オルゴールの秘密・アカネヒメ物語1

はるひは、幽霊や妖精が見える目を持った子どもだ。
風早の街に引っ越してきたある日、見習いの神様であるアカネヒメとであう。

桜の木をよりしろにしているアカネヒメは、木を離れてどこかへいくことはできない。
不思議な力を持っているけれど、まだ人や獣の傷を癒すことしかできない。
まだまだ、若い、見習いの神様なので。

ちょっと勝ち気で、でも泣き虫で、街の人たちのことをいつも見ていて、
その幸せを祈っているアカネヒメ。
はるひはアカネヒメの友だちになる。

アカネヒメは、はるひの肩に乗っかれば、木を離れることもできるらしい。
神様を肩に乗せたはるひは、自転車に乗って街をゆく。
謎の幽霊少女を悲劇から救うために…。

アカネヒメとはるひのシリーズ第一作。

図書館のページへもどる