関節リウマチの新しい検査:抗CCP抗体

抗CCP抗体測定の意義は?

抗CCP抗体は関節リウマチの患者様の89.1%に陽性で、リウマチでない方では91.5%陰性です(グラフ)。つまり抗CCP抗体が陽性の場合、関節リウマチである可能性が極めて高いということになります。
リウマチ因子は関節リウマチ以外でも32.4%陽性になりますし、関節リウマチでも18.7%割の方で陰性です。

右から順に
抗CCP抗体

リウマチ因子
IgG-RF
MMP-3
ガラクトース欠損IgG

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どのような場合に検査しますか?
例えば最近、関節が痛くなって「もしかしてリウマチ?」と医療機関をを受診するもはっきりした診断がつかない。「時間がたてば関節が壊れるらしいけど、リウマチかどうかわからない状態で抗リウマチ薬を飲むのも怖いし」といった場合に抗CCP抗体を検査することがあります。もし陽性の場合には、抗リウマチ薬の内服を考慮する必要があります。

興味深いこと
関節リウマチの発症10年以上前から抗CCP抗体陽性で、陽性の場合3年後に発症する確率が93%で、陰性の方と比較して37倍リウマチになりやすいという報告があります。
また抗CCP抗体陽性のリウマチ患者様では陰性の患者様に比較して関節破壊が起こりやすいという報告があります。