地下迷宮の冒険

魔法少女マリリンシリーズ第3巻

ある日、アルシャンの街で、連続殺人事件が起こる。
一方、ふしぎな眠り病が、ひそかに流行しはじめていた。
王子様の依頼で、マリリンの仲間たちは事件解決のために行動を起こしはじめるが、
マリリン自身は子どもだからということで、捜査からはずされてしまう。

そのころマリリンは、いつまでたっても上達しない自分の魔法の才能に、自信を失っていた。
そこへもってきて、マリリンを訪ねてきたお母さんまでが、
「いいかげん、叶わない夢はあきらめなさい」としかるのだ。

マリリンは、落ち込んだ気分のなか、「簡単な仕事だから」と紹介された、
「お姫様の遊びあいて」の仕事を引き受ける。
それは、王子様の妹のアリナひめとのたった一日の遊びで終わるはずだったのだが…。

街の下に広がる、古代の凍る湖で、マリリンは姫君をかばい、
ひとり戦う。絶体絶命な状況の中で知ったのは、
事件の意外な真相と、そして自分の夢に対する熱い思いだった。

図書館のページへもどる