■私のパリ■

I LOVE PARIS 


今、J.P.Iの仲間の何人かのモデルの皆さんも、
パリを訪れた事があるのですね。
訪れた人は皆、パリを好きになりますよね。 
それだけ、素敵な街でしたから。

*初めてのパリ*
私の初めてのパリは不安だらけでした。
事務所が決まるかなぁ・・・。
仕事ができるかなぁ・・・って。
(生きて帰れるかなぁ・・・もねっ!)
行くからには、ただでは帰れないという思いが、
いつの間にか、自分を不安にさせていました。
けれど、不安を感じている私に、見かねた神様?!は、
沢山のご褒美をくれたのも間違いないですねぇ。

飛行機はシャルルドゴール空港に夜遅く到着しました。
綺麗な夜景を見る余裕も無く、兎に角トランクを取りに・・。
しかし、待っても待ってもトランクが出で来ないのです。
スッゴク焦りましたよぉ。こんなこと在り得ない!って。
けれど、気を取り直し係りの人に伝え20分後にご対面。
あの時は、長年会えなかった身内にやっと会えた程の感動を味わいました。ふぅ〜。
その後、ひと月程一人暮らしをすることになるアパルトマンへ移動・・。
ラファイエットの傍にあるアパルトマンは、画家の方が所有し、
沢山の絵が飾られた小さなサロンの様でした。素敵でしたよぉ。
このアパルトマン迄は、タクシーで行くつもりだったのですが、
機内で隣り合わせになったフランス人女性の「オーレリア」が、
「友人に、送ってくれるよう頼んであげる。」と言ってくれ甘える事に。
正直とても不安でしたが、オーレリアの瞳がとても愛情に溢れてたので・・。
途中、セルフのガソリンスタンドに寄ったりしました。
「セルフだなんてパリは進んでるぅ。」と驚く私を、
(日本ではまだセルフがメジャーではなかったので)
オーレリア達が逆に驚き、3人で笑っていました。
不安で一杯だった私の心は、数時間後に少し穏やかになっていました。
オーレリアは、エッフェル塔の近くに家族と住んでいるそうで、
私の滞在期間中、パリとミラノで偶然に出会ったりして、これは更なる感動でした。
こうして無事送り届けてくれた二人に心から感謝し、
車は、オペラ座の方向へ消えていきました。
たいした会話は出来ませんでしたが、とっても幸せな時間でした。
アパルトマンへ到着後、直ぐに部屋から宮本さんへお電話・・・。
「お疲れ様ぁ。明日から事務所周りだから、今日はゆっくり休みなさい。」と。
優しかったぁ。この言葉で、日本からずっと抱えていた不安が消え、
明日から始まるドキドキの日々に、気持ちが切り替わったのを覚えています。
それにしても、パリ初日は、トランクが無かったり、
オーレリアに親切にしてもらったり、
アパルトマンの鍵がなかなか開かず焦ったり、宮本さんに救われたりと、
浮き沈みの激しい日でした。
そのせいか、寝つきが悪く、
見ても分からないフランスのテレビをBGMに、
次の日に着る洋服の支度をしたりして・・・。
この時間は、次の日を思いドキドキでしたねぇ。

こんな感じの初日でした。この続きはまた何時か・


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