No.54 毎週月曜日発行   世界でただ一つのケビン・スペイシー新聞   編集チーム/K.S. コンフィデンシャル
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9/18/2000  Updated Weekly News Magazine
原稿募集
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ROADSHOW
     
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Skip mag 99年

Mr.Showbiz 00年2月

60ミニッツ 00年2月

iCAST独占インタビュー
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ゴシップ
ゴシップ記事抜粋

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本・スクリーンプレイ他

バックナンバー
    スペイシー新聞

▼1999年版インデックス
  第2号〜第18号まで

第19号 (00/01/05)
  ・冬休み号
第20号 (00/01/10)
  ・新春特別号
第21号 (00/01/17)
  
・Radio Times発言
第22号 (00/01/24)
  ・ゴールデン・グローブ賞
第23号 (00/01/31)
  ・GG賞続報
第24号 (00/02/07)
  
・SAGノミネート、意識調査
第25号 (00/02/14)
  ・アイリッシュ映画祭
第26号 (00/02/21)
  ・オスカーノミネート
第27号 (00/02/28)
  ・60min発言、ベスドレ
第28号 (00/03/06)
  ・英アカデミーノミネート
第29号 (00/03/13)
  ・特集:アンケート
第30号 (00/03/20)
  ・俳優組合賞受賞
第31号 (00/03/27)
  ・アカデミー賞
第32号 (00/04/03)
  ・チャット報告、アカデミー
第33号 (00/04/10)
  ・Star誌、エイプリルフール
第34号 (00/04/17)
  ・英国アカデミー賞
第35号 (00/04/24) 
  ・MTV映画賞 TBK公開
第36号 (00/05/01)
  ・ピンクパンサー否定
第37号 (00/05/15)
  ・大統領晩餐会に出席
第38号 (00/05/22)
  ・The Big Kahuna拡大
第39号 (00/05/29)
  ・ジュリアード名誉博士号
第40号 (00/06/05)
  ・Hurlyburly公開決定
第41号 (00/06/12)
  ・SWSのDVD発売
第42号 (00/06/19)
  ・H・クリントンの支援
第43号 (00/06/26)
  ・TBKDVD、ビデオ発売
第44号 (00/07/03)
  ・TBKの脚本がノミネート
第45号 (00/07/10)
  ・俳優組合ストライキ寄付
第46号 (00/07/17)
  ・「Pay It Forward」続報
第47号 (00/07/24)
  ・誕生日特集
第48号 (00/07/31)
  ・新作情報
第49号 (00/8/7)
  ・Kevin in London
第50号 (00/8/21)
  ・Pay It Forward公式サイト
第51号 (00/8/28)
  ・キャスティング〜公開日
第52号 (00/9/4)
  ・「AB」ビデオレンタル
第53号 (00/9/11)
  ・「PIF」日本公開予定
 ▼00年詳細インデックス

出版物
▼写真集(芳賀書店)
  「ケヴィン・スペイシー」
▼「危険な香りの男たち」
  (近代映画社)

■募集
 ▼スペイシーの映画や
 彼自身に関するコラムを
 お寄せ下さい。
  ・メール宛先
  kint@clubaa.com

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    メンバー紹介
USオープン・テニス観戦Pay It Forward ペーパーバック版
■Kevinは9/10(日)、NYのナショナル・テニスセンターで行われた全米オープンテニス男子決勝、P・サンプラス(アメリカ)vs M・サフィン(ロシア)戦を観戦した。
野球帽にサングラス姿のKevinが、やはり観戦に来ていたヘレン・ハントと言葉を交わしているところが、TVで放映された。
試合は、6-4、6-3、6-3のストレートでサフィンがベテランのサンプラスを破り、初優勝を果たした。

