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 え〜、コラムのページです。
 
 タイトルの意味は……私がデスクトップで飼ってるチワワと、私の部屋を埋める某シロネコグッズから――つまり、私の部屋から発信してる云うことです。

 内容は今までと同様、小説の裏話・趣味・風刺まで様々。
 一度に掲載するのは、3話前後まで。溜まってきたら、古いものから削除していきます。


【新カット解説】      

 UPしたドルイドのルピエタのカット解説……と云うより、ルピエタのキャラ解説を致します。

 戦闘時のイメージで描きました。
 彼女は戦闘の為の、兵器として造られたドルイドです。
 衣装も布製のを着ているのでなく、髪と同じようにボディーの一部。
 ソル=シェルのリュシーが、普段の衣装も自分の髪(パルセータ)で構築しているのと似ています。だから、衣装の形ぐらいは自分の意志で変えられます。

 彼女は、ソウルやモルグとの戦闘は自己意志で行えますが、マヴ=メルとの戦闘は、『ナビゲーター』と呼ばれるエソテリック・アーキテクトが指揮と補助を行います。
 場合によっては、エソテリック・サイエンティストが加わることも。

 この『ナビゲーター』を務められるのは、僅か数名で、これも兵器型ドルイドを量産できない理由の1つです。
 それにソウルはソル=シェルの餌だから、兵器型ドルイドがソウルを倒すのは無意味なので、量産する必要も無し。
 だからルピエタは、イシュターと彼の母親の戦闘をサポートさせる為に造られたと見るのが打倒でしょう。


 で、カットについては着色で迷いました。
 衣装は、最初は青系で塗り……でも、何か地味に見えたので、色々と弄って
あの色に。
 胸の紋章は、教団の紋章を簡略化したもの。つまり、彼女は教団主導で造られた訳です。
 髪は、あえて影もハイライトも入れませんでした。
 

 そして追記。『泥の中の月 3』本文のこの部分。
「8日前にそれに近いことをやってみた。ラ=ミュート済みの女性のソル=
シェルとドルイド2体、そしてソウルハンターチーム4名を乗せて往復してみたが、何も現れなかった」

 ここで書かれてる『ソル=シェルの女性』とは、神母教の双子の姉のリエッタ・
メルシス(レナ=クロフィーヌ)。
 敵がマヴ=メルであると予想し、とりあえず対抗できるリエッタを派遣した訳です。
 それが失敗したので、ルピエタの導入に踏み切ったのです。
 敵を誘き出すに多数の乗客役を乗せたら、ラ=ミュート済みのリエッタでは、
周囲の安全に配慮した戦闘が不可能なので。

 そしてメルマガに書いたように、後のエピソードでは成人の外見となったルピエタが再登場します。

 No150,2008/6/17

【去年マリエンバートで】      

 昨日の朝刊にて、アラン・ロブ・グリエ氏の訃報を知りました。
 フランスの作家で、映画『去年マリエンバートで』の脚本を書いた御方です。
『去年マリエンバートで』は、何も知らずに観ると、1000人中999人が寝る映画。
 舞台はバロック建築の豪奢なホテルで、主要登場人物は嫉妬深そうな顔の夫と妻、その愛人らしき男のみ。
 この映画には、ヒッチコックがカメオ出演してたと云うので興味を持って見て、そしてタイトルの印象的な地名を『ソウルハンター』に使ったのです。
 ついでに妻役を演じていたデルフィーヌ・セイリグは後年、ルイス・ブニュエル監督の『ブルジョワジーのひそかな愉しみ』にも出ていたけど、私はこっちを先に見ていて、彼女が出ていたのはロブ・グリエ氏の訃報を知って、あれこれ調べてから知った次第。
 
 で、『去年〜』の内容は……
 
 愛人「奥さん、去年マリエンバートで会いましたよね?」
 妻「う〜ん、そうだっけ?」
 夫「(あっち行け、間男)」ギロッ――以下、繰り返し。

 ↑3行で表すとこーなる……レネ監督にグリエさん、すみません。

 要は、人の『記憶と意識』に焦点を当てた映画ですが、この内容じゃ日本では
キムタクが出たとしても大コケするだろうな〜。
 しかし、これでヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を取ったのだから、ヨーロッパは懐が深い。

