妖精の森へ・魔法少女マリリン4

昔、地上にいた神々は、わけあって、人間たちをそこに残し、
天上の世界へとあがらなければならなくなりました。

もうそのそばで見守ってあげることも、
願い事を叶えてあげることもできない…。
人間たちを愛していた神々は、苦悩しました。

地上を去る神々は、だから一つの贈り物をしました。
あらゆる願い事を叶え、持つものに無限の力を与える魔法の王冠を。
これを使って、地上の人々を導き守りなさい、と、
王冠は代々その所有者としてふさわしい人々に託されてきました。

そうして
神々がいなくなった世界は、その後も神々の愛によって守られてきたのですが
ある日、魔法の王冠は、行方不明になりました。
その代の王冠の所有者が、王冠とともに姿を消したからです。

長い年月が流れ…

いま、世界を滅ぼそうとする闇の女神の復活の時が迫ります。
それをくいとめるには、消えた王冠を探すしかない。

マリリンと仲間たちの命がけの旅が始まるのでした。

王冠は見つかるのでしょうか?
そして、過去に王冠を持っていた人物は、なぜ、
王冠とともに姿を消したのでしょうか?

新しい仲間たちとの出会い、マリリンのほのかな恋、
街道や廃墟の島での死闘。
シリーズ最長の420枚の大冒険です。

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