映画俳優協会のストライキに資金援助
■Kevinは、5/1からストライキに入っている「Screen Actors Guild(SAG)」と「American Federation of Television & Radio Artists(AFTRA)」に、10万ドルを援助した。このストライキは、TVCMの再放映権料の値上げについて争っているもので、Kevinは「SAGの協会員の80%が、年収5千ドル以下なのを忘れないでほしい。この事を公表しなければ、俳優達は誰もが、豪勢な生活をしていると思われてしまう。」と声明を発表した。9/10(日)のエミー賞受賞式に出席したマイケル・J・フォックス、ジャック・レモン等のスターは、金色のリボンをつけ、このストライキを支援する事を表明した。

引退した俳優達のイベントに出席
■Kevinは10/24(火)、Kate Edelman Johnson宅で行われる「Motion Picture & Television Fund's Country House & Hospital(MPTF)」のイベント「Remembering Our Past」でホストをつとめる。同世代の俳優200人を招待して、MPTIFについて喚起を促す予定だそうだ。
MPTIFは、引退した俳優達のいわゆる老人ホームで、Kevinはチャッツワース高校時代にもここを訪れ、クリスマス・キャロルを歌ったりしたと述べている。

People誌でベスト・ドレッサーに
■Kevinは9/8(金)発売の「People」で、「ベスト・ドレッサー」の1人に選ばれた。
これはさまざまな分野の審査員が選び、1980年から20年間続く、一般に影響力の大きい賞の1つ。
Kevinのファッションについては、歌手のSisqoが「着こなしを知っている」と、すべての候補者中もっともカッコいいとしている。
モデルのMia Tylerも「スーツがベストね」と述べ、デザイナーのDana Buchmanは、「ワイルドではなく、親しみやすい」として、ジャケット、ネクタイ、ジーンズのシンプルなファッションについて賛辞を送っている。また、クイズ番組の司会者Ben Steinは、「彼は大人で、大人らしい格好をする」と絶賛している。
※ベスト・ワーストドレッサーリスト(下記URLをコピー&ペースト)
http://people.aol.com/people/daily/story/0,5247,54200,00.html

     *「People」に取り上げられているKevinのファッションは3種類。
@「The Big Kahuna」LAプレミア('00年 4月)
Mia Tyler:「シンプルなスーツがよく似合っている」
Ben Stein:「完璧。紳士的で控え目なビジネスマンのようだ」

A「ファイトクラブ」LAプレミア('99年 10月)
ナイロンのジャケット、ジーンズ、サングラスというスタイル。
Elie Tahari:「'50年代のパイロット・スタイル。カジュアルでステキ」
Ben Stein:「めちゃくちゃカジュアルでいい」
Dana Buchman:「可愛い。力を入れすぎてないってカンジ」
Sisqo:「彼はいつでも清潔でカチっとしてる」

B「Walk of Fame Star」授賞式('99年 10月)
プラダのスーツ。
Mia Tyler:「このスーツの型は完璧」(その他、クツとベルトも上げている)

「The Big Kahuna」ロンドン映画祭で上映
■11/1(水)〜11/16(木)に行われる「ロンドン映画祭」に、「The Big Kahuna」が出品される事が決定した。上映は、11/5(日)18:15〜、「Odeon West End 2」にて。

「Pay it Forward」の予告編完全版
■「Tom's Movie Buzz」というサイトで、「Pay it Forward」の劇場用予告編を見る事ができる。
これまでの見る事ができた物より長く、Kevinの授業風景等のシーンもあり、劇場用予告編の完全版だと思われる。(下記URL) QuickTime Playerが必要。
http://a0.g.akamaitech.net/7/0/25/05a308f0306309/www.payitforward.com/

■オフィシャルサイトもアップされKevinの写真も増えた。
http://www.payitforward.com/                              (K)


カレンダー
9/30(土) キャスティング・ディレクター」公開/渋谷シネパレス(東京)
 10月末公開予定/KBCシネマ(福岡)
10/20 Pay It Forward」全米公開
10/27(金) 「American Beauty」日本でのビデオレンタル・発売開始
10/28(土) 東京国際映画祭開幕 期間:10/28〜11/5
11/1 ロンドン映画祭(LFF)開幕 The Big Kahuna参加 期間:11/1〜11/16
12/末 「Ordinary Decent Criminal」公開予定/銀座テアトルシネマ(東京)
正月/2001 「Pay It Forward」日本公開予定/ワーナー系