 日本だと、押井守氏がこれに近い作風でしょーか。
 押井氏監督の『アヴァロン』にも「記憶が真実なのか」みたいな台詞があったと思うのですが、そういえば、『アヴァロン』の主役の女性は黒髪で、『去年〜』のセイリグ嬢も黒髪でした。『アヴァロン』クライマックスはホテルっぽいし、主人公はシックなドレス姿だし、『去年〜』の人妻と共通項がありましたな。
 
 それより、フランス文学で困るのは文庫本が殆ど出てないってこと。
 分厚い数千円の本ばっかで安易に買えないっての。
 需要が無いってのもあるけど、絶版になったら古本屋頼み。
 ロブ・グリエ氏の小説も、私は古本屋で立ち読みしましたよ。
 イギリス文学でも、数年前に『アーサー王』の全訳が出たようですが、全巻
買ったら万札が飛ぶ訳で。
 オーブリー・ビアズリーのイラスト入りってのは魅力なのに……はぁ。
 
 
 そして、もう一つの訃報が市川昆監督。
 追悼でリメイク版『犬神家の一族』を放送してたけど…………うーん……
 前作には敵いませんねえ………

 なんか、役者の事務所の意向が大きいのか……宿の女中役の方は、細眉に濃い茶髪……
 宿の主人は某脚本家で、コントの扮装にしか見えないんですけど……

 もう旧作の脇役まで手を抜いていない姿勢はどこへやら………

 何より、松子役が………旧作の高峰三枝子さんが素晴らしすぎたと云うべきか、あのような貫禄のある女優さんて、今は見当たらない?
 今、あれに匹敵する松子役を出来そうなのは美輪氏ぐらいな気が……

 確か、フジテレビでドラマ化した際の松子役は三田佳子さんだったと思うけど、こちらも高峰さんには及ばず。
 ただし、三田氏御子息の騒動を見る限りでは、適役とも言えなくもない……
 皮肉な話です。

 No149,2008/2/20

【トップページカット解説】      

 トップページのジュディール嬢の衣装解説です。

 カットモデルのジュディール嬢は18歳時を想定して描いてます。
 衣装はアルルシャン神女の儀式時正装です。

 まず、上に羽織った〈表着〉は薄墨色、その下の〈打衣〉は灰桜色で着色してます。(モニターによって色が異なって見えると思いますが)

 そしてその下の飾り襟のある〈単〉は墨色、その下の〈内着〉は紅色。
 さらに下に重ねた〈小袖〉は薄い朽葉色と薄紅色。
 帯は青緑色になってます。

 〈表着〉と〈単〉は墨色系を着用する規則で、色の濃淡は特に規制なし。
 〈打衣〉〈内着〉〈単〉の色も規制なしです。
 ただし、帯の色は年代によって規制あり。
 10代は青緑、それ以下なら山吹色、20代〜30代は紅色、40代〜50代は紫、
それ以上は銀鼠色になります。
 その帯の下には着崩れ防止のために細い紐を2本巻いて結んでます。
 
 服の素材には毛皮や羊毛などは使いません。絹・麻・木綿を使用します。
 靴は木製の底に絹を張ったものを使用。

 髪は結い上げて木製のピンや紐で纏め、薄手の衣を結んでます。
 この衣の色にも規定はなし。
 ただし、神女の長は墨色と決まっています。
 飾りに付けている花は木製。
 神女の長のみが、玉石細工の花を付けます。
 関係ないけど、古代文明……ギリシャやエドプト等の遺跡から出て来た宝石細工には素晴らしいものがあり、中には現在では失われた技術で作られた物があるとか。惜しい話です。

 ちなみにミラルカの神官の儀式時の正装は青が基調で、墨色基調の神女とは異なります。
 墨色基調なのは、おそらく炭、大地と火の信仰と関係しています。
 
 ミラルカ神官がそれと異なるのは、彼らの使命ゆえ……。
 青は《天の真実》を意味する色であり、天と地を繋ぎ、あるいは乖離させる
能力ゆえなのでしょう。

 そのミラルカ神官と対極なのが、真紅を基調とした【銀の車輪の神女】。
 彼女たちは、《天の聖愛》を表す色を身に付けています。
 女神の化身である彼女たちは、聖母たる色に身を包んでいる訳です。


 No147,2008/1/16


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