝 弁護士が、本訴訟のポイントである「水俣病病像」を立証する際の基本的な論理を、非常に判りやすくまとめていただきました。是非ご一読下さい。
「帰納と演繹」あるいは「分析と総合」
2009.04.11
ホームページリニューアルいたしました。
2009.02.23
第10回口頭弁論 熊本地裁401号法廷 2009年3月26日(木)午後1時30分
原告側から、被告側が主張する水俣病像への反論及び原告らが水俣病であることを示す原告側の検査等の信頼性について述べる原告第8準備書面の提出を予定。
原告側から、原告側「文書提出命令申し立て」に対する被告側の「意見書3」への反論書の提出を予定。

これまでの弁論の経過と、弁論内容についてはこちら→ 訴訟経過と弁論報告

川上敏行さんの訴え≪第1回口頭弁論での原告側冒頭陳述より≫

私は、原告の川上敏行です。家内のカズエも原告ですが、身体の調子が悪く、今日は出席できません。
私たち夫婦は、水俣病患者です。最高裁判所からも水俣病と認められました。しかし、熊本県からは、昭和48年に水俣病の認定申請をして以来、今もなお、水俣病かどうかわからないと、認定保留のまま放置されています。
なぜ、34年間も放置されているのかと思い、熊本県の認定基準を調べました。熊本県の基準では、水俣病の症状は、中枢神経と末梢神経が損傷されて起るということを知りました。
私と家内の末梢神経は損傷されているのかと思い、足の末梢神経の検査を受けました。検査結果は、私も家内も正常でした。熊本県が、私たち夫婦を水俣病と認定しないのは、熊本県の認定基準が間違っているのだと確信しました。
この法廷において、最高裁判決の水俣病のとらえ方にもとづいて、熊本県の認定基準を変更すること、そしてそのうえで、私たちを認定するように、熊本県に命じる判決を、一日も早く出していただきますように、心の底から、切に願っています。よろしくお願いします。

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