スペイシーQ&A
Q = WOW WOWやBSで時々ステージ物が放映されますが、彼の<氷人来る>のブロードウェイ又はロンドン公演はテレビ局にリクエストすれば、放映される可能性はありますか。
Name = まやさん,


前回回答の補足)WOWOWの方はよく知りませんが、BSに関しては知り合いがいる関係で聞いたことがあります。まず海外の演劇や授賞式等に関しては放映権がバカ高いそうです。なので、再放送というカタチが少ないワケです。

また、アメリカで放送されたからといって日本での放送の可能性が高くなるということはないそうです。ただし、そのお金を出すスポンサーが居れば別なんですけどね。それか演劇自体のスポンサーがめっちゃお金出してくれていて、放映権が安い場合もあるそうです(でも稀)。

「だから再放送してくれ!とかあの演劇が観たい!とリクエストされても困ってしまうのが現状」とは知り合いの言葉。その人が言うにはかなり年数が経ってしまったものとかは放映されるかもしれないが、絶対とは言い切れないんだそうです>リクエスト。たまたま安い放映権の演劇とリクエストが合致すれば良いんですけどね(^_^;)。

ただWOWOWについてはわかりません。一応、自分の知ってる範囲のみです。(なおさん)

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これまでのQ&Aを読む


TSN 一周年記念アンケート
「第1回 あなたの好きなケヴィン・スペイシーの映画作品は?」結果発表!!!

週刊「The Spacey News」一周年を記念して、TSN51号紙上で行われたアンケートの結果を発表いたします。有効投票数85票、みなさんの選んだナンバー1 Kevin映画は・・・

1位 「ユージュアル・サスペクツ」(得票数23票)

計算し尽くされた脚本、いやが上にもサスペンスを盛り上げる演出、アッと驚くエンディング!
ミステリー映画の醍醐味を満喫できるこの作品は、「'90年代ミステリー映画のマイルストーン的作品」との呼び声も高い傑作。

主要登場人物中、女性は華やかとは言えないスージー・エイミスだけ。おまけに出てくる男はほとんどが犯罪者。(K)
今年劇場で上映されたのを観たが、シネマスコープサイズを持て余してるかのようで、映像に関しては期待外れだった。内容が優れているだけに残念。(オーロラ)

2位 「交渉人」(得票数19票)

ありがちなアクション映画とは違い、頭脳戦にポイントを置いたところがミソ。
ドンパチやって人がたくさん死ななくても、緊迫感が盛り上がる事を証明した。Kevinファンを大量に増やした記念碑的作品。

主要登場人物中、女性は上手いとは言えないリジーナ・テイラーだけ。おまけに出てくる男はほとんど40代以上。(K)
カッコイイ俳優がカッコイイ役を見せてくれるのも映画の醍醐味。(オーロラ)

3位 「ザ・プロデューサー」(得票数10票)

舞台劇を思わせる密室構成と個性的な登場人物が、先の見えないストーリーを盛り上げる佳作。
Kevin出ずっぱりのファンにはたまらない作品。

主要登場人物中、女性は美人とは言えないミシェル・フォーブスだけ。おまけに出てくる男は全員変人。(K)
Kevinが出ずっぱりなわりには、フランク・フォエリーよりカメラがいつも引いてたぞ(怒)
(オーロラ)

3位 「L.A.コンフィデンシャル」(得票数10票)

複雑な原作を、たった1つのキーワードで見事に表現した脚色、'50年代LAの華やかさと暗黒面を完璧に描き出し、その上でサスペンス感をそこなわない絶妙な演出、観客をその時代へ引き込む映像、重くムーディーな音楽、魅力的で人間的な登場人物、爽やかなエンディング!
どれを取っても文句ナシの傑作。

