1階 絶滅した動物たち

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サラソメドン Thalassomedon Thalassomedon hanningtoni

 白亜紀後期、現在の北アメリカは中央部に海水が入り込んでいた。体長10mを越す巨大な長頚類、サラソメドンがこの海域で海面近くを漂っている。サラソメドンは体の約半分が首であり、先の方はしなやかに動いたようだ。小さな頭部、特に下顎には巨大な尖った歯が30本近く並んでいる。魚やイカの仲間を食料としたのだろう。
 目の前を行く個体は、突然深く潜り込み、大型アンモナイトの群に飛び込んだ。しかし空腹ではなかったのか、逃げまどうアンモナイト達を後目に、悠然と泳ぎ去る。
※アンモナイトは復元模型ではなく、コンピューター上で描いたものです。

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