出資金ってなあに?

ところで生協てなあに?

生協とは[生活協同組合]を略した言い方です。くらしのなかでの願いや生活課題にたいして、地域の人々が助け合って運動し、事業運営に参加し、くらしを向上させるために集まった自主的な組織です。生協には、地域や職場で商品の共同購入や販売をしている購買生協や学校生協、共済生協、住宅生協、医療生協などがあります。

北九州保健生協は、北九州市内で約1万世帯の組合員が参加し、よりよい医療、福祉の実現をめざして「大里おおかわ診療所」・ヘルパーステーション「うらら」などの医療機関、介護事業所を運営する北九州市内で唯一の医療生協です。

組合員になれるの?
どうすれば

だれでも出資金を一口(3000円)以上出すことで保健生協に加入し、組合員となることができます。加入されますと同世帯の家族の皆さんも組合員と同様の扱いとなります。出資金とは保健生協を運営していく「元手」のことです。出資金は「株」や「預金」ではないので、配当や利息はつきません。組合員要求実現のために有効に活用します。移転などで脱会するときは全額お返しします。加入されたら組合員証を受け取り、生協の施設やサービスを利用するときは、この組合員証を提示して利用します。

生協に加入する(組合員になる)ことは、出資金(お金)を出すことからはじまります。生協法という法律で「組合員は出資一口以上を有しなければならない」と決められています。出資額の金額については各生協毎に定められています。

出資金は「寄付」ではありません。その違いは、出資する事によって、生協の運営に参加し、利用する権利を得ることができることです。また、組合員は出資額の大小によって差別されず、みんなが同等の権利をもっています。出資金は、医療、介護の施設や、医療機器設備の充実、さらには健康なまちづくりに役立っています。