主要登場人物中、女性は若いとは言えないキム・ベイシンガーだけ。おまけに出てくる男は全員どこか悪人。(K)
忘れかけていた男たちの凛々しさと、女の健気さを感じさせてくれた。(もう一人の私がそんなのは幻想・・・と言っている)(オーロラ)

5位 「アメリカン・ビューティー」(得票数8票)

スキのない脚本、客観的で冷徹な演出、美しい映像、印象的で不思議な音楽。笑えて泣けて、そしてじっくり考えさせられるこの作品は、すべての要素が絶妙なバランスでかみ合った、非常に完成度の高い傑作。

主要登場人物中、女性と男性が半々に出てくる、上位の中でたった1つの作品。
やっとか・・・(^_^;(K)
観念的な脚本で、正直言うとあんまりわからない(^^; 作品のスケールも疑問(オーロラ)

■お知らせ まだまだ続く「TSN 一周年記念アンケート」。次回のお題は? 乞うご期待!




私的俳優名鑑 ハーレイ・ジョエル・オスメント

Haley Joel Oament (1988.4.10 - )
シックスセンス■99年の「シックス・センス」は、全世界で6億6千万ドル(約690億円)をも稼いだ。トップの「タイタニック」から数えて、歴代9番目の興行収入だ。ハーレイ少年の無垢で、ひたすら悲しみと恐怖に耐える表情の写真を見たら、やっぱり女性は映画館に出向いてしまう。ブルース・ウィリスの人気もあるが、彼のキャスティングも成功の一因だろう。
さらに演技力も高く評価され、放送映画批評家協会賞、ゴールデンサテライト賞、MTV映画賞、オンライン映画批評家協会賞、ヤングアーティスト賞でそれぞれ新人賞や助演男優賞を受賞した。また、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、俳優組合賞、その他にノミネートされ、スペイシーと共に彼の可愛いタキシード姿を何度も目にした。Photo

88年、LAに生まれた。父親も俳優だが目立った役はない。母親は教師。92年、両親と家具店に行き、買い物を待つ間プレイルームで遊んでいた。その姿がキャスティング・エージェントの目に止まり、ピザハットのCMに出演したのがきっかけで、94年、「フォレスト・ガンプ」のトム・ハンクスの息子役に抜擢。「マーフィー・ブラウン」(キャンデス・バーゲン主演)などTVドラマの出演も多い。
また妹のエミリー(92年生まれ)もTVや映画に出演している。
「スター・ウォーズ エピソード 1」のアナキン・スカイウォーカー役のオーディションを受けたが、こちらの方は連絡がなかったとか。
「シックス・センス」の出演後、二度来日して多くの取材や写真撮影に応じた。「この映画がすごい」(99年12月号)のインタビューでは、
『自然保護に興味があり、保護運動をするために政治家にもなりたい。将来ジョディ・フォスターのように、イエール大学に行って演技学科で勉強したい』としっかりした受け答えをしている。
これから予定されている作品は、スピルバーグ監督でジュード・ロウ共演のSF映画「A.I 」。契約金(推定)は200万ドル(約2億1000万円)。さらに「Edges of the Lord」 (2001年)。
12歳といえば身心の成長期。あたたかく見守りたい。
(オーロラ)
 吹き替えはどない?!

*菅生隆之
(バド・ホワイト:ラッセル・クロウ)

■文学座に所属する役者さん。昔のドラマにも出ていたようだし、蜷川幸雄氏の舞台にも何度か出ているようだ。
1本は見に行ったことのある舞台だったが、まったく記憶にない・・・。
俳優としての彼を見た(記憶なし)ことはないが、声優としての声は何度か聞いたことがある。
アニメの方でも何本かはあるが外画の吹き替えが多い。
「ER」のマイケル・アイアンサンド(未見)、「GOZILLA」のジャン・レノ、
「追跡者」のトミー・リー・ジョーンズなどである。
それではどんな声なのか?一言で言えば低い。
と言うより、中年声である。
特別、これと言った特徴もないように思うが、外画の吹き替えらしい声ではないだろうか。
声優というのは何歳の役でもこなさなけばならないからか、実年齢が分からないことが多い。
たまたま私が見た役の年が似ていることもあってか、さほど声の変化を聞くことはできなかった。
出来ることなら、もっと違った役をしてもらい、見ている方を呻らしてほしい。


(いもこ)




 連載  〜ジョン・マルコヴィッチの世界〜

「第6回 マルコヴィッチの穴の中」

 (各画像は開いたページに記載されているURLをクリックすると見ることができます)
俳優としてのマルコヴィッチの経歴から、彼が「怖い」「不気味」なだけの怪優ではなく、非常に幅広い演技力と魅力を持った名優である事はご理解いただけたと思う。最終回は、彼の素顔に迫ってみる。

★家庭環境
まずは生まれた家庭から。父のDanは環境保護活動家、母のJo Annは新聞記者、Danny、Melissa、Amanda、Rebeccaの兄弟姉妹がいる。
5人兄弟の何番目かはわかっていない。ごく普通の中流家庭ではあっただろうが、知的な家庭であった事も想像できる。
父親はすでに亡くなっている。
では現在の家庭はというと、家は南フランス、プロヴァンス地方の片田舎にある。当然マルコヴィッチも普段はここに住んでいる。
妻ではないが、9年間一緒に暮らす女性がいて、この女性との間に子供が2人いる。Amandineちゃん(9歳)とLowey君(7歳)。
マルコヴィッチは意外と子煩悩らしく、インタビューでもよく子供の話をする。
オフの時には子供と一緒にミュージカル「ライオン・キング」を観に行ったり、マクドナルドへ行ったりするそうだ。
また、LAにも家があり、この家については「ELLE DECO '96年10月号」と「Vogue '93年(何月号かは不明)」に写真入りで、外観と内装が紹介されている。中近東スタイルの家で、丸いプールがあり、内装も非常に美しい。

★結婚歴
モテる男で有名なマルコヴィッチだが、実は案外堅実な恋愛経歴の持ち主。
'82年、ステッペンウルフ劇団の早期メンバーの1人、Glenne Headly('55年生まれ)と結婚。
Glenneとは「哀愁のエレーニ」('85)、「新生人Mr.アンドロイド」('87)で共演している。
その後、「危険な関係」('88)で共演したミシェル・ファイファーと噂になる。1度は妻の元に戻ったものの、結局'88年に離婚。
ミシェル・ファイファーも同年に離婚したが、この恋は実らなかった。
そして'90年、アジア学の教授で「シェルタリング・スカイ」の助監督だったNicoletta Peyranに出会い、現在に至っている。
このイタリア人女性Nicolettaとは、正式な書類上の結婚はしていないそうだ。
しかし、公の場にも同伴し、家族一緒の写真も公表している事から、事実上の妻と言っていいだろう。
その他、同じく劇団のメンバーであるLaurie Metcalf等とも噂になった事があるが、なんと言ってもスゴイのは、「メフィストの誘い」('95)で共演したカトリーヌ・ドヌーブだろう。この噂が本当かどうかはわからないが(当然当人は否定している)、フランスの大御所女優と噂になるあたり、タダ者ではない、という感じがするのは確かだ。

★趣味・好み
映画は「非常にバカげている」ので、ほとんど観ないというマルコヴィッチは、オフの時には子供と一緒に過ごしたり、詩や小説を読んで過ごしているそうだ。だが、そんな彼があげた好きな映画は「市民ケーン」。意外と普通の好みに思える。
好きな俳優は、共演したダスティン・ホフマン、グレン・クロース、ミシェル・ファイファーの他に、ジミー・スチュワート、ゲイリー・クーパーの往年の名優から、ゲイリー・オールドマン、アンソニー・ホプキンス、ロバート・デニーロのベテラン演技派、ウィリアム・ハート、ショーン・ペン、メル・ギブソンなど。女優では、メリル・ストリープ、イザベラ・アジャーニ、ジュディ・デイヴィス等の他に、ドリュー・バリモアをあげている。実はもっとあげているのだが、多すぎて書ききれない。
「映画は観ない」と言っておきながら、これだけバラエティに富んだ俳優を並べているのも面白い。

音楽は、トロンボーン、サキソフォン、ギターを演奏し、Nina Simone、Bob Dylan、Snoop Doggy Doggが好きなアーティスト。
アニー・レノックスの「Walking in Broken Glass」のミュージック・ビデオにも出演している。
その他、Marchand Melcherのアルバム「Shining Star」('92)では、サキソフォンを演奏しているそうだ。

大変なチェーン・スモーカーで知られるマルコヴィッチの好みの煙草は、フィルターなしのCamelか、Marllboro。
舞台などのためにしばらくの間禁煙しても、またすぐに吸い始めてしまうそうだ。

スペインが好きで、マドリードのレストランでよく目撃されている。
ミシェル・ファイファーとの噂で騒がれた時期には、マドリードの友人宅にこもっていたそうだ。
初監督作「The Dancer Upstairs」(公開未定)はスペインが舞台の話で、スペイン人俳優を使う事にこだわったのも有名な話。
この作品の編集は、マドリードの友人宅で行われた。
マドリード市内でケンカを止めに入り、ワイドショーに出演した事もある。
また、最近はホテル経営にも力を入れている。現在、南フランスとウェールズ(UK)にホテルを所有しており、このホテルの内装デザインは、友人のイギリス人インテリア・デザイナーのものだと言われている。
未確認情報だが、南フランスの方はマルコヴィッチ自身がデザインした、という話もある。

★ファッション拡大
オシャレには定評のあるマルコヴィッチ。「着る物にはこだわりがある」と本人も言っており、ファッション通としても有名。
プラダ、ヨージ・ヤマモト、コム・デ・ギャルソン、ポール・スミスのモデルも経験している。
また、ファッション・デザイナー、べラ・フロイト(フロイト博士のお孫さん)のファッション・ビデオを2本監督している。
1本は「This Lady Behaves」で、恋人にフラれたさえない女の子が、自分を変えるためにエチケット・スクールに行く、という話。
もう1本は題名は不明だが、津波から身を守るためにゴムのスーツを作った男の話。東京の地下鉄が出てくるそうだ。
さらに、子供の名前はデザイナーにちなんで名づけた、という徹底したこだわりぶり。
この経歴からも想像できる通り、マルコヴィッチは私服も非常にオシャレだ。しかも、着こなしがまた素晴らしい。
背が高く、顔が小さいという身体的な利点もあるが、自分に似合う服を上手に選ぶセンスには脱帽。
'90年頃から、映画の中でもよくしている左小指の指輪をはじめ、メガネや帽子、時計、バッグ等の小物使いにもセンスが光る。
スーツはここ数年はほとんどプラダの4つボタンだそうで、色も深緑、濃紺、グレー等数種類。
'95年のカンヌ映画祭では、上下白のスーツに、黒の帽子、使い込んだ茶色のリュックという姿だった。(このファッションの1部は、「ザ・カンヌ・プレイヤー」('96)で見る事ができる。)

★その他
映画以外の活動では、「サタデー・ナイト・ライブ」出演を特筆すべきだろう。'88年、'93年と2度のホストをつとめている。
また、「Late Show with David Letterman」にも1度出演しており、俳優として1本立ちする前には、森林伐採員、スクールバスの運転手、雑貨屋の店員、本屋の店員、皿洗い等の仕事もした事を語っている。

もう1つ、これは個人的に気付いた事なのだが、マルコヴィッチはどうやら両ききのようだ。
映画の中でも左手で字を書くシーン(「ガラスの動物園」)、右手で字を書くシーン(「危険な関係」他)の両方が出てくる。
また「仮面の男」では二刀流だった。サインをする時は左手でするそうだが、右手でサインをしてもらったというファンもいる。

★インタビュー
「マルコヴィッチの穴」が成功したのは、マルコヴィッチが一般的に「ミステリアス」というイメージを持たれているのが、大きな要因である事は事実だ。だが、ここまで読んでもうお気付きだろうが、実は結構プライベートを公表している。
それなのに「ミステリアス」と言われる原因は、インタビューにあるのだ。
マルコヴィッチは非常に独特なスタイルでインタビューに答える。そのスタイルとは、高い声とソフトで静かな話し方で、インタビュアーの方ではなく、まったく別の方向を向いて上の空(に見える)で話し、しかも内容はなんだか哲学的。
まったく捉えどころのない受け答えをしているように見える。
そのため、記者の間では「インタビュー嫌い」「気難しい」「自意識過剰」といった評価をされる事も多々あり、「俳優ジョン・マルコヴィッチを演じている」と取られている。
実際本人も「日常的に『ジョン・マルコヴィッチ』を演じているような気がする」と言っており、共演者にも同様に思われているらしい。
普通はインタビューを読んだり、記者会見を見たり、プライベートについて調べたりすると、多かれ少なかれ、その人の人となりがなんとなく見えてくるような気がするものだが、マルコヴィッチに関してはそれが非常にわかりにくい。
確かにミステリアスで捉えどころのない人なのだ。
ただ1つ、ハッキリとわかるのは、彼は知的で感受性豊かな精神を持った人だろう、という事。これは趣味の良さから想像できる。

不気味で怖いイメージ、ミステリアスでセクシーなイメージ、知的でエレガントなイメージ、コミカルでユーモラスなイメージと、出演作の中だけでなく、個人としても、マルコヴィッチはたくさんのイメージを見せてくれる、非常に稀で魅力的な俳優なのだ。

■お知らせ
長い連載にお付き合いいただきありがとうございました。
私にこの連載を書かせる原因となった映画「マルコヴィッチの穴」は、9/23(土)から全国松竹・東急系で公開されます。
この連載を読破された方は、マルコに関する予備知識は十分。満を持して、公開をお待ちください。(K)

 
電影世界  
日本の観客動員数は、9/9公開の「60セカンズ」ニコラス・ケイジ、アンジェリーナ・ジョリーがトップに。9/23(土)に「マルコヴィッチの穴」が公開される。(Yahoo! ぴあ)水曜日更新。

USボックスオフィス 1位はキアヌ・リーブス、ジェームズ・スペイダーのスリラー
The Watcher」。
9/8、「ユージュアル・サスペクツ」脚本のクリストファー・マックァーリー監督・脚本による「The Way of the Gun」が公開された。出演はライアン・フィリップとベニチオ・デル・トロ、ジュリエット・ルイス。
ボックスオフィス最終データは火曜日更新。


9/16カナダのトロント映画祭が閉幕した。 Cinema Clip

9/10、エミー賞の第52回授賞式が行われ、ドラマ部門最優秀賞には、ホワイトハウスをモデルにしたNBCの「ウエストウィング」が選ばれた。 また、コメディー部門でも、同性愛の男性とその女性の友人を描いたNBCの「Will & Grace」が最優秀賞を受賞。

 
編集長  ケビン歴:「摩天楼を夢見て」から
剃った眉毛、眼鏡、おいしい役、たまらんっ!
オリンピック開幕!開会式での北朝鮮と韓国の合同行進には、マジで感動した。商業主義との批判もわかるが、やっぱりLove&Peaceよね。
編集 
いもこ
ケビン歴:交渉人から。
これから先、一生!
オリンピックが始まった。
テレビに向かって叫ぶ毎日・・・。
編集
dusk
ケビン歴:気がついたら オリンピック・・・全然見ていない。ちょっと取り残された気分だけど、時差が・・・。
雑用 
オーロラ
ケビン歴:LAコンフィデンシャルから マラソンと同じ距離を歩いたことがある。
8時間かかった(だからってなんなのよ)

情報をお寄せいただいた方々に心から感謝いたします。 
記事の転載を禁じます/編集グループ:K.S.コンフィデンシャル

kint@clubaa.com
 

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